土手のジョギング18・土手の野の花➌   
菜の花の土手 彼岸花の土手のジョギング① 

桜草自生地から駐車場に戻る道の車止めに咲いていた高さ20cm程の青い花・セリバヒエンソウ

約三週間前に訪れた広い桜草自生地を訪ねました。
 県境の村の花と木土手の野の花一覧
野の草花を愛でながらの桜草自生地へ・2020年4月28日
ジョギングする土手の野の花スライド
土手に密やかに咲く可憐な野の花の画像をニコンのイメージ・スペース・土手に咲く野の花のスライドでご覧いただけます。現在作業中の為野草の名前等が違っている場合もある事をお許しください。

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4月27日のジョギングの途中、コース脇の小さな桜草自生地の可憐な花が未だ見頃な事が分かり翌日今度は野草を見る為にやってきました。この自生地は少し離れた場所にある広い自生地の補助の役目があるようです。天候・昆虫等で桜草が消えるような時に備えているようです。2020.04.28

河川敷に広がる桜草自生地を振り返っています。自生地脇の駐車場が昨年秋の台風19号の災害からの復旧の途中で車で訪れるにはかなり歩かなくてはなりません。そのせいか人の姿は見えませんでした。

多分来年の桜草の季節はこれ程静かではないでしょう。これから坂道を登りそして下る事になります。2020.04.28

 

戻り道の途中、木々の間から川の流れが望まれます。かなり濁った水の川岸に白鷺らしき鳥が餌を狙って佇んでいる姿が望まれます。鳥には詳しくないのですが、多分ダイサギと呼ばれる大型のシラサギに見えました(違っているかもしれませんが)。鳥も私に気付いていません、力を抜いた自然の美しい姿に感動しました。

70m程の距離がありますが、3代目のニコンのコンパクト防水カメラは結構遠距離の鳥の姿を写すことが出来る事が分かりました。駐車場への帰路も野草を探しながら進む事にします。2020.04.28

 
オオアラセイトウ又はショカッサイ(諸葛菜)又はムラサキハナナ(紫花菜)、花ダイコン

白鷺を写した川岸に紫のオオアラセイトウ(花ダイコン)の群落がありました。2020.04.28

今までこれ程花ダイコンを念入りに大きく撮影したことが有りません。紫の花はやはり高貴な雰囲気を感じさせてくれます。てっきり大根の花と記憶していましたが、オオアラセイトウ又はショカッサイ(諸葛菜)、ハナダイコン、ムラサキハナナ(紫花菜) とも呼ばれると四季の山野草等のサイトに書かれていました。訂正させていただきます。 2020.04.28

 

今までは素早くシャッターを押してそれ程関心を払う事の無かったムラサキハナナ(中でも美しい名前に思えます)の花の美しを見直してしまいました。2020.04.28

セリバヒエンソウ

アスファルトの道路を駐車場に向かって下って行きました。何故こんな場所にと思うアスファルトの車除けに美しい紫の花が根を下ろしていました。草丈は20cm程、複雑な花の形と花の色、そして土の無いコンクリートの上に根を張っている姿に感心してしまいました。2020.04.28

楚々とした静かな花の姿はその強い生命力と釣合いがとれていません。サイトでこの花の名前を調べたのですが見当たりませんでした。名前が分かり次第訂正するつもりですが、果たして見つけられるか自信がありません。

掲載後私が常々頼りにしている”四季の山野草”と言うサイトでこの美しい花の名前が分かりました。キンポウゲ科の野草・セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)と言う花と書かれていました。その中の解説で燕の飛ぶ姿に似ている事から名付けられたと書かれていますが、偶然横からの写真を掲載したのでその説明とぴったりと合致しました(サイトにも書かれた居ますが、私にもトンボが飛ぶ横からの姿が目に浮かびますが)。花の名前に疎い私はこれまでも幾度となくこのような多くの植物のサイトの人々に助けられてきました。2020.04.28

 

ユウゲショウ

名前が分からない青い花から10m程道を下って行くと車除けのコンクリートの際にひときわ目立つ桃色の花が咲いていました。

青い花と言いこの桃色の花と言い何故このようなコンクリートの車除けの脇に根を下ろしたのか不思議な事です。突然降り出した雨の滴を花弁に残して平然と花弁を開かせていました。2020.04.28

アスファルトの上に流れ下って来た僅かな土の上に安住の地を定めた名前も艶めかしいユウゲショウ、何処かに子孫が残せることを願っています。2020.04.28

この後、このユウゲショウの花を頻繁に見るようになりました。優雅な姿に似ずかなり旺盛な生命力の野の花のようです、最もそれこそ野の花ではありますが。

コメツブツメクサの群落の中に競うように咲くユウゲショウの群れです。

ネズミムギ

二つの優雅な花の後には如何にも癖のあるそうな模様が強いインパクトを与えるネズミムギが群落を作っていました。

かなりしぶとい野草に見えます。それでもただ葉っぱだけの野草では風景の足しになりません。パラパラと雨が落ちてきました、風までも強まり一転俄かに空が暗くなってきました。ネズミムギも大きく重たい先端部を風に揺らしていました。よく似たカラスムギよりネズミムギの方が目立つようです。

家に戻る頃には車のワイパーが忙しくウインドウ・ガラスを往復するほどの強い雨が落ちてきました。

 

アメリカフウロウ

平らな駐車場に戻ってきました、ここには土の地面が広がっています。桜草自生地への途中で出会った、優雅なアメリカフウロウの群落が再度出迎えてくれました。2020.04.28

 

27日のジョギング、この28日の散策と二日続けて土手にやってきました。幾つかの美しい野草に出会う事が出来ました。今まで野の花と言えば、山の花ばかり関心がありましたが何年も通っている土手にもこれ程の野の花があった事に驚きかつ喜びを感じています。春の土手の野草を楽しんだことでこれからのジョギングにも大きな目的が加わる事になります。そしてそれはジョギングを今後も継続する大きな支えになってくれるに違いありません。2020.04.28

 

06/10/2020
土手のジョギング⑱ー№➌ №1 №2
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