８月２９日～９月６日の夏休み中の高原の村の花と木を掲載しました。未だ昼間は猛暑が続きますが、高原の村では夜の訪れとともに秋の気配が漂いだしました。布団が無ければ朝方は寒さで眠れません。街の暮らしからは想像もできない贅沢な冷気が体を包んでくれました。

秋の花が咲き実が成りだす秋の気配が漂っていました。ツリバナマユミには驚くほどの多くの赤い実がなり吹く秋風にゆれていました。

２０２２年７月の村の花と木スライド

２０２２．０9．０6

⇦　 ２０２２年８月の村の花・スライド・アルバムをご覧ください。画像をクリックしてもご覧いただけます。

①に掲載の花　
ウメバチソウ　 ウメモドキ　
ガマズミ 　ギボウシ　サルスベリ シュウカイドウ　シュウメイギク

②に掲載の花
バイカウツギ　ツルリンドウ　ツリバナマユミ 　ツリフネゾウ 　 ツユクサ
ホタルブクロ　マツヨイグサ　 ゲンノショウコ　ボケの実　ナツハゼ

２０２２．０9．０6

道路脇の草むらの中から真っ白なウメバチソウが精一杯背伸びしながら花を咲かせていました。ともすれば雑草に押しつぶされそうな気配です。

２０２２．０９．０６

毎年枝一杯に真っ赤な実を実らせてくれるウメモドキが今年も変わらない姿で迎えてくれました。寒さの深まりと共に光沢ある赤い実は一層赤みを増してくれます。

２０２２．０９．０６

高原の村が雪景色の中に沈み込むころ、真っ赤に色付いたウメモドキの実の上にも白い雪が薄く積もります。朱色の実と白い雪の色の組み合わせは絶品です。

２０２２．０９．０６

何処にでも生えているガマズミも最も輝くこの季節、大量の輝く赤い実をたわわに実らせてくれていました。ウメモドキに比べると野生見を感じさせてくれる落葉樹です。

２０２２．０９．０６

やはりあと少しの冷気がガマズミの実にも輝きと深い赤色をもたらしてくれるようです。次に県境の村を訪れた折には更に美しい実をなっているでしょう。

もしかするとその前に鳥達に食べられているかもしれませんが・・・

２０２２．０９．０６

村の知り合いの人の山から数本のガマズミを移植しました、それぞれに微妙にその様子が異なります。

このガマズミはおとなしそうな様子で花を咲かせ赤い実を鳴らしてくれます。葉の形がしっかりした色合いと作りに見えます。

２０２２．０９．０６

秋の花では好みの紫色のギボウシの花が最も美しい時に出会ったようです。密やかな咲き方と紫色の花弁が生み出す高貴なその姿は出色の秋の花だとしばし見とれています。

２０２２．０９．０６

長い期間花を咲かせてくれる赤と白の２本のサルスベリ。今年も夏の始まりから秋の始まりまで次々と花を咲かせてくれています。

流石いよいよ終わりの季節がやってきたようです。

２０２２．０９．０６

赤いサルスベリの花の間から真っ赤な実が顔をのぞかせています。ここでも秋の気配がいよいよ深まる気配を感じさせられます。

２０２２．０９．０６

築山の上に直立する白いサルスベリ、寒さにはそれほど強くないと聞いていましたが厳しい高原の冬を毎年苦も無く乗り切って盛大に花を咲かせてくれます。しいて言えば、少し元気すぎると頻繁に幹から大量に伸ばすひこばえを切り取りながら思うのです。

２０２２．０９．０６

まさにこぼれる程に大量の白い花を咲かせてくれています。白いサルスベリにも実がなりだしているようです。

２０２２．０９．０６

秋の到来を知らせてくれる花の一つ、シュウカイドウが咲きだしていました。大きな葉が目立つ抑えた咲き方は個人的な好みに合致するようです。お陰でいつも数本を草刈り機で切り取ってしまう失敗を重ねています。

そのせいか余り花の数が増えないようです。２０２２．０９．０６

極めて頑健な秋の花、シュウメイギクが咲きだしました。多くは未だ蕾がまさに天候に合わせて開こうと待ち構えている状態ですが白い花びらが一輪だけ綺麗に開いていました。

２０２２．０９．０６

裏山の脇には紫のシュウメイギクが大きな群落を作っています。草刈り機で刈っても季節になると元気に茎を伸ばしてくる旺盛な生命力の花です。

２０２２．０９．０６

何故か一輪だけ花弁を開かせた白いシュウメイギクと同調するように多くの蕾の中から一つの紫色の花弁を咲かせていました。多分今年はこれが見納めになるかもしれません。

２０２２．０９．０６

高原の村の秋は短くあっという間に那須から吹き下る烈風に身が縮む日々が続きます。それまでの短い時間に今年最後の花と実を見せてくれました。２０２２．０９．０６