土手に咲く野草もよたよた走る私には力強い味方です。もう一踏ん張りと励ましてくれます。 名も知らぬ野草だからなおさら土手で風に体をもてあそばれている時など親近感を感じてしまいます。 *後日談になりますが、後年これらの野草に興味を持ちだしたのは大変不思議な気がします。 |
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走り始める |
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無理をしない事を心に強く刻んで1月の中旬頃からスタートすることにしました。途中で諦めない為にはちゃんとしたウエアーなどをそろえた方が良いのでは思いました。無駄にしたくないと云ういじましい気持ちが途中で投げ出すことを抑止してくれると思ったのです。それに、いままで古い運動靴で歩いていたのですが少し緩いために足が中で動いて痛くなった来たのです。スーパーに通っているうちに時々とんでもなく安売りをする事を発見しました。 ナイキのウエアー上下は特価品、¥9,800で買いました。スーパーの運動具専門店の人が冬のジョギングでは透湿性のものでないと風が冷たくて無理だと言われて勧められました。専門家の話は正解で冬を快適に乗り越えました。馴染みのないウエアーを着てみたらちょっとしたランナーのように見えます。
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場所は少し遠いのですが前に遊びに行った事がある川の堤防を走ってみようと思ったのです。車で片道30分はかかりますが、冬なら富士山が隣町にあるほど雄大に見える素晴らしいローケション、走れなければ散歩しても楽しめると思いました。 これは正解でやはり景色の良い場所を選択することはかなり重要な事だったのです。また人の混んでいない事も大切な要件です、人が少なければマイ・ペースで走り・歩くことが出来ます。第一あんまり頑張っている姿を人には見られたくはありません。5ヶ月以上楽しく継続できたのは良いロケーションが大きな要因であったと思っています。 |
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①第一の橋までの途中から出発点を振り返って望みました。 | ||||||||||
一回目は距離片道3キロの第一の橋・高架橋の下(左写真の②と③)まで往復する事にしました。遠望する第2の橋(写真⑤)は遥か彼方に見えました。息が切れました、精一杯走ろうと思っても40%程しか走れません。半分以上は歩いてしまいました。それでも最初から走ることの辛さに反比例して、歩くことが休息に感じられてとても楽しいのです。 基本的に雨の日を除いて休みの日は2日続けて(1セットに考えています)出掛けています。さすがに二日目は筋肉痛で走る割合が大幅に低下してしまいました。
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②出発点と第一の橋までの中間辺りから望みます。最も苦しい所です。 | ||||||||||
ところが2回目に、無理をしないと言い聞かせながら走りだしたら結構行けるのです。目的の第一の橋まで60%程度の比率で走って往復する事が出来ました。それで翌日無理かもしれないがもう一つ先の橋(写真⑤)まで行って見たくなりました。この日は結局往復10キロを約2時間30分で60%程度の比率で走ることが出来ました。終わった時の充実感は久しぶりのものでした、仕事のそれとは又違った若い血が騒いだような感覚でしょうか。 | ||||||||||
③第一の橋を通り越しました。食料を補給しながら此処まで歩きます。 | ||||||||||
コースの目印を幾つか決めて体調に合わせて走る区間と歩く区間の区切りをつけます。たとえば土手の菜の花の群落とか・・・走ると決めた区切りまではゆっくりでも走り通す事が大切なようです。 3月の終わり頃から土手のあちらこちらに野草の群落が見られます。復路はのんびりと立ち止って水分を補給しながら見とれています。
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④第一の橋から③まで3分程歩きながら休憩します。水門の先を越えて第2の橋を目指します。 | ||||||||||
⑤第2の橋です。此処で折返しです。右の写真は復路をのぞみました。 |
第2の橋から復路を見ます。土手は左に大きくカーブして第一の橋へと続きます。復路は無理をしないように往路より歩く部分を多めにしています。出発点を目指して息を切らしながら土手を下るときは、一人だけのレースですが勝利のテープを切ったような感激です。 |
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ゆっくりでも走る事が減量につながる |
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土手にはおまけの楽しみが一杯です |
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10/20/2020 | ||||||||||
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