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菜の花の土手  彼岸花の土手のジョギング① 

人影のまばらな土手の野の花を見ながらのジョギング・シロツメクサ

◉約一週間前に見たアカツメクサ  ・ 
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野の草花を愛でながらの土手のジョギング・2020年4月27日

一週間置いて土手のジョギングにやってきました。少し朝が早めだったので駐車場には数台の車が止まって居るだけで人影は殆ど見られません。天気は良好、微風が心地よい絶好の日和のようです。

土手に登るとヘラオオバコの花が更に開花を進めたようで、白い花弁との絶妙なバランスの花が風に任せて踊るように茎を揺らしていました。

2020.04.27

ジョギングする土手の野の花スライド

土手に密やかに咲く可憐な野の花の画像をニコンのイメージ・スペース・土手に咲く野の花のスライドでご覧いただけます。現在作業中の為野草の名前等が違っている場合もある事をお許しください。

画像をクリックしてください

駐車場からの緩やかな土手への上り道の脇に小さな桜草の自生地が見えます。嬉しい事に未だ桜草は盛期の美しい姿を見せてくれています。2020.04.27

出来る限り自然の状態を保つような管理がなされているようで、雑草の中でサクラソウが何とか一定のテリトリーを保って群生しています。

緑の雑草とのコントラストが心を和ませてくれます。

土手に登ってみると驚いたことに僅か一週間で凡そ片道5kmの土手の殆どの斜面の両側が綺麗に除草されていました。野草は、未だ刈り残された一部にしか残っていませんでした。スカイツリーが進む方向に聳えています。

自然の力の大きさは昨年の台風19号の破壊的な川の流れで思い知らされました。人間の営々と続けて来た力も侮りがたいものがあると、時折土手にその姿が見られる管理する人達の働きを思い出しました。2020.04.27

草が刈られた土手の斜面は野鳥には絶好の餌場らしく沢山のカラスや燕、鳩等が餌をついばんでいました。私には鳥が舞う風景が好みなのでどんな鳥でも美しい姿だと遭遇を楽しんでいます。この鳥は春先に何時も土手で追いつ追われつする鳥ですが名前がはっきりしません、多分ムクドリではないかと思っています。

ジョギングする土手の上では雨も強風も寒さも、鳥も私も同等に困難を感じる春に出会う仲間です、名前がどうでもそれほど関係はありません。2020.04.27

土手をジョギングする私の前へ前へと飛んでは草刈りされた土手の餌を食べています。彼等にとっては絶好のレストランかも知れません。2020.04.27
シロツメクサ

一週間前の4月21日、マツバウンランを見たジョギングの5km先の折り返し点の土手にはアカツメクサの大きな群落が見えました。嬉しい事にアカツメクサの外側にシロツメクサの群落が広がっています。2020.04.27

 

シロツメクサとアカツメクサは混ざり合うことなくきっちりとそのテリトリーを互いに住み分けています。2020.04.27

ナヨクサフジ

強烈な紫の花房が雑草の緑の中でも一際目立つナヨクサフジ。一週間前は立ち入りできない土手の斜面の中の群生を遠くから見下ろしていました。

今回は土手をに下に降りる道を下って行くと沢山の群落を目の前で見る事が出来ました。密集する大きなムラサキの花に圧倒されました。むせ返る様な紫の色彩に土手の一部が染め分けられていました。2020.04.27

 

カモジグサ

田圃の稲に似た野草です。何の変哲もありませんが明らかに唯の雑草とは違ったインパクトを与えてくれます。2020.04.27

 

カタバミ

1cmにも満たない小さな花びらの野の花、小さな群落を作って咲いていました。似たような黄色の花が多いので名前が違っているかもしれません。2020.04.27

黄色の花は雑草の中ではかなり目立つ色合いです。それでも関心を持って地面を見つめていないと見過ごす程の花ではあります。カタバミの種類はかなり多く、素人の私には正確に名前を特定が出来ません、間違っているかもしれませんがこの黄色のカタバミイモモカタバミムラサキカタバミアカカタバミタチカタバミタチカタバミをご参照ください。2020.04.27
ノボロギク(野襤褸菊)

刈り残された土手に茎の赤い黄色の花を付ける野草に姿がしばしば目に入ります。野草には黄色の花がかなり多いので名前の特定が出来ませんが、ノボロギクという野草ではないかと思います。間違いがあった場合分かり次第訂正したいと思います。

茎は60~80cm程で多くは周りを取り囲む雑草の上に花が見えます。2020.04.27

赤茶色の茎は若干曲がりを付けながら伸びています。花が終わった名残なのか綿毛が目立ちます。2020.04.27

右隣りの背の高いスイバと同じ草丈なので赤い茎のノゲシが雑草の中でも目立っている事が分かります。2020.04.27 この赤い茎を持つノゲシと思われる一連の連続した画像の中に含まれて居たことから、多分ノゲシの花だと思いますが確かではありません。2020.04.27
スズメノヤスリ

刈り残された緑の雑草の中で、周りのただ葉っぱだけを茂らせる草草とは明らかに様子が違います。色付いた花を付けるわけでもありませんが、風変り花(多分)の渋い色は、ここまで渋いと目立ちます。草の名前が違っているかもしれません。2020.04.27

 
ヘビイチゴ

お馴染みの赤い実を付ける苺の黄色い花ですが、何故か恐ろし気な名前が付いています。赤い実はドクイチゴと呼んでいたと思いますが、毒は無いようですが余り食べたい気がおきません。

黄色の花の姿はまとまりがあってなかなか捨てがたいものを感じます。2020.04.27

 
キイチゴ

未だ白い花を咲かせているキイチゴ、実のなる頃に再度出会えると良いと思います。キイチゴの甘酸っぱい味は中々のものです。

2019年6月25日に白河市の狛犬巡りを楽しんだ折りに、日枝神社の山の斜面に群生していた真っ赤なキイチゴの実を目一杯味わったことを思い出しました。2020.04.27

キイチゴの白い花も品のある咲き方に見えます。もっとも、今回しみじみと土手の野草をズームで拡大した画像を見てそれぞれに心を惹きつけられる事に気付きました。十分に多くの四季が過ぎたのに、今まで目にも留めなかった事が悔やまれます。2020.04.27
マメグンバイナズナ

日当たりの良い草地に、茎に細長い葉を付けた白い小さな花が群生していました。草丈は40~50cm程、沢山の花と丸い実を付けています。

サイトで調べるとマメグンバイナズナと言う奇妙な名前の花のようです。その由来は実がグンバイ(軍配)の形をしている事から名付けられたようです。この花は下の画像の”ナズナ”と取り違えてしまいました。

後日、この花を見てこちらが軍配の形の実を付けているように見えたので訂正しました。これも違っている場合もある事をお許しください。2020.05.19

 

ナズナ

名前も知らずに村の庭に生える雑草として引き抜いていた野草だと思い出しました。従ってハート形の実を付ける事も知りませんでした。

そのような訳でもしかするとこの野草の名前が違っているかもしれないと危惧しています。2020.04.27

 

カメラで拡大して写してみると、小さな白い花がまとまりのある美しい姿で地面から立ち上がっていました。多くの野草は小さすぎて目で見ただけではその複雑な花の様子が見えないようです。カメラがまさに虫眼鏡の役目を果たしているのかもしれません。2020.04.27

今日は土手を微風が吹き渡る快適な陽気です。ジョギングで噴き出した汗も野草を美している間に直ぐに乾いて行きます。暫くの間はジョギングの楽しみが更に増したようです。新しいニコンの防水デジカメに慣れる為には野草をズームで撮る事が最も良い練習になるようです。2020.04.27

 

06/10/2020
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