2022年4月18日・三春の一本桜② ①へ |
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七草木の天神桜住所: 福島県田村郡三春町七草木殿作89。 寺桜から続く道を僅か進むと高い場所に桜が孤立している姿が嫌でも目に入ります。道路脇のスペースを探して車を止めさせて貰いました。
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天神桜もこの地で多く見られる小高い岡の上に咲くエドヒガンの一本桜です。下から見上げれば背景の青空に花弁が広がり、遠くから見れば桜色の灯台です。間違いなくその容姿に引き寄せられる美しい姿の一本桜です。 岡の上の桜程の心惹かれる春の構図はそれ程他にあるものではないなと感じ入りました。
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何とも贅沢な場所に立つことになりました。
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付け足す事も取り去る事も不要の完成された美しさと神聖さに満ちた空間に身を置いています。
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小高い岡の上に孤立する天神桜からの見晴らしは贅沢の極みです。次に向かうお墓の中の七草木桜と思われる一本桜が望まれます。 |
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孤高の桜は生きるに相当な困難に遭遇するであろうと、寒冷地の暮らしに思い至る次第です。太陽の光は独り占めですが、風も雨も雪も遮る物無く全て一人で耐える事が定めです。 それだからこそ、厳しい日々を過ごす事から生まれる孤高の桜の凛とした佇まいが宿るその姿に私は感動を覚えるのです。空を背景にすっくと立ち上がる美しい北国の一本桜を訪ねる旅はまだまだ続きそうです。
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七草木桜住所: 福島県田村郡三春町七草木殿作309。 カーナビに従って進むと先ほど七草木天神桜から眼下に見えた一本桜の前に到着しました。まさにお墓を護るように桜の花弁が覆っていました。
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なだらかな丘状の斜面に広がる墓地を出来る限り広く覆う様にと言う意思があるのではと思えてしまう程の桜の枝の広がりです。
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帰路の風景 |
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雨でハッキリ写す事が出来ませんでしたが小山に囲まれた大地には点々と桜が遠望できます。
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何処をどう辿ったかは確かではありませんが天神桜が雨の中に浮かんでいました。
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弘法桜住所: 福島県田村郡三春町沼沢舘18。 翌19日、朝一番で白河市の農産物直売所・り菜庵で買い物をしてから再度三春町の桜を見に行く事にしました。最後に出会った三春町七草木地区の桜の風景に大いに心を動かされた事がきっかけでした。家人は畑仕事をしたいとの事で一人で出かける事にしました。今日は三春町の南側から北上しながら桜を見る事にしました。
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カーナビに従って車を走らせていると大きな弘法桜の看板が道路脇に見えました。集落に続く山間の小道に車を入れて先へと進みます。
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後から調べると途中上に登る道が分岐しているようでしたが、この日は下調べが行き届かず残念な事をしました。 贅沢は言えません、美しい双子のエドヒガンを見る事が出来たのですから。
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05/06/2022
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