ツルリンドウ

嬉しい事に大好きなツルリンドウの花があちらこちらに咲いていました。密かに咲く花が好きなのでどうしても目立ちません。

ツルを伸ばして他の植物の陰になって咲いています。白くなったツルリンドウもありました。随分増えたようです。

これから秋の深まりとともにつやつや輝く赤い実を付けてくれます。今年はかなり多くのツルリンドウの実を目にする事が出来そうです。2017.09.04

小さなヤブコウジの群生の中で蔓を伸ばして未だ蕾のツルリンドウを見つけました。目を凝らしてみないと分かりません。

ヤブコウジの実が赤くなる頃、リンゴ色のツルリンドウの実も一緒に見られる事でしょう。2017.09.04

2016.10.03データ

ツルリンドウは余り植木屋さんでも目にすることがありません。限られた人しか興味のない野草なのかもしれません。

一方高原の村ではどこにでもあるので雑草の一緒と思われているのか興味の対象外のようです。小さな可憐な花と赤い実の話をするとへーと言う顔をされます。

2016.10.03

ツリリンドウが光り輝く実を付けていました。一つのツルリンドウから4個の実が成っていました。まだ花を落としながら実を大きくしている途中のようです。

確かこの辺りには数本あるわけなのにと探したのですが消えてしまったのかもしれません。最も探しても見つからないような咲き方こそ野の花の本来の姿だと思うのです。多分庭の幾つかで実をつけているに違いありません。次回は少し熱を入れて探してみる事にします。2016.10.03

木陰の下に隠れるようにしてツリリンドウの花が咲いているのを幾つか見つけました。何故か私の好む花はどちらかというと密かに咲く花です、それにしてもツルリンドウは見当をつけて探さないと見つけにくいのです。これも写真を撮るために延びたツルを少し上に引き上げました。花弁が僅か3cm程の小さな薄紫の花が5〜6輪頼りげなく咲いています。

秋が深まるほどに、消え入りそうに咲く花には似つかわしくないつややかに輝く赤紫の大き目の実をつけてくれます。大好きな野草の一つです。登山道の樹林の中で秋にしばしば目にする野草です。2016.08.17

2015.09.28データ
嬉しい事に山際の裏庭でツルリンドウの赤い実を見つけました。紫の花が咲いていたのでもしやと思ったのですが、秋の深まりを感じます。

まだ花の一部が残っているようです。とにかく花も密かに咲き、赤い実も草の陰にひっそりと横たわっていました。多分、村の知り合いの人の山から5〜6本移植したのである日突然草陰で又見つけるかもしれません。このような植物の咲き方は私の好みにピッタリ合います。2015.09.28

2014.01.03データ

年末の仕事を途中で投げ出して村にやってきました。那須に近づくほどに、高速道に雪が舞います。村は雪の中に沈んでいました。初詣を済ませ久し振りにコタツに潜り込んで無為な時の流れに身を任せて過ごしました。雪が晴れた一日、庭の植木の剪定をしながら落ち葉を燃やします。家人が裏庭のアオキの下でツルリンドウの赤紫に輝く実を見つけました。幾ら知り合いの山から移植しても根付かない花に諦めていたところでした。植えた事さえ忘れていました。庭は一面雪で覆われて白一色の世界です。

正月早々、大きな感動を味わいました。あたかもリンゴのように赤紫に光り輝くツルリンドウの実が3個もなっていました。信じられない程の嬉しさを味わっていると、家人は更に築山の上でもう一つツルリンドウを発見してくれました。野草は密かに目立たないように花を付け実をならし一生を過ごすのです。この花を見る楽しみが出来ました、今年最初の心待ちにする希望です。やがて実が熟し種が飛んでツルリンドウの群生が広がるのではないかと夢見ているのです。2014.01.03

2007.12.11のデータ

安達太良山のツルリンドウ

磐梯山のツルリンドウ

ツルリンドウ半日陰の山の斜面に群生するつる性の野草。裏の山には幾らでもはえているから大丈夫だろうと庭に移植しました。何度試みたか、結局根付くことがありませんでした。境界線から群生地まで30メートルしか離れていないのであえて移植する必要もないかと諦めています。かといって花は見たけれど実は見られなかったとか、その反対とかで何時も見逃してしまっています。今回は群生する中でただ一つだけ、2センチほどの赤紫の実を見つけました。裏山にはすでに夕闇が迫ってきていました。2007.12.11
07/28/2019
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