遠い春 |
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多忙と冬の厳しさが重なって県境の高原の村へ向かう意欲がわきません。ライブ・カメラで途中の様子を見ると強風に電線が揺れ、田圃が一面の雪に覆われる日々の厳しい冬の姿がしばしば目に入って更に億劫になります。
畑も耕さないといけないし、植木と花に肥料も上げなくてはならないしと思うのですが気分が乗りません。いよいよ街では桜も咲くというニュースを目にするようになりました。 2018.03.06
⇦庭一面の霜柱 |
もう猶予がないとせかされるような気分で村にやって来ました。高原の村の冷気はやはり半端ではありませんでした。春の訪れは目を凝らしても殆ど見つけられません、耳を澄まし、目を一杯に開いても密かにそれらしい気配がするばかりです。 2018.03.06
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日が落ちると、高原の村は冬が支配する氷点下の世界です。朝、庭に出るとサンダルの下からザクザクと言う音と共に一面の霜柱柱が目に飛び込んできます。無数の氷の針が地面を押しのけて牙を覗かせています。
街では久しく目にしなくなった霜柱、幼い頃の冬の思い出が蘇ります。それにしてもスケールが違います。霜柱は高く、広く庭一面を覆っています。そこには春の気配は微塵も感じられません。 2018.03.06
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野菜とリンゴの買い出しのついでに高原の村から下って、知り合いの家を訪ねました。村ではよそ者の私達には力強い友人です。
友人の家の庭から那須連山の雪の山脈が空一杯に広がっていました。 |
JA白河・り菜庵での買い物 |
JAり菜庵(白河市弥次郎窪29-1)で開店の9:30に合わせて村を出ます。お目当てのリンゴ(フジかサンフジB級品)に一番で向かいます。街の友人のお土産に大喜びされるので15個程を買い込みました。大きなリンゴが6~8個入っています。それが、街で買うリンゴが何だったのかと思うほど蜜が入っていて美味しいのです。
まづ目的を達したのでゆっくりと”白河関 味噌”を買いに行きます。村の人に貰って食べたら、これも普通の味噌は何だったのかと言う程気に入っています。無添加なので冷蔵庫に保管する必要があります。人により味の好みは異なるので全ての人に旨いという事は無いかもしれませんがご興味があればと思い下記に袋の住所等を書いておきました。価格ははっきりしませんが¥670程度と思いました。
野菜は寒い地方なのでまだ種類も少ないのですが、値段もそして何より柔らかくて野菜の香りと味がするのです。そして美味しいのには、やはり街で買う野菜は何だったのかと思うのです。
里芋に泉崎(場所)・”小林トメ”さんという生産者の名前を見つけました。顔もどんな人かも知りませんが、私達にはお馴染みでこの人の野菜は全てが美味しいのです。余程面倒を見て野菜を育てている事が感じられます。直ぐに数個買い込みました。 |
白河関みそ・山口こうじ店 白河市東釜子字本町7・0248-34-2728・国産大豆・添加物や酒精を利用してない酵母が生きている生味噌と書いてあります。冷蔵庫に保管する必要があります。通販でも買えます。
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寒い庭 |
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雪の山の切れた辺りの植木の下でヤブコウジが赤い実をつけていました。たった1本のヤブコウジの赤い実は細やかな春の知らせに思えました。 |
高原の村に戻って畑を耕しました。本職の人は誰も農作業をしている様子はありません。小型耕運機を物置から引き出そうとすると屋根から滑り落ちた雪が高く山を作っていました。 2018.03.06 |
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暖かくなって伸びてくるフキの数より明らかに少しのフキのとうが見えます。細やかな収穫です。 2018.03.06 |
ユキヤナギが2本程綿帽子を付けていました。氷点下の夜はどうしているのか、野にある植物には頭が下がります。
野の花はどれも私に共感と感銘を与えずにおきません。家人は花なら何でもと言う意見ですが、私にはやたら派手な洋種の花にはどうも馴染めません。クリスマス・ローズ程度の咲き方が二人の意見の一致点になります。
1本は切り取って花瓶に差してみました。 |
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街に帰る朝、高速のインターを目指します。那須連山が白い雪の壁のように立ちふさがっています。ここまで来ると気温が1度になりました。 2018.03.07 |
 村で天婦羅にして味わったフキのとう、少し残しておいて街でフキ味噌にしました。味噌は村の近くの味噌です。
現地を離れてやってフキ味噌の香りと共に春だなと言う思いが湧いてきました。
ご飯は村の知り合いの農家の人から買っていますが、大変美味しいコシヒカリです。水が良いのだというのですが果たして真実はどうなのでしょうか。それに、家人は生産者から買うので価格の安さがこたえらないようです。
次の訪問はイワナ釣りが解禁になったらと思っています。 2018.03.07
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03/10/2018 |
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