那須・八幡温泉のつつじ群生地と駒止滝  前回 次回  

那須八幡温泉下のツツジ群生地が見ごろのようなのでやってきました。途中で小雨がぱらつきだし寒い一日です。

雨でも混雑が酷いだろうと、人の少ない場所を歩きました。傘を差しながらベンチに座り、家から持ってきたポットで体を温めて昼食をとりました。真っ赤なヤマツツジに囲まれています。辺りは霧が立ち込めて幻想的な景色です。2016.05.16

那須連山はツツジの種類と量の多い一帯です。この辺りに赤いヤマツツジと紫のヤシトツツジが多く見られます。

公園のツツジではないようです、ほぼ自然の状態で残されています。昔は地元の人が訪れる場所でしたが、今では多くの人がこの季節には那須のツツジを見に訪れます。駐車場、木道や遊歩道も整備されて、気軽に圧倒的なツツジの中を散策することが出来ます。これはヤマツツジです。2016.05.16

この赤紫のヤシツツジが那須連山の特徴的なツツジの一つです。この他にはゴヨウツツジとも呼ばれる白いヤシオツツジ、アカヤシオと呼ばれる赤いヤシオが見られます。

個人的に、植物の個体の多さを競って言うのは何となく無粋で好みませんが、それでもこの自生地の一部ではツツジの勢力が他の灌木類を凌いでいるようです。鮮やかなツツジと緑の木々の色合いとのバランスの美しさが、安らぎを与えてくれるように感じます。2016.05.16

これが青と言うか紫と言うか、独特の色合いのの那須のヤシオツツジです。因みに県境の村の優雅なヤシオはピンク色です、それで那須のヤシオを青と言ったりします。2016.05.16
鮮やかな色のヤマツツジ、濃淡・咲き方には個体差があるようです。2016.05.16
自然の中でそれぞれが勢力を競い、結果としてバランスよく共生している姿が見られます。冬は雪の下になる厳しい自然と他の植物との戦いの中で、生き残った木々の透明感に満ちた葉や花の色に清々しさを感じます。春、5月、それでもセーターを着ても寒さが身を包む冷気が辺りを覆っていました。2016.05.16
この限れた春の季節だけは自生地も華やかさに満ちています。短い夏が過ぎ紅葉の季節はあっという間にやってきます。雪に埋もれた森は静まり返っています。2016.05.16
緑の灌木と鮮やかなツツジが織りなす気分の良い遊歩道があります。2016.05.16
緑の先には赤いツツジが見られます。このようにバラン良い色で森は構成されています。2016.05.16
サラサドウダンも多く見られます。秋の紅葉を彩る植物でもあります。2016.05.16 これは普通の白いドウダンツツジです。那須ではドウダンツツジも数多く見られる植物の一つです。
ツツジの道を抜けで展望台に向かいました。 木道が所々見えてきました。展望台はすぐです。
雨なので展望台には人が居ませんでした。2016.05.16 展望台から那須山を見ましたが深い霧の中に沈んでいました。2016.05.16
駒止滝

八幡温泉のツツジの自生地からケーブルカー乗り場に向かって道路を登ります。僅かで道路左上に駒止の滝の看板が見えます。この左の標識は見落とすかもしれない見ずらい看板です。道路の右側に大きな北温泉入り口の木の看板があります。二つの看板は同じ駐車場を表示しています、それに従って道路を右折します。2016.05.16

右手の北温泉の標識です。 右折するとこのような道が1km程続きます。道路脇にヤマツツジが咲いています。行き止まりが観瀑台の駐車場です。駐車場の目の前に滝を見る台があります。

駒止滝は、那珂川に流れ込む余笹川の上流の高さ30m程の釜を持った美しい滝です。観瀑台からはかなり遠いので小さく見えます。

途中の斜面にはシロヤシオと赤紫のヤシオが点々と咲いているのが望まれます。

観瀑台の駐車場です。階段を下りていくと北温泉、滝を見るのは前に進みます。駐車場の案内板に加筆しました、平成の森から歩いても来られるようです。紅葉の頃は綺麗かもしれません。

これから県境の村に戻る途中、歌舞伎せんべいのアウトレットで壊れせんべいを買い込みます。畑仕事を少しやった後、夕方からイワナ釣りに出かけるつもりです。山の花・高山植物一覧

那須のツツジ
 
06/13/2020
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ヤマツツジと紫のヤシオが満開・駒止の滝