土手のジョギング・土手の春の自然の風景A  @
アベマキの花房が滝が流れるような景色を見せてくれていました

先週は北国の桜見物に出かけたので今日は久しぶりの土手のジョギングになります。曇天の中の快適な土手には小雨もぱらつく天候のせいか人の姿は余り見られません。

土手に登ると特異な姿のヘラオオバコが長い茎をのばしてジョギングをする往復約10km程の土手のあちらこちらに花を咲かせてくれていました。

野の花らしく目立つことなく辺りの風景の中に馴染んだ姿が心を癒してくれます。時折吹く春の微風に茎を振るのも趣を添えてくれます。

久しぶりの土手には雑草に紛れて静かに咲く野の花が彩を添えてくれている穏やかな春の自然の風景が広がっていました。

横にも上にも花房を伸ば咲く野に咲く藤の立体的に美しさに魅がれて22日に続き23日も土手のジョギングにてかてみました。加えて一週間後の30日の土手で目にした自然の打つ草に出会った事も記載申し上げました。心地よい春の気配が支配する土手から目を下に向けると満開のミセアカシアの白い花が姿を見せてくれました。

2024.04.23

 

土手の野の花一覧をご参照ください。

土手の野の花のアルバム写真
土手のジョギングの折に目にした野の花の写真を納めれた下記アルバムをご覧ください。
土手の野の花とその風景 アルバムページ
サクラソウ自生地の野の花 のアルバム画像をご覧ください。

土手のジョギングとサクラソウ自生地 アルバム・ページ

2023.09.25

サクラソウと野の花 ”土手のジョギング・サクラソウと野の花@”掲載の画像は左記アルバムよりご覧ください。尚、上記の土手のジョギングとサクラソウ自生地と併せて掲載申し上げました。

2023.09.25

土手の野の花一覧をご参照ください。文中の植物の名前が違っている場合もあります。

2023.09.25

2024年4月23日・ジョギングする土手の自然

11:00・往復10km程の土手のジョギングの折り返し点近くから曇り空の中にスカイツリーが姿を見せてくれました。折り返してからは私の背中を見守ってくれるその姿は復路の大きな励ましになりそうです。

 

2024.04.22

折り返し点の橋にタッチして復路が始まります。

高貴なナオヨクサフジが土盛りで作られた左右の土手の斜面を埋め尽くして咲いていました。その中を通る細い道の両側に咲く紫の花をかき分けるようにジョギングで進みました。

2024.04.23

ネズミムギが穂を伸ばしていました。

2024.04.23

昨日もその姿を存分に楽しんだ土手下に見える紫の藤の花を立ち止まってゆっくり見る事にしました。多分来週になると花の美しさは今日とは異なる姿に変わっているでしょう。

2024.04.23

黄色の花びらの咲き方がそれ程大げさに見えないオオジシバリが小さな群落を作って咲いていました。2024.04.23

11:41・土手の両側にヘラオオバコが点々と大きな群落を作り今を盛りと元気な姿を見せてくれます。緑の広がる大きな土手の風景にはお似合いです。

2024.04.23

12:21・一見すると雑草の原に見える緑の雑草の隙間にサクラソウが優雅な花の姿を見せてくれます。

2024.04.23

足元近くの雑草の少ない場所にサクラソウが幾つかの群落を作りながら咲いています。ある程度の群落を作らないと旺盛な雑草の繁殖力に押しつぶされてしまうでしょう。

2024.04.23

群落の中には未だ蕾も見えるので暫くは雑草の圧力に抗する事が出来るでしょう。

 

2024.04.23

足元に桜サクラソウの姿を胸に仕舞い込みました。一週間後の土手ではこれ程の姿で目にすることは出来ないでしょう。来春までの暫しの別れとなるサクラソウに再度目をやってから出発点に向かいました。

2024.04.23

2024年4月30日

29日の祭日は土手もかなり込み合うのではないかと、翌日の30日の朝の出がけの小雨が気になりましたが思い切ってやってきました。

思惑があたり土手には人影がほとんど見られません。時折小雨が落ちてきますがその分外気が涼しく感じます。快適にジョギング続けていると嬉しい事に曇り空の中、スカイツリーが姿を見せてくれました。これで折り返し点までは緊張が薄れてジョギングを楽しめそうです。

2024.04.22

スカイツリーに暫く目を奪われながら進みます。土手にかなりの数のカラスが群れていました。私が近づくと一斉に飛び立って土手下の大きな木の枝に群れを作って止まりました。

2024.04.30

カラスの群れを見ていると隣に白い花が満開の大きな木が数本目に入りました。復路、土手を降りて花を見てみる事にしました。

 

2024.04.30

11:43・出発から5kmの折り返し点の橋にタッチして一区切りが着きました。後は往路に目にした花を見ながら土手を上り下りしながら巡る事にします。

2024.04.30

折り返し点とその手前200m程の土手の中に細々と続く道の間の両側は紫のナヨクサフジの花が斜面を覆いつくしています。優雅な紫の花房の列をかき分けるようして進みました。

 

2024.04.30

折り返し点からの帰り道、土手下に降りて白い花の咲く大きな木を見る為にやってきました。 見上げる程の木にはフジの花房に似た真っ白な花が大量に咲いていました。

2024.04.30

ニセアワカシアの花でした。辺りに競って背を伸ばす樹木の中で今が盛りと盛大に白い花房を見せてくれていました。

 

2024.04.30

上を見上げると一面に白い花房が頭上を覆っています。木の幹に近づこうとしましたが自然の林なので雑草や辺りの低木に塞がれて叶いませんでした。

2024.04.30

小道から近づける枝に咲く花房で十分満足できるので心を落ち着けて見させてもらうことにしました。当然誰一人此処まで来る人はいませんので、心行くまで花を見る事が事ができます。

2024.04.30

大きな枝で覆われた少し薄暗い道の脇なので白い花房が一層その色合いを際立たせてくれています。

2024.04.30

このニセアワカシアの花は未だ蕾の状態が多く見られます。もしかすると来週も薄暗い小道の脇に咲く白い花房を楽しむ事が出来るかもしれません。

2024.04.30

ニセアワカシアの花で覆われた土手下の小道を抜けていきます。最後に再度白い花で覆われた頭上をを見上げてみました。

2024.04.30

”ウラナミシジミ”が花に止まっていました。川辺に近いこの辺りの草むらでは先程は黄色のアゲハも飛んでいました。尚、蝶の名前は違っているかもしれません。

蝶が辺りを飛ぶようになって自然の風景が俄かにより豊かになって来たようです。

2024.04.30

野バラも今が満開でした。樹勢の強い野バラなので土手のあちらこちらに花を咲かせてくれています。花に虫が止まっていたのでシャッターを押してみました。

2024.04.30

見ている分には清楚な白い花ですが林の中に足を踏み入れようとするとかなり厄介な事になります。

2024.04.30

”ジャノメチョウ”が逃げもせずに草の上で羽根を広げていました。違う位置からカメラを構えようと体を動かした瞬間飛び去ってしまいました。尚、蝶の名前は違っているかもしれません。

2024.04.30

 

土手下のフジの花の様子が気になるので再度土手を降りてみる事にしました。自然の厳しい掟を目にすることになりました。花房は既にその輝きを失っていました。

辺りを見渡していると先程見たニセアワカシアの花が数本の塊を作って咲いてくれていました。嬉しい自然のプレゼントです。

 

2024.04.30

足を踏み入れる事は遠慮しましたが、数本のニセアワカシアの花を付ける木が群れを作って咲いていました。

2024.04.30

花房が消えていくフジの花の前を通り過ぎて土手下の道を更に進ん行きました。

アベマキと思われる(クヌギか他の樹木かもしれませんが)花房が、滝の流れるように大量に下がっていました。

美しい造形に思わず足を止めてしみじみと眺めます。2024.04.30

 

長年通っている土手の下にこのような花が咲いているとは驚きです。自然の奥深さに感謝しなくてはなりません。延々と続く林の中には未だ知らない自然の贈り物が秘められているかもしれません。

かなりの高木から大量の花房が滝の水が流れるように垂れ下がっていました。春の短い時間だけ人知れず咲く美しい風景に出会えた事に感謝しました。

2024.04.30

見上げるとかなり大きな木でした。この木もニセアカシアと同じく誰も見る人がいないので心行くまで見上げてみました。

2024.04.30

ワカメガシワと思われる葉が赤く色付いていました。葉を恥ずかしそうに紅色に染める姿に魅せられてシャッターを押しました。

もしかすると木の名前が違っているかもしれません。

2024.04.30

 

往路は素通りしたサクラソウの自生地に戻ってきました。やはり自然の厳しい現実を目のあたりしました。一週間前とは一変して一面緑の原に変わっていました。

緑の雑草に覆われた中の僅かな隙間からサクラソウが健気にその姿を見せてくれていました。

2024.04.30

何とか足元の雑草の隙間に咲くサクラソウに出会いました。今年は多分これが今年目にする最後のサクラソウの姿でしょう。生い茂る雑草の中で命を長らえ来春の再会を願うばかりです。

2024.04.30

春が進み初夏が近づいてくる4月30日の土手の自然の移り変わりゆく様にいささか切なさを感じてしまいます。情け容赦なくその時が過ぎた草花には退場と交代を行うことは毎年の恒例とは言え、去り行く花の姿に名残がつきません。来春の再会という確実な望みを目指して新しい自然の風景を楽しみながら待つ以外方法はないことは自明の理ですが、雑草の原に身を沈めていく可憐なサクラソウの姿を見ると少し心が痛みます。

2024.04.30 

05/03/2024
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土手の春の自然の風景A
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