出雲大社初詣と出雲の狛犬① ②松江城 ③鳥取砂丘・天橋立  

2015年12月31日から1月2日まで、出雲大社の初詣と山陰を回ってきました。私の目的は出雲の狛犬を見たいという事もあります。今回は私にとっては数十年ぶりの団体旅行になります。行き先を他人に決められて引き回される旅がどうも性に合わないようです。今回は家人が旅費を出すというのです、無下に断れば諍いが起きそうな気配に重い腰をあげました。31日の朝、東京駅から座席指定の新幹線で岡山に向かいます。2015.12.31

出雲大社から天橋立までの地図
地図のポイントのカラーがそれぞれの説明文に示されています

総勢20数名の団体の一員として旅をします。他の人は慣れているようですが私はどうも恥ずかしさが抜けません。

新幹線の窓から富士山が見えます。富士山好きの家人はこれで今回の旅は吉と占ったようです。2015.12.31

岡山駅到着

新幹線の中は指定席のせいもあり年末とは思えないほど静かです。弁当が配られたり、景色を見たりしているうちに岡山駅に到着しました。若い添乗員の人の旗に導かれてぞろぞろと駅を歩きます。人の邪魔にならないかとか考えて恥ずかしさが抑えられません。吉備団子はどんなものかと見ようとしても時間にせかされてただ駅舎を先に進みます。

向こうのホームに新幹線が入ってきました。 ローカル電車もやってきました。播州赤穂行の看板を見て旅に出た事を感じました。

これが米子まで乗車する特急・やぐもです。

大山ロイヤルホテル地図のポイントの色

米子駅からホテルのバスに乗って直ちに出発です。途中雲の中に大山がその裾野を見せてくれました。ホテルに付いて、食事や明日の説明を受けてあっという間に部屋に向かいます。

こうも忙しいとどうも写真を撮りはぐれてしまいます。夕食前に温泉に入ることにします。2015.12.31

これが大露天風呂と言うもののようです。火山の多い、福島や山形の素晴らしい温泉に入っているので少し物足りませんでした。それと湯口から流れ出る温泉は温度が低いようで循環式で加温しているようでした。2015.12.31
夕食

夕食は和食、中華、フレンチと選べるようです。フレンチだけは浴衣不可と言われて、風呂上がりの浴衣を脱ぎ変えました。そう言えば数か月前に、もし食べるとしたら何が良いと家人に聞かれた記憶があります。普段は我が家の選択の基準は値段が優先ですからフレンチは除外されます、それでフレンチと答えた事があります。それはこれの事かと思い当たりました。家人のおごりなので、遠慮なくいただきました。

8階の展望レストランの雰囲気、余り経験がありませんが大変美味しい料理でした。一皿ごとに説明を受けましたが私には異国の言葉のようで理解ができません。東京駅から延々と電車で旅してたどり着いた山の中のホテルで、想像以上のこのような美味しい異国の料理を食べられた事は、今回の旅の大きな思い出です。料理ごとに出されるパンもそれぞれ特徴があって大変美味しく、スープも濃厚で口の中に味が粘りつくように広がりました。私の乏しい予算で泊まる旅館では、おおよそ姿は良いが味はイマイチが多いのですが、このフレンチはどれも美味しさの質が深く感じられました。2015.12.31

元旦の大山初日の出
部屋の前には大山がそびえたっています。山の後ろが薄赤く染まり出しました。2016.01.01
少し目を離している間に山の稜線に光の線が走ります。平成28年の初日の出です。2016.01.01
朝の出発は8時、これが忙しいのです。大急ぎで風呂に入りバイキングの朝食を食べました。4人の奏者が正月らしい雰囲気を盛り上げていました。混雑する前に出雲大社に向かうそうです。2016.01.01

出雲大社の初詣

出雲大社(杵築神社)に近づくと道路が渋滞、途中でバスを降りて歩くことになります。入り口にさざれ石が置かれていました、那須神社で見たものよりかなり大型です。2016.01.01

添乗員の人に従って、案内図左下の駐車場から上に神楽殿に向かいました。お参りをしてから右に折れて拝殿に向かいましたが大変な混雑、とてもバスの出発時刻に間に合いそうもありません。

お札とおみくじを買い、遠くからお参りを済ませました。写真も、この混雑なので関係の無い人が沢山写ってしまいます。多くを割愛しました。2016.01.01

神楽殿です。ここに大きなしめ縄があります。ここには狛犬がいるので見たかったのですが、長い列にあきらめざるを得ませんでした。遠くからお参りをしました。2016.01.01
拝殿の手前の銅製の鳥居の前で強制的に記念撮影の列に並ばされます。どこも大変な人込みです。2016.01.01

これが神楽殿の巨大な注連縄です。神楽殿の裏手で狛犬を探して幾つかの末社を回りましたがありませんでした。神楽殿の中に鎮座しているだけのようです。

とてもお参りをする状態でないので、残念ながら諦めて駐車場に止まっているバスまで早々に戻りました。2016.01.01

大根島・由志園のぼたん地図ポイントカラー

由志園住所:島根県松江市八束町波入1260-2。松江市の大根島は牡丹と朝鮮ニンジンの栽培が盛んなところです。突然、今は亡き母が大根島の牡丹の話をしていたと家人が言うのを聞いて驚いてしまいました。花好きではありましたが、苦しい生活の中でどうしてはるか離れたこの島の事を知っていたのか。2016.01.01

中に入るには入園料がかかるようです。庭園を見通せる綺麗な部屋で昼食をとる事になりました。

ご飯もそこそこに大急ぎで庭のボタンを見る事にしました。鯛めしと鍋と刺身などの味は、昼食としては可もなく不可ももなくでした。。2016.01.01

流れをめぐらした手入れの行き届いた庭園です。池には錦鯉が泳いでいます。寒牡丹が満開です。出雲大社の初詣は余りも酷い混雑ですっかり出鼻をくじかれてしまいました。

鮮やかで抑えた色の寒牡丹に心が洗われました。流石花の女王です。2016.01.01

 

途中の売店で、母親が訪れれることのできなかった大根島育ちの白の牡丹を買いました。つまらない菓子より良かろうと、朝鮮ニンジンのエキスを一瓶併せて土産としました。大根島の牡丹は村の牡丹と一緒に育てる事にしました。2016.01.01

庭の片隅に牡丹の小屋がありました。中に足を踏み入れるとそこは極楽のような花園が広がっていました。2016.01.01
私の好みとしては一重の花びらなのですが、この季節では贅沢は言えません。豪華な花を目の前にして少しテンションが上がってしまいました。2016.01.01
割とありふれた牡丹ですが今の季節に咲かせるには専門的な手入れが必要でしょう。私にはとてもできない芸当です。2016.01.01
名残惜しいのですがバスの出発の時間です。次の目的地松江城に向かいます。2016.01.01
10/10/2022
 
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