彼岸花の土手のジョギング2017年  菜の花の土手  彼岸花の土手のジョギング@ B
 

馴染みの土手のジョギングの道の両側に彼岸花が咲く季節がやって来ました。往復10kmの間真っ赤な花の列は途切れることなく続きます。時折自転車のトレーニングの若者やジョギングなどの人が通るだけですが立ち止まって見ている人は居ません。2017.09.19

一週間前も走ったのですが、その時はカメラを忘れてしまいました。

今日は準備をしてきたのですが、花の盛りは少し過ぎたようです。

約5kmの間、両側の土手際、時には土手の斜面の雑草の中に真っ赤なん花を咲かせています。2017.09.19

ほぼ真っすぐの列に花が咲いている事から残念ながら最初は植えられたものだろうと推測されます。野生ではこのように揃う事は無いのではないかと思っています。ただ、格別の手入れをされているようには見えません。雑草の伸びに合わせて、5km(全ての土手だと思いますが)の間は年に数回大型の重機で草刈りが行われています。これらは運良くその作業で刈り取られなかった花だと思われます。

広大な河川の土手で今では野生化している野の花の風情を感じます。2017.09.19

 

台風一過で広い空は晴れて強い日差しが照り付けます。往復10kmの内の往路3km程の地点です。2017.09.19

 

折り返しの5km地点が近づいてきました。首都高速5号・池袋線の橋が見えます。その先にスカイツリーの特徴ある姿が望めます(矢印)。2017.09.19

土手下の小さな社を片手拝みで通り過ぎます。広い土手の斜面一杯に外来駆除種のオオキンケイギク(間違っているかもしれません)が隙間なく花を咲かせていました。2017.09.19

約5kmの折り返し点から緩やかな坂を登りながら出発点まで戻る事にします。2017.09.19
この辺りは一面のオオキンケイギクの群落です。外来種の旺盛な繁殖力に、さすがの大型建機による草刈りも押され気味に見えます。しぶとい花のようです。2017.09.19
復路

折り返し遅延の首都高速の橋を望んでいます。ガス・タンクらしい二つの丸い建物の右側の屋根の上にスカイツリーが小さく見えます。2017.09.19

緩やかな坂道を登り切って折り返し点を見下ろしています。離れて見ている分にはオオキンケイギクも残暑の厳しい今日の日和には似合う花に見えます。

スカツリーを拡大して見ました。

坂道を登り切ると土手の両側に彼岸花の列が延々と続いています。彼岸花とスカイツリーを一緒に撮りましたがハッキリ見えません。青い矢印が薄く見えるスカイツリーです。2017.09.19

土手の両側は緑の雑草の中に赤い彼岸花の列が呆れるほど続いています。雑草の原は刈り取られて間がないので30cm程の丈ですが、伸び出すと私の背丈を超えるほどになります。土手の見通しが利かなくなるほどです。

その中で人の手を借りずに生き抜いている彼岸花は、既に敬意を込めて野の花と呼んであげても良いようです。2017.09.19

草刈りの重機で刈り取られていたのか、今まで余り目にする事の無かった白い彼岸花がかなり咲いていました。2017.09.19

 

未だ蕾の彼岸花もかなり見られます。晩秋に今年最後の草刈りが行われて運良く球根を少しでも太らせる時間があると良いのですが。

広大な斜面に点々と彼岸花が咲いているので写真の取りようがありません。はぼ自然の状態に近いので大きな塊になって咲いていないのです。下から撮ろうと土手の斜面の草原を降りてみました。

突然爆音を響かせてヘリコプターが澄んだ青空を進んできます。それはあっという間に飛び去って行ってしまいました。あのスピードは見慣れたヘリコプターとは異質の速さです、多分自衛隊のものではないかと思いました。カメラを向ける間もなく遠ざかった行きました。写真を見て初めて2機であった事を知りました。

一枚だけかなりはっきりとした機影が写っていたので切り取ってはめ込んであります。

土手の際のみならず斜面や、河川敷との境にも真っ赤な塊が場所によっては見られます。広大な土手の斜面でテリトリーを広げてくれているとしたら楽しみな事です。

往復10kmの土手のジョギングの出発点の駐車場が近くなりました。今日は暑い日でした、大汗をかきペッド・ボトルの氷水を飲み干してしまいました。

次に土手に来る頃は彼岸花は花弁を落として雑草の中に紛れている事でしょう。

一年後の再開が楽しみな、一つの季節が過ぎていきました。2017.09.19

04/17/2021
土手のジョギングH
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