都電に乗って狛犬巡り①文京区・北区・荒川区の狛犬 ②へ |
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文京区簸川(ひかわ)神社狛犬・昭和6年(1931年)・石匠 水道橋町・野村保泉 |
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一緒に回った吉原近辺のページを参照下さい ◉吉原を訪ねる①佐伯泰英・吉原裏同心 ②たけくらべ |
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長い石段を登った先の素晴らしい見晴らしの境内には嬉しいことに2組の狛犬が奉納されていました。 参拝を済ませてから、社殿の前のかなり大型の狛犬から見させてもらう事にしました。 非常にどっしりした狛犬です。特に足の指が太く確りと台座に立っています。こちらは右に置かれた阿像、大きく口を開けて胸を膨らませています、私にはかなり珍しい意匠の狛犬です。 |
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今日は晴天、コートが邪魔な程の陽気です。太陽の光を浴びた狛犬は腕の悪い私には上手く撮影する事ができません。 阿像の横から吽像を望んでいます。かなり境内に睨みをきかせているようです。一見して江戸の狛犬かと思いましたが昭和6年に奉納されているようです。 |
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左の吽像は若干右の阿像に比べて穏やかな表示に見えます。四肢を張った爪の太さが目立ちます。 奉納された昭和6年(1931年)の他に石匠 ”水道橋町・野村保(この文字がはっきりしません)泉”の文字が見られます。近くの水道橋の職人さんの製作のようです。2018.02.13 |
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綺麗な拝殿でお参りをさせて貰いました。紅梅の蕾が開きかけています、今日の陽気で2~3日で花が見られるかもしれません。2018.02.13 | ||||||||
簸川(ひかわ)神社境内の五社神社狛犬・寛政11年(1799年・己 未) |
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全体にやや太目の体系です、立派な大きな尻尾が目立ちます。台座に寛政11年と彫られていますが、私の読みがあっていれば200年以上経っている事になります。2018.02.13
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寛政11年と干支の”己未 ”の内”未”の文字が見られます。 立派な尻尾と頭の擬宝珠が見えます。右の阿像から吽像を写しています。2018.02.13 |
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左に置かれた吽像、こちらの頭にも擬宝珠と思われる丸い突起が彫られています。全体にやや小ぶりです。 江戸の狛犬に出会えたので歩いた疲れも忘れてしまいました。 大塚駅に戻って次の目的地王子神社に向かうことにします。2018.02.13 |
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原稲荷神社狛犬・昭和34年(1959年)・皇太子ご成婚記念 |
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若干小型ながら私の好みの狛犬です。右に置かれた阿像、胸を大きく膨らませている姿には迫力がみなぎって見えます。 尻尾の形も中々良い感じです。2018.02.13 |
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阿像の後ろから吽像方向を写しています。後ろ姿も躍動感を感じさせます。 近々退位される天皇陛下のご成婚記念と刻まれています。狛犬が奉納された年のご成婚の華やかなパレードの記憶があるので何か感慨無量です。2018.02.13 |
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こちらは左に置かれた吽像、切れ長の力のこもった目の彫も良い感じです。2018.02.13 | ||||||||
社殿の右に紅白の梅の花が花びらを開かせていました。此処までかなり先を急いで歩いてきました、花の出迎えのお陰で疲労が薄れてきました。花が知らせる”春は近い”の気分が疲労回復の薬のようです。 左側に古そうな庚申塔が見えます、下の写真の境内の説明版に書かれているものです。201 8.02.13 |
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町屋駅前の都電の駅まで戻ってきましたが電車が丁度出ていくところでした。これから三ノ輪橋駅までの間で二つの社を回り、土手の伊勢屋で天丼を食べて吉原から竜泉寺町に向かう予定です。 かなり忙しい行程が待っているので電車を逃したのは残念です。ホームの椅子に腰かけてこれからの行程の地図を確認する事にします。 |
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06/12/2022 | ||||||||
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