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六本木天祖神社狛犬・阿像  嘉永4年(1851年・辛亥)石工長吉

29年3月21日、雨が降っています。赤坂の親類の家に寄りがてら日比谷で評判の映画”ラ・ラ・ランド”を見ようと家を出ました。地元の人の案内で赤坂氷川神社、乃木神社、天祖神社を回って、お勧めの六本木の中華の店で安くて旨いランチを食べて日比谷に向かいました。2017.03.21

赤坂・乃木神社
   

乃木神社住所:港区赤坂8丁目11−27。

氷川神社の坂を下り赤坂通りに出ます。左に曲がり暫く進むと右前方に乃木坂の階段と地下鉄千代田線の乃木坂の駅が見えてきました。乃木坂駅の脇に乃木神社の鳥居がありました。鳥居の脇の枝垂桜が雨の降る寒空の下、咲き出していました。2017.03.21

乃木神社・昭和3年の狛犬

鳥居の脇の狛犬です。状態は綺麗ですがかなり新しい狛犬のようです。

文字がはっきり読めませんでしたが、下記の文字らしき彫りが見えました。正確には読めませんでしたが、昭和3年の狛犬と推定されます。

彫x(刻)x(原)x(想)長谷川栄作
同 x工 滝上三太郎

昭和3年6月

 

 
乃木神社の狛犬
二の鳥居の脇に置かれた狛犬。年号等がはっきり見えませんでした。
乃木大将と辻占売少年の銅像
乃木大将の旧宅前のスペースに詩情を感じる銅像が建っていました、説明を見て由来が分かりました。
乃木神社は色々な乃木大将由来の建造物が見られます。これは社殿右側に置かれたさざれ石です。

旧乃木邸

社殿の左手に黒い建物が見えます。旧乃木邸と書かれていました。昭和20年の戦災で焼けた神社を昭和37年に再建したような説明がありました。この旧宅も再建したものなのでしょうか。2017.03.21

黒い板壁が美しい建物です。工事中で中には入れませんでしたが、外の見学用通路を歩いて中を見る事が出来ました。

   
乃木大将と静子夫人が殉死した部屋との説明がありました。凡そ10畳ほどのガラス窓に囲まれた日当たりの良い角部屋で、乃木大将の居室と書かれていました。
 

旧乃木邸の左にレンガ造りの馬小屋があります。これはもしかすると戦災でも焼かなかったのかもしれません。

水師営の会見折のステッセル将軍との交流の話に関係する馬がここで飼われていたようです。

 

   
六本木・天祖神社

天祖神社住所:港区六本木7丁目7−7。乃木神社から日比谷線六本木駅に向かいます。左に東京ミッドタウン、その先で右に戻るように曲がるとビルの谷間に新しく建替えた神社がありました。外国の人がひっきりなしに見学に訪れているので大急ぎで写真を撮って昼食にする事にしました。

六本木天祖神社狛犬・嘉永4年(1851年・辛亥)石工長吉

天祖神社は境内も狭く辺りも飲食店が多く立ち並んで静寂とは無縁のようです。

入り口の狛犬は如何にも江戸の狛犬らしく見る甲斐がありました。

中型のサイズですが彫りや姿が大変素晴らしい狛犬に見えました。

右に置かれた狛犬で、口を開いた阿像と思われます、子供が彫られていました。

左に置かれた吽像、こちら少し口の開きが小さいようです。右足の下に玉のような丸いものが彫られていますが、正体が分かりません。

台座に嘉永4年の文字が見えます。

氷川坂から入る
雨に濡れた台座の文字がはっきりしませんが、石工・長吉の文字が見えます。2017.03.21

天祖神社を訪れたのち、案内してくれた地元の人がお勧めの近くの中華料理の店で飛び切り上手い昼食を食べて銀座に向かいました。

銀座7丁目のニコンのサービス・センターでカメラの修理を依頼しました。大変親切な対応で訪れて良かったと思いました。今回の赤坂の狛犬巡りは地元の人が案内してくれたので、神社探しの手間が掛からず短い時間で沢山の狛犬を見る事が出来ました。

04/17/2021
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