土手のジョギング・富士山と菜の花2020年  菜の花の土手  彼岸花の土手のジョギング@ A

見上げると冠雪の富士山・土手の斜面は菜の花・・・贅沢な風景の土手のジョギング
土手の野の花

窓の外を見ると澄み渡る空が広がる晴天、おまけに強目の風が吹いています。ジョギングをする土手から富士山を見る正に絶好の日和です。

おまけに、先週の様子からは菜の花の開花もかなり進んでいると思われます。澄みわたった空に雪を被った富士山、走る土手は菜の花の帯が長く続いている美しい風景が目に浮かんできます。

大きな期待を抱きながら土手の下の駐車場まで車を走らせました。

河川敷の中に広がる公園の駐車場へと土手の坂道を上るとまさに期待通り、雪を被った富士山が風で雲が吹き飛ばされた澄んだ空に聳えていました。美しい富士山が10km程のジョギングの道程の道連れです。

加えて菜の花の土手からはスカイツリーまでもが遠望できます。ここまで訪れる人はまれな静かな場所で絶景をほぼ独り占めです(上の写真の菜の花の斜面に尖った塔がスカイツリーです)。2020.03.03

参照・冠雪の富士山の土手のジョギング @ A

昨年の大水で辺り一帯は沢山の工事車両が入って改修工事の真っ盛り。雪の富士山は喧騒とは全く無関係に静かに聳えています。

車を止めた公園の駐車場からはこれから走る土手の向こうに富士山が姿を見せています。2020.03.03

 

車からヒップ・バックに水筒を入れたり車のカギを仕舞ったりと用意をしていると梅の花が咲いているのに気づきました。

梅の花弁を目で追っていくと広がる青い空に飛行機雲、その先には旅客機がもの凄い速さで西の方向、富士山の方向に飛び去って行きました。2020.03.03

旅客機が白い線を引きながら圧倒的な速さで青空を切り裂いていきます。コロナ・ウイルスの話題で塞いでいた気分が少し晴れてきました。2020.03.03
見る人も居ない公園の梅の花弁を暫く眺めながらジョギングへ向かう緊張感を癒しました。2020.03.03

大きな貯水池を一周する約10km程のジョギングの出発です。最初は貯水池の湖岸を進みます。渡り鳥やカモメらしい鳥が水面に群れています。貯水池の上流までに進み対岸に見える中土手に出る事にします。2020.03.03

これから辿る対岸の中土手の向こうに美しい富士山をのぞみながら走ると言うより、よりよたよたとが正解ですが、足を進ませます。私が走る人を追い抜いた経験はありません。2020.03.03

貯水池の最上流にやって来ました。昨年の水害の復旧工事が急ピッチで進んでいるようです。

沢山の重機が動き回っている背景には贅沢にも雪を被った富士山が聳えています。個人的には富士山本来の厳しい姿は山から見るのが好みなのです。

街から見る”如何にも富士山”と言う絵葉書のように整いすぎた姿は太宰治の富嶽百景の文中に書かれた印象と同じく少し恥ずかしい気がしてしまいます。このような暮らしの中にそびえる富士山こそ、私に細やかな勇気と大きな励ましを与えてくれる心に馴染んだ姿なのです。2020.03.03

   
貯水池と荒川の間に続く中土手に登りました。高い土手から富士山を右に見ながら先ず5km程下流に進みます。2020.03.03

 

 

 

 

 

 

土手に登り右手の富士山に見惚れた目を進行方向に向けると土手が菜の花で黄色に染まっていました。

堪らず菜の花の土手を少し降りてみました。オドリコソウのような花が咲いていました(確かではありません)。この菜の花はほぼ野生である事も私に感動を与えてくれる大きな理由です。これから少しで大きな重機が土手の雑草をすっかり刈り取ってしまいます。その危難を生き延び更に厳しい冬を乗り越えて今生命の息吹を輝かせて見せてくれます。見る人も居ない菜の花の群落の中に立ち偉いもんだとその姿を褒めてやりたくなります。2020.03.03

後を振り返ると奥多摩から奥秩父の山並みの連なりが見えます。風が強いのですが此処から5km程は丁度追い風です。雲が流れて山々の姿がハッキリと見る事ができる絶好の日和に恵まれたようです。2020.03.03

 
 

富士山の姿が最も美しく見える場所にやって来ました。土手が右に緩くカーブしています。富士山は見る位置でその姿を大きく変えるのは何時もの事です。2020.03.03

 
土手の菜の花から富士山までを画面に入れて見ました。誰一人この風景を見ている人は見当たりません、競技用自転車に乗る若者の一団が猛スピードで通り過ぎて行きます。2020.03.03

雲一つ見えない富士山の左は丹沢山塊と思われる凹凸の見える山並みがくっきりと浮かんでいます。2020.03.03

外環状線の橋の下を潜り抜けると正面には富士山に代わりスカイツリーが表れます。2020.03.03

家に持ち帰る菜の花の蕾を見つける為に土手の斜面を降りて見ました。斜面から立ち上がるようにそびえるスカイ・ツリーが次の目印になります。2020.03.03

 

菜の花の群落の中を蕾を見つけて歩き回っています。春の温かさが一週間で多くの花弁を開かせたようです。蕾を探す事は益々困難になりそうです。2020.03.03

昨日知り合いからもらったサーターアンダギーを食べながらポットのお茶を飲むことにします。風を遮る土手の菜の花の群落の中は心までもが温まります。2020.03.03
程々の菜の花の蕾を摘むことが出来ました。菜の花は蕾が開きだすとアッと言う間に花弁が落ちだします。2020.03.03

ポットのお茶が汗をかいた体に優しく沁み込んで行きます。広大な青空の下に広がる一面の黄色い菜の花の群落、立ち去りがたい気持ち振り切って斜面を登りました。

摘み取った菜の花の蕾を入れたナップザックを背負ってこれから残りの5km程のジョギングを再開します。2020.03.03

黄色の帯が続く中土手の終わりの更に先にスカイツリーが見えます。中土手は1km程先で左へとカーブします。2020.03.03
貯水池の土手に回ってきました。今通り過ぎて来た中土手の先に又富士山が見えてきます。2020.03.03

海まで30kmの標識が出てきました。今月の終わりの桜の頃に又海まで行けるかどうか荒川の下流の隅田川をジョギングしたいと思っています(果たしてどうなる事やら)。

今日は絶好の日和に恵まれたようです。汗が出るほどの暖かさと、強い風が富士山をくっきりと見せてくれたようです。

町で見る温かく見守ってくれる富士山に会えた満足感に心が一杯に満たされたようです。摘み取った菜の花の蕾を花瓶に差しています、この日の富士山と菜の花の広がる美しい風景が数本の蕾に宿っているようです。

残念ながら一週間後には花瓶の辺りは落花狼藉となりそうです。新しい菜の花を摘みに行くことに楽しみしています。2020.03.06

土手のジョギングを楽しんだ3月3日から3日が経ちました。ジョギングの折に摘んだ菜の花の蕾が開きだしています。正に花弁を開こうとするこの時が菜の花の最も美しい姿に見えます。

そうであっても、野の花らしく抑えた咲き方が私の好みに合うようです。2020.03.06

 

06/13/2020
土手のジョギングO
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