榛名山から伊香保温泉・古墳巡り・2025年9月2日B @へ Aへ Cへ Dへ
伊香保温泉石段街

今年の猛暑に辟易して町から離れて少し北の街に出かけることにしました。できるだけ馴染みの少ない場所にしようといろいろ迷った結果、随分昔、一度尋ねた事のある伊香保温泉に行くことにしました。目的の一つが、個人的に出雲と奈良に興味を持つことから、周辺に多く見られる古墳を訪ねててみたいと思いました。途中農協の野菜や果物を買いながら榛名山にも立ち寄ってみることにしました。

@関越道・上里インター⇒農協・上里カンターレの洋菓子・中央軒煎餅での買い物山上碑・山上古墳高崎市・春日神社
A榛名町中室田の道祖神⇒榛名山
B伊香保温泉石段街伊香保神社法水寺水澤観世音  
C八幡神社黒髪神社高崎市赤城若御子神社
D二子山古墳八幡塚古墳進雄神社玉村八幡宮

伊香保温泉石段街・伊香保神社

9:34・朝食後朝一番で伊香保神社の長い石段を上ることにしました。ホテルで案内図を見ると石段の一番下から登るとかなり長いことと混雑するので途中から登る道をたどることにしました。

車をホテルの駐車場に置いて案内図を見ながら少し登り気味の道を進んでいくと道路の脇に小さな神社がありました。ここが石段街の途中に出る脇道の上り口です。

2025.09.02

小さな社で今日の旅の安全を祈って参拝をさせてもらいました。

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9:34・朝が早く高度があるせいか緩い坂道でも汗をかくことはありません。登り口の小さな社での参拝を済ませて辺りに目をやると坂道の神社の脇に山野草らしい気高い紫の花びらのイワタバコの花が小さな群落を作って咲いています。石段街に続く壁面にもイワタバコが咲いています。朝一番の小さな社の神様からの贈り物です。

 

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9:41・石段街への脇道の坂道を10分ほど登ると案内板が出ていました。それにしたがって斜面を水平に進む道へ入るといかにも趣のある古い家並の中へ道が進みます。

メイン通りの石段街からは少し横道を入る必要があるせいか、趣を感じさせる古い店舗は残念ながらほとんどが店を閉じているように見えます。人影のない薄暗い通りをゆっくり楽しみながら石段へと向かいます。

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9:44・懐かしさが湧きだしてくる落ち着いた道を抜けて石段街にでました。辺りが突然明るい空の下になり夢見心地の心が現実に戻されたような気分です。

作戦通り未だ朝が早い事と多くの人が最下段から登ってくるので人混みが見られません。石段街のかなり下には人影が見えます。

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9:44・石段街を少し登ると”249段/365”のプレートが取り付けられた石段がありました。全体の御影石の石段が365段でここは249段目の意味と推測されます。

私達は石段街の山の横の斜面の坂を登って石段街に入りました。それを入れるとほぼ半分の距離を登ったということになりそうです。

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9:45・少し石段を登り後ろを振り返ると山脈が青空の下に広がっていました。やはり山の上に鎮座する神社の参拝は拝殿までの途中の参道から見える立体的な自然の風景が心を和らげてくれるようです。

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伊香保神社

9:49長い石段の先に目的地の伊香保神社の鳥居が見えてきました。狛犬が祀られているようです。

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狛犬の置かれた石段に到着します。未だ参拝する人影もそれほど多くないようなのでゆっくり見させてもらうことにしました。

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右側に置かれた阿像、足下には玉が彫り込まれています。小さめの中型サイズと思われます。一見してかなり新しい時代の彫の石像に見えます。

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左に置かれた吽像は子供の狛犬が彫り込まれていました。

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台座に奉納された年号が刻まれていました。平成15年のかなり新しい狛犬です。

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9:59・余り混雑しないうちに参拝をさせてもらいました。旅の途中の参拝の折の何時もの祈念と同じく無事の帰着をお願いしました。

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10:01・参拝が終わり駐車場に戻るべく石段を下ります。石段を登ってくる人の姿が目に入るようになります。

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10:03・左に”湯の花・まんじゅう”の看板が見えます。往路、横道から石段街に出てきた地点に戻ってきました。

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10:03・石段脇に誰でも自由に入れる足湯があります。温泉旅館からお湯を引いているようです。数人の人が足を入れていました。

少し石段を上ってくる人の姿が見えだしてきたので”まんじゅう”の看板から左の脇道に出て駐車場に戻ることにします。

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石段街に立っていた案内図を切り取り加筆しました。通常は画像左端のオレンジの矢印から365段の石段を登って伊香保神社を参拝することになります。私は途中から石段街に出るオレンジ色の線の脇道から訪ねました。2025.09.02

 

10:05・石段街から駐車場への坂道に続く脇道を、往路より一本下の路地に入ってみました。店の数は余り多くはありませんがやはり懐かしい時代の趣が漂う小道でした。”湯の香通り”の標識が見られます。

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10:07・石段街を抜けて山の斜面に続く坂道を車を止めた駐車場へと戻ります。道路の脇には出発時に目にした優雅なイタタバコが時折姿を見せてくれます。旅の終わりの思い出に優雅な彩を添えてくれました。

快適な脇道を下り駐車場に到着、山を下ることにします。個人的な好みで言えば石段街の通りに出るのに通った脇道のどれもがとても楽しかったと今回のルートの選択を自画自賛しました。

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法水寺

10:30・法水寺住所:渋川市伊香保町伊香保637−43。下調べの折、見慣れない寺院を見つけたので帰路に立ち寄る水澤観世音の途中でもあるので立ち寄ってみることにしました。広い駐車場には車が数台止まっているだけでした。

家人は車で待つというので大急ぎで石段を登ることにしました。背景の山は榛名山ではないかと思います。

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10:32・長い階段の中ほどから山門と思われ建物が見えてきました。やはり少し私の見慣れた寺院のたたずまいとは異なる印象を受けます。

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10:33:石段を登り切り後ろを振り返ると美しい風景が目に入りました。これだけでも石段を登ってきた甲斐がありました。

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山門をくぐっていわゆる寺院の境内の中に進みますがやはり私の馴染んだ寺院とは雰囲気が異なりどうしてよいかがわからずただ静かに見つめるだけです。

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10:36・山門近くの施設の案内板をみると台湾の寺院と思われるのでカラッとした佇まいがなるほどと思われました。山門の下に置かれた石像に手を合わせ石段を下ることにしました。

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10:44・駐車場に戻り次の水澤地蔵に向かいます。道に出るとすぐ左手に渋川市総合公園の展望台の駐車場があったので車を入れてみました。駐車場に置かれた案内板の写真に加筆しました。2025.09.02

 

10:46・晴天の空の下に広がる大パノラマを暫し眺めて山国の旅の楽しさを堪能します。手前に見える山は案内板によれば近くの赤城山ではないかと思われます。

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水澤観世音

10:55・水澤観世音住所・群馬県渋川市伊香保町水沢214。

渋川市総合公園の展望台から1km程道を下ると道路右手に広大な水澤観音の駐車場が見えてきました。かなりの数の車が止まっていました。

以前訪ねた事のある家人は、境内の地元の農産物の売り場に立ち寄ることを楽しみしていたので参拝は私一人で行くことにしました。この売店は知られているのかかなりの人だかりがしていました。

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先ほどの石段続き法水寺に比べると、緑の木々に囲まれたきわめて居心地の良い境内をのんびり歩いて本堂にむかいます。なんとはなしに心が癒される気がします。

重厚な本堂の作りにも惹きつけられました。

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10:57・今回の旅で初めて訪れた寺院でもあり居心地の良さが心を和らげてくれるようです。手を合わせて静かに祈りました。

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近頃は境内が無色透明の神社を訪ねる機会が多かったのでこのように色彩があふれる寺院の風景に少し心が騒いできたようです。

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本堂の前に建つ観音堂の説明版です。

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本堂の右に建つ六角堂に向かいます。高さで威圧するような塔とは異なり人の心を包むこむようなやさしい佇まいのお堂です。お堂の中には6つの地蔵尊が祀られています。

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お寺の説明によれば、六角堂の地蔵尊は餓鬼道、地獄道、畜生道、修羅道、人間界、天人界の六道を守るとの事です。因みに左記画像の地蔵尊には”餓鬼道”の文字が見られます。

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11:00・六角堂で手を合わせてから駐車場に戻ることにしました。六角堂の隣に八つ(左に一つあるので石像は9個)の石像が祀られています。

案内板には”十二支守り本尊”と書かれています。

 

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十二支守り本尊の説明版、生まれ年の守り本尊にお参りすれば開運・厄除けが出来るといわれていると書かれています。*一部画像がぼけているので間違っているかもしれません。

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水澤観音でのお参りを終わり駐車場に戻ります。居残った家人は境内の駐車場にあるかなり広いテント張りの地元の農産物直売所での買い物を存分に楽しんだようです。私も中に入ってみましたが、今回の旅で最も充実している品揃いと値段でした。二人で再度買い物を楽しみました。これも観音様にお参りした早速のご利益かもしれません。今回の旅の農産物の購入は水澤観音で大きな当たりくじを引き当てた事で良しとすることにしました。

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