雄国沼の野の花・エゾオヤマリンドウ(蝦夷御山竜胆)(禁)無断転載
夏の山の花めぐり①沼ッ原湿原 ②雄国沼 ③那須三本槍岳・1 ④那須三本槍岳・2
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途中立ち寄る場所がある為に、那須方面から勢至堂トンネルを抜けるルートで雄国沼パノラマラインから中道地林道起点・雄国沼まで10kmの標識に導かれて細い道を登ってきました。幸運にもすれ違う車には出会いませんでしたが狭い急坂を冷や冷やしながら登りました。かなり長い道に感じる細い道です。2020.08.28
12時56分、金沢峠の駐車場に到着しました。駐車場脇の展望台から雄国沼と湖岸の木道が一望できます。この画像の正面の山は磐梯山ではないかと思われます。
この画像は雄国沼の右側・南側を写しています。
2020.08.28
展望台から雄国沼の左方向・北方向を写しました。沼に突き出した岬が見えます。私達は展望台から見える右側・南方向の木道だけが見学路かと思い違いをして右側だけを歩いて戻ってきました。
後から調べるとこの左側・北方向にも木道が通じていたようです。もし次の機会があればそちらも歩いてみたいと思いました。2020.08.28
*下記に記載された花の名前は知識の浅い私の推定ですので間違っている場合もある事を前もってお詫び申し上げます。
金沢峠展望台から雄国沼への下り道の入り口に大きなノコンギクが咲いていました。素早く過ぎていく高原の夏の終りの近い事を知らせてくれるように既に花の盛りは終わったようです。
薄紫色の花弁は個人的に大変好ましく感じる野草です。駐車場には私たち以外には車が一台とバイクが一台止まっているだけでした。下り道でお会いしたので、私達二人と3人の都合5人の人がこの広大な風景の中に存在するだけのようです。2020.08.28
湖面から離れた湿地帯の中に優雅な紫の花を見つけました。ウツボグサと思われます、これから咲きだす最も美しい色合いの花に出会えました。草丈が30cm程の花です。
要らぬお節介ながら、透明感のあるこの紫の花は短い秋をどのように過ごすのかと思いを馳せました。そして、豪雪の会津での冬を思います、最も野の花にはそんな心配は無用な事は分かっているのですが・・2020.08.28
かなり大き目な群落に出会いました。木道からは少しの距離があります。歩くのに邪魔になるのとたいした腕でもないので望遠レンズまでは持っていません。カメラの基本的な機能だけで何とか写しています。
誰も居ない広い湿原の中でのリンドウとの遭遇は緩やかに心の緊張を解いてくれました。2020.08.28
果たしてこれがノリウツギあるか自信が持てません。花も一般的には白のようなので下の花は該当しますがこの赤みを帯びた花が果たしてノリウツギなのかはっきりしません。
湖畔に広がる湿地帯に数本見られました。2020.08.28
木道から3m程離れた場所に見慣れない小さな赤い房の花が咲いていました。個人的には初めて目にする花に近づく事が出来ないので細部がはっきりと確認できません。何とか写真を撮りましたので時間をかけてサイトで調べてみたいと思っています。
木道の散策で目にしたのはこれ一本だけでした。2020.08.28
かなり豪華な花付きのアキノキリンソウに似た花がウメバチソウと並んで咲いていました。花の付き方からミヤマアキノキリンソウではないかと推測しました。共に咲き始めの透明感を感じさせる美しい姿です。2020.08.28
これから咲きだす蕾を沢山付けたアキノキリンソウが咲いていました。広大な風景の中での極めて細やかな色付けですが、訪れた者には大きな印象を残してくれる野の花の一つです。2020.08.28
湿地帯の際にナナカマドの木が赤い実を付けていました。昔暮らした札幌の街のナナカマドの街路樹の姿を懐かしく思い出しました。私にはナナカマドが街路樹とはと目にする度に北の国らしい風景だと感動したことが強く記憶されています。2020.08.28
今が盛りのようでかなりの数のウメバチソウが木道の近くに姿を見せてくれます。丁度光線が真上から当たる咲き方のせいか頼りないカメラの腕の私には反射して上手く花びらが写せません。
残念ながら中途半端な可憐なウメバチソウの花の姿を写しただけに終わりました。2020.08.28
雄国沼のかなり水深のある場所の木道を渡っていると水面に波が立っています。目を凝らしてみていると数匹の野鯉が眼下に寄ってきました。
不用心な野生の鯉の行動から察するに多分餌を貰えるとでも思ったのでしょう。2020.08.28
垂れ下がった穂に光沢のある美しい実を付けた野の花がかなり群生していました。背景の山の姿と極めてマッチしています。実りの秋を迎えたコメのようですが粒はより大き目です。濃い茶色に色づいた実の色にも見応えがあります。2020.08.25*この画像と説明は8月25日に訪れた沼ッ原湿原のものです。
アブラガヤの群落が木道の間に広がっています。光沢の感じられる濃い茶色の穂は湖面を渡る心地よい微風に僅かに首を振っていました。
その細やかな動きで生物の存在を知らしめてくれたこの湿地帯ではありきたりの野の花の思い出は強く残りそうです。私もつられて木道で思わず歩調を合わせてみました。2020.08.28
2時10分、南側の木道の出発点に戻ってきましたこれから緩やかに金沢峠の駐車場まで戻る事にします。
登りの途中、右に休憩場の目印が有ったのですが、金沢峠下のトイレと勘違いして訪れる事をしませんでした。後から考えると残念な決断だったと悔いが残りました。2020.08.28
2時19分、金沢峠を出発します。会津磐梯山が美しい山容を見せてくれます。1時頃見晴らし台を出発したので約2時間20分程の思い出に残る散策でした。
この時点で私達より前に訪れていた車一台とバイク一台が未だ残っていたので、先程の分岐点から北側に更に木道が有る事が分かりました。長い帰路や、旅に出た折の楽しみである地元の会津若松市のJA直売所での買い物が有るので今回はこれで切り上げる事にしました。
カーナビにデータを入れて往路登ってきた長く細い道を下る事にします。下りだすと道幅が広くなった場所でハギの花(ヤマハギ)が咲いていました。車を止めてシャッターを押しました。
日当たりの良い場所に生えているハギの花はかなりの大株です。これから多くの花が咲きだすように見えます。雄国沼でのオバナ(ススキ)を目にしている事で、今回の旅ではこのハギの花を含めると二つの秋の七草に出会ったことになります。
往路通った事から様子が分かる下り道、辺りの風景を楽しみながら車を走らせました。土手のジョギングで目にする小型のアレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)。2020.08.28
帰路、会津若松市扇町・” JA直売所 まんま~じゃ”の直売場(会津若松市扇町49-1)に立ち寄りました。お陰で、直売所では念願のお菓子のように美味しい大きな会津の赤いカボチャを¥700という考えられない価格で買う事が出来ました。2020.08.28
帰路、念の為にガソリン・スタンドに立ち寄り給油をしました。帰路を訪ねるとどちらにしても会津西街道を進んでどこかで山を越えて4号線に出る事になるとの事、多分走りやすいと思える甲子トンネル経由で進む事にしました。結果としてはこれがかなり道のりが長くなり、後から考えるとイワナ釣りで通いなれた羽鳥湖超えを選ぶべきだったと後悔しました。 2020.08.28
帰路、念の為にガソリン・スタンドに立ち寄り給油をしました。帰路を訪ねるとどちらにしても会津西街道を進んでどこかで山を越えて4号線に出る事になるとの事、多分走りやすいと思える甲子トンネル経由で進む事にしました。結果としてはこれがかなり道のりが長くなり、後から考えるとイワナ釣りで通いなれた羽鳥湖超えを選ぶべきだったと後悔しました。