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↑小田原市紀伊神社の狛犬・昭和10年・阿蔵 鴨下親次郎彫刻 |
2016年3月1日、御殿場に所用ができました。途中小田原市で農産物を買いながら狛犬を見ていくことにしました。絶好の好天、雲一つない雪の富士山が旅の道連れでした。狛犬と富士山に出会った旅でした。朝7時に家を出て首都高速から東名高速に出ます。目の前に富士山が見えます。2016.03.01
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富士山 |
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用賀インターを過ぎると進行方向に富士山が見えます。東名高速に乗っても富士山が見えます。 |
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建物の間から見る生活の場所の富士山の姿を大変好ましく思うのです。絵葉書のような富士山の姿は、太宰治の富岳百景の言葉ではありませんが、いかにも構えたようでどうも馴染めません。もちろん富士山はただあるだけなのですから、富士山のせいではありません。2016.03.01 |
東名の厚木インターで降りて厚木小田原道路を走ります。富士山の姿がますます大きくなります。富士山好きの家人は、久しぶりの富士山の大盤振る舞いに大喜びです。2016.03.01 |
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八幡神社住所:神奈川県小田原市飯泉1143 |
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小田原市のお気に入りのJA農産物販売所で野菜やミカンを沢山買い込み、早川漁港そばの紀伊神社を目指します。太い大根は¥100位、B級のミカンは一袋¥180位、ブロッコリー、小松菜、菜花等、新鮮で安価です。
カーナビに従ってで走っていると左手に見慣れた勝福寺の横を通りました、狛犬が見えます。慌てて駐車場に車を入れて勝福寺の境内に行ってみます。2016.03.01
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広いお寺の境内の左の方に、鳥居が見えました。この立派なお寺は2度ほど訪れたことがありますが、神社と狛犬には全く気が付きませんでした。八幡神社と書かれÞいました。2016.03.01 |
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酒匂川から富士山 |
次の目的地紀伊神社は早川漁港の近くにあります。海の方向に進んで行くと酒匂川に突き当たりました。河原に車を入れてみました。晴れ渡った空に富士山がくっきりと聳えています。
工事用のダンプが行き交う河原から見る富士山、厳しい人生の折々に力を与えてくれる人々の生活の中にある富士山です。川は相模湾に向かって左側に流れていきます。2016.03.01 |
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紀伊神社住所:小田原市早川9 |
国道1号線に出て早川に向かいます。海岸沿いの道を進むと紀伊神社のバス停、右に曲がって集落に入っていきますが見つかりません。狭い道で車が止められないので一旦135号線に出て海外沿いの駐車スペースに車を入れます。再度、歩いて集落に入ると20m程で左に鳥居が見えました。2016.03.01
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鳥居を潜り社を目指して山の方に進むと東海道線の線路が現れます。参道に線路が有ることになります。2016.03.01
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西の熱海方面から来た普通電車が東方向の小田原を目指して走っていきました。止ん事無い神社で感じる緊張感はありません、人々の守る穏やか社が待っています。2016.03.01 |
紀伊神社の説明板に、55代文徳天皇と紀静子の間に生まれた惟喬(これたか)親王の話が書かれています。神社の名前は紀氏に関係する名前なのでしょうか。
文徳天皇と藤原明子の間に生まれた第4親王である惟仁親王が、藤原良房の力で56代清和天皇となる事を井沢元彦の”逆説の日本史”で読んだばかりでしたので、その偶然に驚きました。清和源氏につらなる源頼朝が後年、平清盛によってこの神社に近い伊豆に流罪になる話なども思い出されて大変興味深い看板でした。
どちらにして、山と海と青空に囲まれた大変好ましい神社だと思いました。
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紀伊神社・瀬戸物製の狛犬・大正11年 |
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聖徳太子堂の狛犬・昭和10年・彫刻師・鴨下親次郎 |
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太子堂の小さな社と、小型ながら力を感じさせる狛犬が見えます。 |
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聖徳太子堂の狛犬阿像・昭和10年・彫刻師・鴨下親次郎 |
”昭和10年・小田原・鴨下親次郎彫刻”と推測されます。村にも運んだ赤いっぽい美しい根府川石などの産地に近く、腕の良い石工の人達がいたのでしょう。小型ながら、小石を積み上げて作った獅子山のように見えます。右の狛犬は口を開いているので阿像と推測されます。2016.03.01 |
聖徳太子堂の狛犬吽像・昭和10年・彫刻師・鴨下親次郎 |
玉を足下に抑えて太子堂の左に据えられています。口を結んでいる姿から吽像と推測されます。2016.03.01 |
吽像の後ろから阿像を見ています。高台にある神社からは、この先に相模湾が望まれます。
彫りは細かくはありませんが、確りとした線に見えます。2016.03.01 |
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これから目的地である御殿場方面を目指します。 |
11/26/2017
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