オオヤマレンゲ     花木トップ・ページ

裏山の日当たりがそれほど良いとは思えない環境が適しているのか、オオヤマレンゲは元気に毎年真っ白の優雅な花を咲かせます。大好きな花の一つですが、その時期にあたることが少ないのが残念です。今回は咲き出したばかりの時に村を訪れる事が出来ました。日の光が一日の僅かな時だけ照らす中で例えようも程の白い花びらがまさに開こうとしているところでした。2016.05.31

 

 

10個ほどのつぼみが見えます。樹高は3m程、山の斜面に植えてあるので見上げるには良いのですが写真を撮るには苦労します。2016.05.31

一つの花びらの中身を脚立に乗って覗いてみました、練り菓子のような中心部の姿が、白い花びらととても良く釣り合っています。少々大げさですが自然の造形の妙と見惚れてしまいます。2016.05.31
 
2014.05.27データ
丁度オオヤマレンゲの満開の時にあたったよういです。20個ほどの蕾と開花した数個の白い花が山の森の薄暗い背景の中に浮かび上がっていました。オオヤマレンゲは野の中に咲いてこそ優雅な美しさが際立つようです。2014.05.27
ツバキより少し大きめな白い花弁です。丸みを帯びた花弁の厚みと柔らかさ、メシベとオシベの風変わりでリアルな造作の不釣り合いが面白い感じです。今では樹高が3メートルを超えてしまいました。2014.05.27
 
2010.05.31データ
 
オオヤマレンゲ
 
オオヤマレンゲ

今年の天候不順が原因なのかオオヤマレンゲの花付きが良くありません。今のところ2つしか見る事ができません。これから新しい花芽が付く事もないでしょうから今年は清楚なオオヤマレンゲをこれ以上見る事ができません。

練り菓子のような花も、時折ストーブが入用となる今年の晩春の陽気に、花弁を痛めているようです。どこか痛々しい花の咲き方です。大好きな花だけに来年こそと願っていたのです。珍しい植物がたくさん見られる植木屋さんの町の庭先で。八重のオオヤマレンゲも見ましたが、派手すぎるし沢山咲きすぎる気がしました。2010.05.31

2008年5月19日データ
 
庭の花木の中でもとても気に入った花の一つです。茶席の花と聞いたこともありますが、まるで練り菓子の様にきっちりと装った花の姿に惹かれます。ハクレンのような大きな白の花びらと中のめしべの(多分めしべだと思います)緑、その色合いの組み合わせの美しいこと。今回は今だつぼみが開かないために中を見ることが出来ませんでした。白い大きな花びらはハクレンほどだらしなく開くことはありません、楚々と咲いています。山陰の場所が適しているのか花を沢山つけて枝を伸ばしていきます。品格の高い花に比べると葉がいかにも無様なのはどうしてでしょうか。部屋の窓から見える場所に在るのも嬉しい限りです。樹高は伸びないように剪定しますので2メートルほどでしょうか。2008.05.19
2008年6月23日データ
 
久しぶりに村を訪れてみました。嬉しい事にオオヤマレンゲの木に、一つだけ花が残っていました。もう少しで落ちそうな花ですが、黄色とオレンジの練り菓子のような花芯と、真っ白な花びらの組み合わせは何とも品の良いものです。暫く見とれてしまいました。2008.06.23
2008年9月29日データ
一月ぶりに訪れると、村の景色はすっかり秋の深まりを感じさせます。吹く風にはどこか冬の刺すような冷気が混ざっているようです。気品高いオオヤマレンゲの花からは想像も出来ないような毒々しい赤い実が10個近くぶら下がっていました。見なければ良かったと思いました。そういえば山芍薬も壊れそうな気高い花びらから考えられないほどのこのオオヤマレンゲの実に良く似た実を付けます。子孫繁栄の為の進化の結果なのでしょうか。2008.09.29
2019年7月28日
本日カウント数-
昨日カウント数-
Copyright (C) Oct. 10,2007 Oozora.All Right Reserved.