街の狛犬・小田原市の狛犬を訪ねてA @ 村の狛犬を訪ねて 街の狛犬トップ

 

↑御殿場市から見た富士山

2016年3月1日、御殿場に所用ができました。途中小田原市で農産物を買いながら狛犬を見ていくことにしました。絶好の好天、雲一つない雪の富士山が旅の道連れでした。狛犬と富士山に出会った旅でした。朝7時に家を出て首都高速から東名高速に出ます。目の前に富士山が見えます。2016.03.01

菅原神社の狛犬  
菅原神社住所:神奈川県小田原市国府津1752
 

小田原市から所用のある御殿場に向かいます。途中小田原市国府津の菅原神社に立ち寄りました。

境内に入ると大きな木が右側に見えます。看板を見るとムクノキの古木のようです。2016.03.01

 
菅原神社の牛像

社の前に菅原道真由来の臥せた牛の像が一対ありました。金網で保護されている為良く確認することが出来ませんでした。2016.03.01

菅原神社の狛犬・大正11年

社の前の牛の像の前に一対の狛犬、かなり綺麗で新しそうに見えますが大正6年の文字が彫られています。

石工は岡崎市門前町・浅沼孫次郎と読めるようです。岡崎市発祥のこのデザインの狛犬はどこにでも見られるのですが、これは比較的古い方らしく、若干ではありますが個性が感じられる気がします。狛犬は綺麗に汚れを落とし化粧をしたのかもしれません。2016.03.01

 

社に登る石段の下にも大きな牛の石像がありました。悪い体の部位を撫ぜると霊験があると書かれていたので、今更間に合うかどうか分かりませんが、念入りに頭を撫ぜてきました。

2016.03.01

宗我神社
宗我神社住所:小田原市曽我谷津386
宗我神社の狛犬

御殿場に向かう道の途中の宗我神社に立ち寄りました。通りの脇に神社はありました。空き地に車を止めて拝殿で頭を垂れ柏手をうちました。社の前にどこでも見かける岡崎市発送のタイプの新しい狛犬が置かれていました。

これも各地で見られる皇紀2600年(昭和15年・1940)を記念して奉納された狛犬でした。皇紀2600年というのは私達が思うより盛大なお祝いだったのでしょう。先を急ぐことにして神社を後にします。

途中、曽我梅園の仲を通ります。梅園の先に雪の富士山が大きく見えました。すっかり写真を撮るのを忘れてしまいました。2016.03.01

ブルックス・コーヒー

途中ブルックス・コヒーの直売場に立ち寄る事にします。東京方面から東名高速を西に向かうと大井松田ICあたりで左手の斜面にひときわ巨大なビルが見えます。確か生命保険会社の本社だったと思います。現在はブルックス・コーヒーになっています。私は255線を小田原から大井松田IC方面に進んでいましたが、右手に看板が出ていましたのですぐ分かりました。

売店があり、ブルックス・コヒーの飲み物が無料でサービスされているとの事でした。大きなビルを目指して坂道を登ります。ビルの前に売店が見えました。その先に駐車場があります。

ブルックス大井直売店住所:足柄上郡大井町山田300・営業時間:9:00:〜17:00

大変見晴らしの良い場所です。大きなビルの前に売店があるようです。2016.03.01 結構車が止まっていて、訪れる人が絶えないようです。私も後について売店の中に入ります。

中に入ると売店の入口が目の前です。

コヒーは勿論、お茶屋にお菓子とかなりの種類が山積になっています。コーヒーを買いました。大袋ですが、価格は工場直売だからと格別に安価ではないように感じました。2016.03.01

売店の隣に無料喫茶室の入口があります。2016.03.01

無料喫茶室の中に入ると奥に沢山のブルックスの製品が並んでいます。どれでも無料のようです。とりあえず、セルフ・サービスでコヒーを飲みました。やり方が不慣れで味はまあまあでした。買ったコヒーと一緒に写真を撮りました。此処では色々な事が楽しめるようです。2016.03.01

売店の人に松田町の西平畑公園の桜を見ようと場所を聞くと来た方向の反対側に降りると近いと言われて坂道を下ります。途中桜の木を見ると既に終わりが近いようです。それなら所用のある御殿場にでて蕎麦を食べようと、元来た道を255線に戻りました。2016.03.01

246号線から富士山

255線から246号線に出ました。ほぼ東名高速の下を走ることになります。御殿場方向に進むと富士山が見えてきます。2016.03.01

246号線で御殿場市内に入りました。この辺りから見る富士山はとても美しい姿です。後ろから車が来るので、路肩に停車して写真を撮る事が出来ませんでした。走る車から家人が撮りました。2016.03.01
5分も車で走っているとあっという間に雲が富士山を覆います。それでも、今日は殆ど一日中富士山を見ながらの旅でした。2016.03.01
御殿場市・藍澤五卿神社(あいざわごきょうじんじゃ)

御殿場市内で所用を済ませて、まず蕎麦を食べようとJAの”そば処”に向かいます。これが生憎店内改装中で3月は休業との事、がっかりです。それならと御殿場IC近くの名鉄菜館にと向かいますが、こちらは午後5時まで休みの看板が出ています。蕎麦を楽しみに、昼飯を抜いたのでがっかりです。仕方がないのでセブンイレブンでお握りと、サンドイッチとコーヒーを買いました。2016.03.01

せめてもの旅の思い出に名鉄菜館の隣の虎屋に立ち寄り羊羹を買いました。虎屋の駐車所に車を入れて家人が羊羹を買いに店内に入ります。

私はちょっと駐車場の先に目を遣ると、鳥居が見えます。幾度となくここに車を止めましたが今まで全く気づきませんでした。狛犬を探して社に向かいました。2016.03.01

藍澤五卿神社住所:静岡県御殿場市新橋725。虎屋の裏でここは旧道のようです、小さな社でお参りをしました。小さな境内を裏まで見ましたが残念ながら狛犬はいませんでした。2016.03.01

承久の乱・1221年の後、敗れた鳥羽上皇側の公家・藤原宗行が捕縛後鎌倉に送られる事になります。途中、駿河の藍沢で小山新左衛門尉朝長により処刑されたと吾妻鏡に書かれているその”藍沢”なのかもしれません。その名前を付けて、奉ったという事かもしれません。 2016.03.01

”前中納言宗行卿墓”と彫られた大きな石がありました。どのような伝承が有るのか分かりません。明治に入り名誉が回復されたようですからその折のものかもしれません。

小田原は古い城下町の上に、石の産地も近いので江戸時代の狛犬が見られるかと大いに期待していたのですが残念ながらその目論見は外れました。

首都高速が混雑する前に家に戻ることにして、近くの御殿場IC東名に乗りました。富士山は厚い雲に覆われてその位置さえ定かではありません。夕暮れの迫る都心に向かって車を走らせました。2016.03.01

03/18/2018
Copyright (C) Oct. 10,2007 Oozora.All Right Reserved.
本日カウント数-
昨日カウント数-

 

 

トップ・ページに戻る