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人影のまばらな土手の野の花を見ながらのジョギング・アカツメクサ
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2019年10月の台風19号で、何時も往復10kmのジョギングを楽しむ土手の周辺も大きな被害が出て、多くの場所に立ち入ることが出来なくなりました。
その間にコロナウイルスの発生という未曾有の事態となり、今年の北国の桜は諦めざるを得なくなりました。その間、週一度の休日は立ち入りの出来る範囲の土手でのジョギングでストレスを解消しています。何処もが都内の公園と異なり人に出会うことが極めて少ない場所にあります。色々な情報から考えて、人との遭遇が極めて稀な土手の上でのジョギングは、このような状況下でも許容範囲に入っているように推測できるので続けているのですが、更に悪化して異なる情報が出た場合は諦めるつもりでいます。
4月20日からは、私に馴染みの場所にも立ち入りが可能となりやっと落ち着いてジョギングを楽しむ事が出来る様になりました。
2020年春の中山道から隅田川沿いを海までのジョギングでは2代目のオリンパス防水カメラ・TG850(写真右)の液晶が写らなくなり大慌てをしたので、次の3代目の防水カメラはニコンのクールピックスW300(写真左)にしました。早速カメラのテストに土手の野草を撮ってみる事にしたところ、今までそれほど関心を持たなかった雑草のような花の美しさに魅かれてしまいました。
雑草に埋もれて密かに咲く小さな花々はどれもが小さく辺りと調和を保ちながら居場所を得ていました。シャクヤクなら八重より一重、洋種の花なら精々清楚なクリスマス・ローズまで、桜は一本桜と言う私の好みにぴったりの花々に出会いました。複数回の、往復10kmの土手のジョギングの途中の花々との出会いです。花々は河畔の自然の一つの彩として静かに咲いています。それらの土手の草花との新しい出会いを新しいカメラで試してみました。 2020.04.21
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野の草花を愛でながらの土手のジョギング・2020年4月21日 |
昨日の雨の桜草を見た翌日はジョギングに最適の陽気となりました。駐車場に車を入れてから昨日見た桜草の自生地を目にしながら土手に登りました。あいにくの曇り空で富士山を見る事は叶いませんでしたが、ぼんやりとスカイツリーが見えました。
時折土手の草花に足を止めながら折り返し地点の5km先の橋を目指してのんびりとジョギングを開始しました。尚草花の名前が違っている場合もあります。分かり次第訂正いたします。
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ヨーロッパからの帰化植物のようですが、何処でも見られるアカツメクサが点々と群落を作っています。 2020.04.21
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新しいニコンの防水カメラで撮影しています。想像以上に美しい姿を再現してくれたようです。
3代目の防水カメラをどれにするかかなり迷ったのですが正解のようです。山での高山植物の撮影でもきっと威力を発揮してくれると安心しました。
2020.04.21
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極めて特異な姿です。白い部分が花ではないかと思われます。 2020.04.21 |
野の草花としてはまとまりのある姿です。 2020.04.21
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庭に植えられていても違和感を感じさせない野草、かなり点々と群落を作っていました。 2020.04.21
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土手で最も目立っていたスイバ、きつい赤茶色の花が土手を彩っています。草丈が1m程の強靭な姿が特徴的です。
スイバには雌雄の株があり赤茶色の花を付けるのは雌株のようです。 2020.04.21 |
土手の斜面の主役、緑の雑草の中からすくっと立ち上がる姿かなり魅力的です。 2020.04.21 |
 出来る限り赤の強いスイバを選んで家に持ち帰る事にしました。
太い茎は意外と簡単に手で折る事が出来ました。 2020.04.21 |
スイバの雄株(もしかすると違う植物かも知れませんが)、丈も若干雌株より高く1m程は有りそうです。見るからに頑丈そうな様子です。茎は雌株より太く手でちぎるのにはかなり苦労をしました。
*後日、この植物は同じタデ科のギシギシと分かりました。訂正いたします。 2020.04.21
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草丈が10cm程の地面に張り付くように咲く草花です。特徴的な形状を持つ葉っぱと薄紫の花はどこにでも見られる野の花です。帰化植物のようですが今では見慣れた野草の一つです。 2020.04.21 |
小さなな野の花は中々一本だけでは生命を維持する事が難しいのかどれも小さな群落になって地面に根を張っています。 2020.04.21 |
オオイヌノフグリ |
雑草の中に咲く1cm程の花弁の花ですが、青い花の色が目立ちます。帰化植物のようですがすっかり日本の風土の中に溶け込んでいます。 2020.04.21
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丁度咲き出した頃なのか大変澄んだ美しい花の色に見えました。 2020.04.21
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土手には未だ西洋カラシナの菜の花が咲き残っていました。どの野草にも共感が湧くのは、多分、強風や冬の寒さの中をジョギングする時の若干の心細い気分が、厳しい環境の中で生きる野の花のか弱い様子と共鳴するからかもしれません(私の勝手な思い込みですが)。 2020.04.21
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土手の中ほどに多くの群落を作っていますが、芝生の養生中で立ち入ることが出来ませんでした。かなり強いフジ色が目立ちます。
土手の他の場所では見られなかったので植え付けた芝生にでも付いきたのかもしれません。 2020.04.21 |
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2cm程の黄色い花弁の開き方の優雅な野草が目に入りました。この季節の土手には黄色の花が色々咲いているので中々区別が付きませんが、この花はどこか柔らかな雰囲気を漂わせているのが目を惹きました。
ただ花の名前はサイトで調べた私なりの推定です、違っている事が大いにありそうです。 5枚の花弁の黄色い花で類似するウマノアシガタ、キバナキンポウゲ等が候補にありましたが全体の雰囲気や葉の形などからバラ科のオヘビイチゴと推定しました。 2020.04.21 |
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広大な土手の風景に身を置いてジョギングをしている間は、コロナウイルスの鬱陶しい気分が一時心の中から抜け出してしまうようです。野草を見ていると果たして県境の村の花々はどうしているのだろうかとしきりに思えてしまいました。
時が来れば誰の手も借りずに粛々と花を咲かせて葉を茂らせることは分かっていても無性に懐かしくなりました。 2020.04.21
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06/10/2020 |
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