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有楽町・TOHOシネマ"トランボ"看板

8月2日、始まったばかりの映画”トランボ”を見に有楽町に出かけました。ウエッブ・サイトで調べるとかなり評判の高い映画のようです。今日は暑さも少し弱まり風も吹いているので思い切って出かける事にしました。

映画の後は”銀座でランチ”と言うサイトで紹介された安い昼飯を探すのが楽しみの一つでしたが、今回は銀座7〜8丁目でのランチの折に何時も行列が見られる寿司屋”美登利”で食べる事にしました。これが予想以上の大ヒット、人が並ぶわけが分かりました。昼食後、品川に向かい狛犬を鑑賞しました(こちらは別稿で後日記載いたします)。 2016.08.02

有楽町駅からシャンテシネ、日比谷公園
有楽町駅を出てJRのガード下の晴海通りを渡ります。新橋に向かう線路脇に飲食店が店を連ねています。10時20分、シャンテシネに向かうと切符売り場には人が並んでいました。 シャンテシネの開演は10時50分、切符を買ってから時間が有るので、晴海通りを日比谷公園に向かいました。 2016.08.02
街路樹のムクゲが満開です。日比谷の交差点です。緑が盛り上がっている辺りは皇居です。森の反対側には帝国劇場が見えます。

↑・ボタン・クサギの赤い花がしっかりと咲いていました。花の名前は間違っている場合もあります。

⇒・デユランタの紫の花が流れて咲いていました。まるで辺りに涼風が吹いているように感じさせてくれます。2016.08.02

サルビア・アパテンスの紫の花。2016.08.02 心字池の向こうに、劇場の前に建築中のビルがあっという間に背を伸ばしています。
日比谷公園は入り口だけで劇場に戻ることにします。銀座4丁目方向の空は真っ黒です。 既に開演時間が近いせいか行列は消えていました。私たちもエレベーターで4階に向かいました。
”トランボ”

第2次世界大戦後の1940年代終わりから1950年代、ソ連との冷戦が始まる時代に、アメリカで吹き荒れたマッカーシズム(いわゆる赤狩り)により刑務所に収監されることとなるハリウッドの脚本家・ダルトン・トランボ(Dalton Trumbo・1905〜1976)の苦難の物語です。

出所後も弾圧の続く苦闘の時代に偽名での創作を続けたトランボの作品中、”ローマの休日”が彼にとっての最初のアカデミー脚本賞を取る事になります。

家族の支えや友情などアメリカ映画らしい定番の場面もありますが、不屈の行動力が丁寧に描かれていてかなり見ごたえがある映画だと思いました。個人的には”黄金のアデーレ”、”スポット・ライト”、”ルーム”等と同等の良質な映画に思えます、十分物語を堪能する事が出来ました。トランボを演じるブライアン・クランストンも良かったし、黄金のアデーレで魅力的な主人公を演じたヘレン・ミレンが弾圧する側の敵役として姿を見せてくれるのも楽しみです。

作品の中で、実在した懐かしいハリウッド俳優の姿を見られるのも嬉しい事です。アカデミー賞会場でデボラ・カーは優雅な姿で、ローレン・バコールとハンフリー・ボガード夫妻はやや緊張して実写の白黒画面に登場します。物語の中で、ジョン・ウエインは弾圧する側で、カーク・ダグラスがトランボの味方として登場するのも興味深い話でした。彼の主演する映画・”スパルタカス”のシーンで大好きなジーン・ジモンズの姿を見られたことも幸運でした。物語に付随した諸々の出来事も大変興味深く、映画の楽しさを倍加してくれます。2016.08.02

寿司屋・美登利のランチ
寿司屋・美登利住所:中央区銀座7丁目108・コリード通り1

映画が終わってシャンテシネから新橋方向に向かいガードをくぐり銀座7丁目の寿司屋に向かいました。この店の通りに出ている縁台には何時も人が並んでいるのを見ています。私達も右の発券機で受付をして列に並びました。回転が極めて速いらしく10分程でカウンター席に着くことが出来ました。2016.08.02

大漁盛り寿司¥800(税込み)

この店は外人も多く訪れるらしくメニューがかなり詳細です。どれがどれか分からなかったので、ランチの”大漁盛り(多分そう書いてあったと思います)”¥740(税別)を頼むことにしました。小さなサラダと一度だけお代わりの出来るあら汁が付いていました。合計11個の握り(多分ですが)寿司が出てきました。それも一遍にではなく職人さんが食べると握って出してくれるのです。値段以上のサービスです、更に魚がはみ出すほどの握りを口に含んで驚きました、

今までのランチの寿司とは明らかに異なる美味しさです(乏しい食生活なので高級な寿司の味は知りませんが)。普段は決してアジとアナゴを口に入れない同行の家人が両方共に美味しいと食べていました。私だけイワシを1個頼んだので12個の寿司を食べましたがランチには十分の量でした。次回の日比谷の映画のランチはここにすることに即決です。申し訳ないと思うほどの味とサービスの店に巡り合うことが出来ました。普段は行列に並んでまで食べようとは思わないのですが、今回は並んで待って正解でした。2016.08.02

マグロは魚が大きくはみ出しています。ホタテは柔らかく大変口当たりが良く味も良好です。 右は追加で頼んだイワシ¥150です。真ん中のイカが柔らかく食べやすかったです。
何か分かりませんが白身の魚と卵とアナゴ。イワシは追加の注文です。

何時も価格を覚えていないので今回はレシートを写真に撮りました。私達の食べたものは”大漁にぎり”で間違いないようです。税込み¥850です。

多分午後2時までのランチにはこれにあら汁とサラダが付いているのだと思います。

これで十分と思っていると最後にナカオチとイクラの軍艦巻きが出てきました。

日暮里の繊維問屋街で買い物をするという家人と別れて私は品川に向かいました。幾つかの社を回り狛犬を見るつもりです。 2016.08.02

08/08/2016
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