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アカヤシオの群落の姿を楽しみながら登っていると半月山展望台の標識、頂上はもう直ぐのようです。ひとまず展望台に立ち寄ってみる事にしました。 2022.05.09 |
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かなり狭い展望台には綺麗な案内図が有ります、これによれば晴れていれば中禅寺湖の先に懐かしい女峰山や太郎山が見えた事になります。辺りは深い霧で景色は勿論物音さえも聞こえません。 登る程にアカヤシオの姿が少なくなってきます。多分10分程で標高1,753mの半月山頂上かと思えるのですが、景色が見えないのでは頂上に登っても意味がないと思い展望台から戻る事にしました。出来れば県境の村に戻り、時間があれば夕方からイワナ釣りに行きたいと思っています。 既に古いレイン・ウエアーは水がしみ出し体はびしょ濡れです。寒さが濡れそぼる体を締め付けます。 2022.05.09 |
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展望台入口に咲くアカヤシオも、未だ蕾が見られます。下ると決めたのでゆっくりとアカヤシオの姿を見ながらシャッターを押しました。下り道は霧の中に沈み込んだアカヤシオが作る幽玄な自然の景色を楽しみながら歩く事にしました。
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やはりヤシオツツジの花弁は私の好みに合います。山には多くの自然のツツジが咲く県境の村でもツツジと強いて言えばヤシオを意味する理由が分かります。 街での暮らしでは全く知らなかった美しい姿のツツジです。花弁には雨粒がまるで首飾りのように下がっていました。 展望台から駐車場に戻る事にしました。 2022.05.09
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ゆっくりと下るので登山道脇のアカヤシオを一つづつ見ながら下ります。かなりの樹高のアカヤシオが多く見られます。レンズが曇りはっきり写らないのが残念です。 2022.05.09 |
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このアカヤシオが最も幹が太く樹高の高い木だったと思います。この厳しい環境の中でこれ程の大木に育つには思った以上の年月を生き抜いてきたと思われます。 辺りの木々とのバランスをとりながら自分のテリトリーを護って枝には溢れかえる程の花を咲かせていました。とても自然の樹木とは思えない旺盛な花付きでした。 2022.05.09 |
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県境の村の多くの家でアカヤシオが植えられていますが、寡聞にしてこれ程の大木とこれ程の花付きの木は初めて目にしました。
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レンズの雨粒を頻繁にタオルで拭き取りながら花弁を写しましたがかなりの雨の降りで全てを拭き取る事が出来ませんでした。 美しいアカヤシオの花の姿ぼやけしまいました。 2022.05.09 |
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下る前に再度角度を変えてアカヤシオの大きな木を写してみました。 2022.05.09 |
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下る程に薄暗い山の斜面の中に点々とアカヤシオが咲いていました。
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駐車場が近くなりました。原生林の中にはかなりのアカヤシオが咲いています。 霧が一面に立ち込める駐車場には私達の車だけがポツンと見えました。雨の中、濡れた衣類を脱ぎ変えホッとしました。 これで今回の日光の自然の花を見る旅では出発前に予想していた以上の美しい風景を見る事が出来ました。 2022.05.09 |
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中禅寺湖スカイラインはいろは坂と同じように何度も小さなカーブを曲がりながら下る事になります。時折道の脇に大きなアカヤシオの木が現れて帰路の名残を更に増してくれます。狭い道が広がった場所が有ったので車を停めてシャッターを押しました。此処まで下ってくると霧が晴れ雨も殆ど降り止んでいました。 2022.05.09 |
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半月山の清楚なアカヤシオの花を目に焼き付けて思い切って車を進めました。 2022.05.09 |
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下るほどに霧が少し薄くなり中禅寺湖の岬、八丁出島が眼下に見えてきました。 2022.05.09 |
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中耳湖畔の立木観音の駐車場に到着、やっと今回の日光の旅の終わりを迎えました。霧の晴れ間から男体山がその大きな姿を表してくれました。 2022.05.09 |
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いろは坂を下り日光市内に出ます。市内からは芭蕉の通ったであろうと思われる大谷川沿いの旧道を通り奥の細道に思いを致しました。その先も芭蕉の旅を思いながら日光北街道を東に那須に向かいました。 村の帰ってからスーパーに今夜のおかず買いに出かけました。雨は上がり見上げる空に美しい虹が掛かっていました。それも珍しい事ですが目を凝らして見ると2本の虹が美しい円弧を空に掛け渡してくれていました。今回の日光の旅の最後を飾ってくれるようでした。 結局雨に降られてすっかり釣りに出かける気分が吹っ飛んでしまいました。 2022.05.09 |
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05/20/2022
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