2022年4月18日・三春の一本桜② ①へ |
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七草木の天神桜住所: 福島県田村郡三春町七草木殿作89。 寺桜から続く道を僅か進むと高い場所に桜が孤立している姿が嫌でも目に入ります。道路脇のスペースを探して車を止めさせて貰いました。 2022.04.18 |
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天神桜もこの地で多く見られる小高い岡の上に咲くエドヒガンの一本桜です。下から見上げれば背景の青空に花弁が広がり、遠くから見れば桜色の灯台です。間違いなくその容姿に引き寄せられる美しい姿の一本桜です。 岡の上の桜程の心惹かれる春の構図はそれ程他にあるものではないなと感じ入りました。 2022.04.18 |
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小さな社で手を合わせ小高い岡に咲く桜の花の下での別天地の景色のお礼を申し述べました。小高い岡の桜の木の下からは山並みに囲まれた緑の畑や田起こしが行われた土の色合いが濃いい田圃の組み合わせが極めて複層的な美しさを醸し出しています。 2022.04.18 |
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岡への道を上り下りしながら微妙に変わる桜の景色が一処に留まる事を許してくれません。 何とも贅沢な場所に立つことになりました。 2022.04.18 |
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手を合わせお参りをさせていただいた天神様のお社です。小さな石段の周りは黄色の菜の花に囲まれています。 付け足す事も取り去る事も不要の完成された美しさと神聖さに満ちた空間に身を置いています。 2022.04.18 |
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桜の花弁を見上げる事を忘れてしまいました。今年の春の最後の花弁を咲かせて見せてくれました。ありがとうと桜にも言います。 2022.04.18 |
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小高い岡の上に孤立する天神桜からの見晴らしは贅沢の極みです。次に向かうお墓の中の七草木桜と思われる一本桜が望まれます。2022.04.18 | |||
少し岡を登って桜と社を下に見て見ます。天神様を護るように社に添って立つ一本桜。 孤高の桜は生きるに相当な困難に遭遇するであろうと、寒冷地の暮らしに思い至る次第です。太陽の光は独り占めですが、風も雨も雪も遮る物無く全て一人で耐える事が定めです。 それだからこそ、厳しい日々を過ごす事から生まれる孤高の桜の凛とした佇まいが宿るその姿に私は感動を覚えるのです。空を背景にすっくと立ち上がる美しい北国の一本桜を訪ねる旅はまだまだ続きそうです。 2022.04.18 |
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時折霧雨がカメラのレンズを濡らします。そうであるのも見栄えが良いなと納得しています。少し霞むような背景の中に溶け込むように立つ姿も情緒を掻き立てるものがあります。 2022.04.18 |
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勿論誰一人この桜を見る人はいません。この淑やかな桜の風景を心行くまで堪能するのは私達だけです。極めて贅沢な一時を過ごしました。 2022.04.18 |
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小雨を避けて家人が傘を差して坂道を下ります。名残惜しい気持ちと、何度も言いあった”良いな”の言葉が示す充足感、素晴らしい一本桜との邂逅でした。 2022.04.18 |
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私は隣り合う岡から天神桜に別れを告げる事にします。地元の方々の暮らしの中で花を咲かせている此処からの風景も更に思い出の一つに加わりました。 2022.04.18
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七草木桜住所: 福島県田村郡三春町七草木殿作309。 カーナビに従って進むと先ほど七草木天神桜から眼下に見えた一本桜の前に到着しました。まさにお墓を護るように桜の花弁が覆っていました。 2022.04.18 |
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抑えた咲き方やそれなりの年代からエドヒガンの一本桜と思われます。 なだらかな丘状の斜面に広がる墓地を出来る限り広く覆う様にと言う意思があるのではと思えてしまう程の桜の枝の広がりです。 2022.04.18 |
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桜の下から花弁を見上げてみました。雨が降る中、盛りを過ぎた薄い色合いの花弁を写す腕がないので桜の花とは判別できない中途半端な画像になりました。 2022.04.18 |
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そろそろ県境の村に戻る時間がちかくなりました。最後に少し少し位置を変えてシャッターを押しました。 2022.04.18 |
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帰路の風景 |
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寺桜・天神桜・七草木桜とこの三春町の七草木地域は道路に出ても目移りする程美しい風景が広がっている場所でした。 雨でハッキリ写す事が出来ませんでしたが小山に囲まれた大地には点々と桜が遠望できます。 2022.04.18 |
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何処をどう辿ったかは確かではありませんが天神桜が雨の中に浮かんでいました。 2022.04.18 |
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県境の村を目指して進んで行くと寺桜が近くに見えてきました。
2022.04.18 |
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時折美しい春の田園風景に出会うと路肩に車を停めてシャッターを押してしまいます。中々先に進めず困ったとは思うのですが、それ程多くの桜の景色に出会う道でした。 2022.04.18 |
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道端に枝垂桜が一本ぽつんと咲いていました。これを最後にしようと車を停めて写しました。 2022.04.18 |
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弘法桜住所: 福島県田村郡三春町沼沢舘18。 翌19日、朝一番で白河市の農産物直売所・り菜庵で買い物をしてから再度三春町の桜を見に行く事にしました。最後に出会った三春町七草木地区の桜の風景に大いに心を動かされた事がきっかけでした。家人は畑仕事をしたいとの事で一人で出かける事にしました。今日は三春町の南側から北上しながら桜を見る事にしました。 2022.04.19 |
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最初に目指したのは 弘法桜。 推定樹齢約400年のエドヒガンザクラです。この桜は三春町の桜マップで最も南に位置していたことも最初に尋ねる事にした一因です。この桜が散って居たらこの近くの桜は終わっていると見たてたのです。 カーナビに従って車を走らせていると大きな弘法桜の看板が道路脇に見えました。集落に続く山間の小道に車を入れて先へと進みます。 2022.04.19 |
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看板から僅かで左の小山の上に一本桜が起立していました。路肩に車を停めさせて貰い道路を歩きながら桜を見上げています。 2022.04.19 |
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桜を見上げながら進行方向に少し進むと桜は2本見えます。何処からか桜の木の下まで登る道があるのではと探しましたが見つかりません。 2022.04.19 |
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諦めて車まで戻ります。2本の桜を間近にに見る事が叶いません。残念ながら諦めて次の桜を目指す事にしました。 後から調べると途中上に登る道が分岐しているようでしたが、この日は下調べが行き届かず残念な事をしました。 贅沢は言えません、美しい双子のエドヒガンを見る事が出来たのですから。 2022.04.19 |
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05/06/2022
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