土手のジョギング・草藪に咲く彼岸花@  Aサミュエル・ウルマンの”青春”碑と蕨宿の散策
雑草の中に咲く彼岸花

今朝の外気からは今年の厳しい猛暑も そろそろ終わる気配がしてきました。汗もそれ程かかずにすみそうな一日、所用を早く済ませるべく朝から体を動かします。

今日は絶好の土手のジョギング日和、勇んで車を走らせました。先週は県境の村に所用が出来て土手のジョギングを一回パスしているので久しぶりの土手の彼岸花の咲き具合が案じられます。

土手に立って辺りを見渡します、未だ恒例の秋の始まりに行われる草刈りは、私のジョギングする辺りでは殆ど手付かずでした。旺盛に背丈を伸ばした雑草の中に真っ赤な彼岸花が押しつぶされそうな姿で点々と咲いていました。多分もうすぐ雑草の中に咲き出した彼岸花は強大な草刈り機械で刈り取られる運命でしょう。その後直ぐに雑草が刈り取られた土手一面に新しい彼岸花の花が大量の咲き出す事でしょう。

草叢の中に押しつぶされそうに咲く彼岸花の姿も、野の花の清々しさや生命力が感じられて個人的には大変好ましく見えます。一部刈り取られた土手の斜面に餌を探して白鷺が優美な姿を見せてくれました。

2024.09.30

土手の野の花一覧をご参照ください。

土手の野の花のアルバム写真
土手のジョギングの折に目にした野の花の写真を納めれた下記アルバムをご覧ください。
土手の野の花とその風景 アルバムページ
サクラソウ自生地の野の花 のアルバム画像をご覧ください。

土手のジョギングとサクラソウ自生地 アルバム・ページ

2024.09.30

サクラソウと野の花 ”土手のジョギング・サクラソウと野の花@”掲載の画像は左記アルバムよりご覧ください。尚、上記の土手のジョギングとサクラソウ自生地と併せて掲載申し上げました。

2023.09.25

土手の野の花一覧をご参照ください。文中の植物の名前が違っている場合もあります。

2023.09.25

2024年9月30日・ジョギングする土手の雑草の中に埋もれて咲く彼岸花

12:29・土手への緩やかに登る坂道の両側は未だ草刈りがされていないせいか緑の雑草の原が一面に広がっていました。

分厚い雑草の茂る中に彼岸花がすっくと茎を立てて咲いています。

2024.09.30

12:31・土手に登ると眼前にこれから辿る広大な緑の茂る土手が広がっていました。片道5kmの土手の草刈りは未だ始まっていないようで一安心です。雑草の間には点々と真っ赤な彼岸花の姿が望まれます。

加えて雨が降るとの天気予報のせいか土手の上に人の姿は見られません。

2024.04.22

12:33・雑草に辺りを囲まれた彼岸花、健気な真っ赤な花が広大な緑の原に彩を添えてくれていました。

点々と草叢の中に咲く彼岸花の姿が続きます。立ち止まる事が多くなりそうですが、このような機会は一年に一回だけの巡り合いです。存分に楽しみながらジョギングをすることにしました。

2024.09.30

12:37・ジョギングする道の際には彼岸花の姿が点々と見られます。広大な土手の斜面の草叢には入れませんがさぞかし雑草の中に沢山の彼岸花が埋もれて咲いている事でしょう。

2024.09.30

12:43・開花を待つ沢山の蕾が姿を見せてくれます。自然の生み出す複雑な美しさに心を打たれます。私の推測ですが、多分これ等の彼岸花はこれから始まる草刈り機での作業で刈り取られる運命だと思われます。ありがとうとつぶやいてからシャッターを押しました。

 

2024.09.30

12:59・広大なワルナスビの花が土手を埋め尽くす中に点々と真っ赤な彼岸花の群落が咲いてくれていました。

2024.09.30

13:06・ここはら暫くは土手の道が狭まってくる場所です。

土手の道を塞ぐように雑草が旺盛に茂っている先にスカイツリーが姿を見せてくれました。両側の道路脇の草叢には点々と真っ赤な彼岸花が咲いていました。

 

2024.09.30

13:12・片道5kmの折り返し点が近づいてきました。この辺りでは一部草刈りの終わった土手の斜面が見られます。草刈りが終わった枯草の原の中に大きな白鷺が時折餌を求めて姿を現します。

2024.09.30

13:21・土手では余り近くでその姿を目にすることの無い大きな白鷺が茶色の枯草の原の中でくっきりと首を立てて辺りをうかがっていました。

2024.09.30

人の姿を見つけたのか眼下の一羽の白鷺が大きな羽根を広げて飛び去って行きました。

 

2024.09.30

草刈りの終わった土手の斜面には新しく咲き出した彼岸花の群落が茶色の土手の斜面一杯に見えます。。

2024.09.30

草刈りが終わった広大な土手の斜面を下ってみました。土手の上から進行方向に見えていたスカイツリーの姿が斜面を下る程にその姿が見えなくなります。代わって辺りを遮る雑草の姿が消えた土手に広がるのは一面の彼岸花の花です。

2024.09.30

13:27・出発から約5kmの折り返し点の橋げたにタッチして土手を戻る事にします。土手を吹く風が心地よい今日の天候では日陰での休憩は無用のようです。ペット・ボトルの氷水を飲みながら出発点に戻る事にしました。

2024.09.30

往路の土手際の草藪に咲く彼岸花

13:33・往路は先を急ぎ余り立ち止まる事はしませんでしたが帰路はその折目にしていた芭蕉では立ち止まって草藪の中に埋もれて咲く彼岸花の姿を心のままに堪能しながら進む事にしました。

2024.09.30

13:33・オオキンケイギクの黄色の花の群落の中に咲く彼岸花。

 

2024.09.30

オオキンケイギクは極めて繁茂する力の強い外来種、その群落の中に身をすりこませるように身を入れて花を咲かせていました。

2024.09.30

13:35・土手下の斜面に大きな彼岸花の群落が目に入りました。久し振りに川岸を歩いてみる事にして土手を下ります。引潮のせいか川岸には砂浜が姿を見せています、そこに野良猫が姿を見せてくれました。

2024.09.30

13:36・私も心地よい砂の川岸に降りてみましたが未だ乾いていない砂の上に乗ると足がもぐります。慌てて川岸の護岸の上に戻りました。

 

2024.09.30

13:39・水門に続く水路に40〜50羽程の水鳥が群れて水中の餌を啄ばんでいる尾が目に入りました。

2024.09.30

13:40・土手の上から目に入った彼岸花の群落の中に入ってみました。

2024.09.30

大きな送電線の鉄塔の下の空き地が綺麗に草刈りがなされてその後に彼岸花が咲き出したようです。

2024.09.30

最初は人の手で植えられた彼岸花が自然の中でそのテリトリーを自らの力で広げたようです。見る人も居ないであろう、人の目で汚されていない野の花の風情が感じられます。

2024.09.30

見世物の気配が微塵も感じられなし無垢な姿の彼岸花の花の中に暫し身を置いて見る事にしました。

2024.09.30

13:42・10m程土手寄りの雑草の中に大きな彼岸花の塊が見えました。

2024.09.30

心行くまで今年の野に咲く彼岸花を存分に楽しむ事ができました。ジョギングで流した汗の量に比例する大きな満足感を野に咲く彼岸花が与えてくれました。

2024.09.30

13:44・土手に戻るべく川岸を進みます。3つほどの大きな水鳥の群れが私が通るたびに水面から飛び立ちます。これが三つ目の水鳥の群れです。

2024.09.30

そっと近づきましたが途端に多くの水鳥が水面から飛び立っていきました。

2024.09.30

 

13:47・土手の上に登ると反対側の草刈りの終わった斜面に点々と群れを作る彼岸花が見えました。

2024.09.30

13:49・折り返し点近くの散策が終わりました。往路のジョギングを始める事にします。目の前に土手の時やり道に出来た水溜まりの水を飲む猫と目が合ってしました。邪魔するといけないのでシャッターを押してから慌てれ目を逸らしてジョギングを再開します。

2024.09.30

13:51・早速緑の草原に身を隠すように咲く彼岸花に出会いました。まさに”秘すれば花”の風情を楽しませてくれます。

2024.09.30

 

13:52・少し枯れた草の陰に身を入れて咲く彼岸花。

2024.09.30

13:53・蕾と共に咲いて見せてくれる彼岸花。

2024.09.30

13:55・緑の中に隠れて咲く彼岸花の姿を写してみました。

 

2024.09.30

13:56・一面の緑の草藪が続く土手の道際には艶やかな野の花・彼岸花の小さな群落が続きます。

2024.09.30

彼岸花の群れが点々と道標のように続きます。

2024.09.30

蕾の彼岸花がオオキンケイギクの黄色の花と一緒に咲いていました。

2024.09.30

個人的な好みでこのように隠れて咲く野の花の姿に惹かれるようです。

2024.09.30

13:58・蕾の彼岸花の脇に咲く花房は、未だ少しの間この草叢に彩を添えてくれることでしょう。

2024.09.30

14:00・一歩ごとに目を惹く彼岸花が姿を見せてくれるのは有難い事ですが、少し先にすすまないと行けないと帰路に立ち寄る場所が見られなくなることに気が付きました。

目に入れる事に精を出して出来るだけ立ち止まらない事にして先を急ぐことにしました。

2024.09.30

ミントの花が辺りに芳香を放って咲いていました。少しだけ家に持ち帰る事にしました。

2024.09.30

14:18・ガガイモと思われる白い花が蔓を伸ばして広い土手一面を覆っています。強い蔓でスクラムを組んだガガイモの原の中に彼岸花が点々と茎を伸ばし咲いていました。

2024.09.30

一面のガガイモのテリトリーをものともせず茎を伸ばして咲く彼岸花に驚かされました。やはり野の花の強い生命力は艶やかな花弁の彼岸花にも備わっている事が分かりました。

2024.09.30

土手のジョギングでの彼岸花の姿に感動した帰路、偶然知ったサミュエル・ウルマンの”青春”の訳者・岡田義夫の生誕地に立つ記念碑を見る事にしました。かっての中山道の宿場町のこの地の短い散策は思いもかけない深い感動を与えてくれました。

Aに掲載申し上げます。

2024.09.30

さすがに今年の猛暑も10月に入るとその勢いが弱まり土手の上にも秋の気配が感じられました。例年なら草刈りが終わった見晴らしの良い土手一面に彼岸花の群落が見られるのですが今年は未だ草刈りが行われていないようです。それはそれで、生い茂る緑の藪の中に咲く野の花の姿を取り戻した彼岸花の小さな群落が続く土手の風情は私の心を十分満たしてくれました。見世物の花の姿とは異なる正に”秘すれば花の”(意味は少し違うかもしれませんが)奥深い感動を私に与えてくれた秋の一日でした。

Aに続く(作業中)

2024.09.30 

10/14/2024
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草叢に咲く土手の彼岸花@
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