土手のジョギング・サクラソウと野の花@ Aへ |
||||
2023年4月03日・土手のジョギング@・
サクラソウと野の花 |
||||
一週間前の3月27日の馴染みの土手でのジョギングでは、桜とサクラソウと野の花の静かに咲く春の気配を存分に楽しむ事が出来ました。海までのジョギングの事で頭が一杯だったこともありすっかり失念していたためにサクラソウの花に出会った時は、快晴の空の下、薫風の吹き渡る土手でのジョギングを楽しみながらの春の景色を存分に堪能することが出来ました。一週間後には土手の桜の花は全て散って若葉を茂らせだしている事でしょう。春は素早く過ぎていきます。 土手下の小さな船着き場に植えられた数本の桜が広がる川面を背景に静かに咲いていました。 ジョギングが終了後、隣接するサクラソウ自生地で昼食を楽しむので往路はできる限りジョギングを中断せずに進むことにしました。 |
||||
2022.04.03 |
||||
サクラソウと野の花 ”土手のジョギング・サクラソウと野の花@”掲載の画像は左記アルバムよりご覧ください。尚、上記の土手のジョギングとサクラソウ自生地と併せて掲載申し上げました。 2022.04.03 |
||||
土手の野の花一覧をご参照ください。*文中の植物の名前が違っている場合もあります。 2022.04.03 |
||||
11:19・セリバヤマブキソウの花が満開でした。折り返し点からの復路は久しぶりに少し土手下に降りて川沿いを進んでみることにしました。湿った川沿いの道には土手とは異なった野の花が見えられる可能性があります。 2022.04.03 |
||||
ヤマブキ に似た黄色い花を多量に咲かせた大きな塊が川岸の細い道の脇に見えます。重なるように伸びる茎を見ると木ではなく草花であることが分かります。葉も名の通りセリによく似た形をしています。 2022.04.03 |
||||
11:20・大きく広がった流れに浮かんだ大量の水鳥が餌を啄んでいました。広い川岸には静かに魚からの反応を待つ釣りを楽しむ人たちの姿が見えます。 2022.04.03 |
||||
11:23・川岸から離れて釣りの人の邪魔にならないよう注意しながら歩いていると突然目の前の人の釣り竿が勢い込んで大きく根元から曲がりました。 暫くの間、魚が水面に姿を見せることなく堪えていましたがやがて水面に激しく動きながら全身を見せてきました。それでも続くかなりの力比べの時間の後、何とか網に入れることが出来ました。 私も邪魔にならないように後ろからその迫力あるやり取りを一緒に見させてもらいました。 2022.04.03 |
||||
網に入れて引き上げられた魚は約82cmの太った野鯉でした。激しい抵抗で力を使い切ったか草むらに置かれてからは覚悟を決めたように暴れることも無く体を横たえていました。釣りの人にこたわって写真を撮らせてもらいました。運よく良い場面に出会わすことが出来ました、釣り人にお礼を言って川岸の道を進みます。 2022.04.03 |
||||
11:27・強大な鯉との厳しいやり取りを見終わって釣りする人の後ろを通り過ぎました。格闘の舞台の後は満開の菜の花のカーテンで飾られていました。何とも見事な自然の仕組みだと感心してしまいました。 2022.04.03 |
||||
11:29・水辺の傍が馴染みのオオカワジシャが咲いていました。ヨーロッパ、アジア原産の帰化植物。咲き方や花の色などがらは帰化植物の荒々しさが感じられない優雅な花に見えます。 2022.04.03 |
||||
11:30・昼食の時間もあるのでそれ程のんびりもできません。土手の斜面を登り土手上の道に戻ることにしました。日当たりの良い土手の斜面には鮮やかな黄色の花を開かせたウマノアシガタが点々と咲いていました。 2022.04.03 |
||||
11:30・目を凝らさないと見えないほどの小さなナズナの白い花が咲いていました。特徴のあるハート形の実がみえます。 2022.04.03 |
||||
11:33・ヘラオオバコの白い花が咲きだしました。何処か武骨な姿で群落を作って咲く野の花ですが、咲きだしたばかりの姿は少し優し気な姿に見えました。 2022.04.03 |
||||
11:40・広い本流の川岸に小さな船着き場が設置されています。この場所だけが私のジョギングをする行程の中で人の暮らしが感じられる場所です。 多分植えたと思われる桜の若木が数本花を咲かせていました。日の光を反射する水面を背景に静かに咲く水彩画のような桜の姿に暫し見とれていました。 2022.04.03 |
||||
11:55・スイバの穂先が艶やかな色で薫風に大きく茎を揺らしていました。よく似たギシギシの茎と並んで土手に見えますが、この季節は明らかなスイバの姿が優っているように感じました。 2022.04.03 |
||||
12:02・白いニラ花の小さな一群が土手の境の道の脇に咲いていました。やはり何処か野の花の醸し出す力強い生命力より優雅な姿に見えました。 2022.04.03 |
||||
12:20・ジョギングの出発地点に近い土手下の小さなサクラソウ自生地に戻ってきました。これから昼食を楽しむ隣接する広大なサクラソウ自生地より花の咲く季節が早いので立ち止まって艶やかな姿にカメラのシャッターを押しました。 2022.04.03 |
||||
12:21・全体を見通すとサクラソウの占有するテリトリーは20%程になるように見えます。そしてそれこそが自然の姿かもしれないと思いました。それだからこそ私の心を穏やかにして感嘆することもなく静かに花を見ることが出来るのかもしれません。 2022.04.03 |
||||
12:21・仕切りの柵の近くに咲くサクラソウを写してみました。小型防水カメラのレンズが曇っているようで画面が一部ぼやけて見えます。 2022.04.03 |
||||
見る人もほとんどいない自生地のサクラソウ、ジョギングの緊張が解けた私の心にその美しい花々の姿がしみこんできます。穏やかに晴れた空の下に広がるこの花畑に薫風までもが柔らかく吹き渡りました。 2022.04.03 |
||||
何時まで見ていても飽きがこないほぼ自然の状態で満開の花を見せてくれたサクラソウも、次の折にはこの姿とは異なる姿を見ることになるでしょう。 2022.04.03 |
||||
12:21・柵の一番手前、私の目の前で雑草に隠れるように咲きだした小さなサクラソウ、正に最も透明感に満ちた桜色の花びらを見せてくれました。 果たして隣接する広大なサクラソウ自生地の花は一週間でどれほど開いているか大いに期待しているところです。200m程の最後のジョギングをすると駐車場に戻れます。そこから車で少し走ると隣接する広大なサクラソウ自生地になります。
2022.04.03 |
||||
05/02/2023 | ||||
Copyright (C) Oct. 10,2007 Oozora.All Right Reserved. |
||||
|