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7月月25日、農協で農産物を買ってから朝日岳にやってきました。街に居る時の土手のジョギングの代わりになると思いつきました。朝日岳は美しい山である上にちょっと裏山に登る気軽さが、街の土手のジョギングに似ています。
峯の茶屋の駐車場近くでは霧が深くライトを点けても対向車が見えませんでした。峯の茶屋避難小屋を過ぎると霧が閉ざす岩場には高貴な青いイワシャジンが点々と咲いていました。まさか那須の山でこれ程の美しい花が見られるとは思っても居ませんでした。2016.07.25。駐車場発12:10⇒峰の茶屋12:52⇒朝日岳頂上13:30~13:48⇒駐車場帰着15:29 |
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登山口には那須神社の鳥居と狛犬がいます。何時も赤い帽子をかぶっています。2016.07.25 |
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那須山の夏の花 |
最初の少し急な階段状の山道を登り出すと足元に色々な花が見られます。未だ森林限界を過ぎていないので花は何処か重ったるい感じです。それでも霧で薄暗い山道の無聊を慰められます。花の名前には知識がないので、分かる範囲で記載してみましたが間違っているかもしれません。2016.07.25
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朝日岳頂上からの風景 |
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先行者の人と二人で激しく流れては時々山の姿を見せてくれる幻想的な風景に感嘆しました。何時もと違う朝日岳からの景色です。2016.07.25
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前野岳の方向を見ています。崩落した斜面を取り囲む緑、流れる霧と日の光、下界が見えないだけにまるで高山のような景色です。 |
深い霧が流れています。左側の谷の斜面からは圧倒的な量の霧が切れ間なく登ってきます。 |
私はこれから村に帰り、渓流のイワナ釣りに向かわなくてはなりません。頂上で一緒になった宮崎から来たと言う人と一緒に下ることにします。 |
宮崎から来たという頂上であった人と一緒に、左に見える濃い霧の中に沈む登山道を目指して下りました。 |
登山道のイワシャジン
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峯の茶屋避難小屋から岩の登山道を朝日岳方面に進むと霧の中に青いイワシャジンの群落が数多く見られるようになります。那須連山で初めて目にする花です。那須山にこれほど清楚な花が咲くとは知りませんでした。尚、花の名前は違っているかもしれません。2016.07.25
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深い霧が立ち込める朝日岳への登山道の様子が、谷に雪渓を抱える鳥海山や朝日連峰のお花畑かと思うほどの美しい風景です。2016.07.25
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登山道の岩陰にも点々と群落が続きます。踏みつけないように注意しながら歩いて行きました。 2016.07.25 |
立ち込める霧が清楚な青い花の美しさを更に高めているようです。この花の葉っぱが少し細長い気がしています、もしかしてホソバヒメシャジンと呼ばれる種類かも知れません。2016.07.25 |
稜線の花 |
朝日岳への岩の稜線にも花が見られますが、名前が分かりません。登っているときはただ綺麗だと思うだけなのでそれは楽しい事なのです。後から名前を知ろうとすると大変面倒で分からないものは画像だけを入れました。◉花の名前は間違っている場合もあります。お許しください2016.07.25
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↑オンタデ:砂礫地に大きな群落を作っていました。
⇐ヨツバヒヨドリ:赤い粒状の花に蜘蛛の巣のような幕がかぶっていました。
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↑イブキボウフウ |
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峰の茶屋を目指して登山道が岩山の山腹を巻くように続きます。進む方向が茶臼岳なのですが濃い霧に包まれています。2016.07.25 |
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駐車場に近づいてきました。後ろを振り返るとちょっとの間霧が晴れて朝日岳の頂上が望まれます。
一緒に山を下りてきた宮崎から来たと言う人も、山が見えたと大喜びです。駐車場には15:29に着きました。地図を広げて、これから向かうと言う会津駒ケ岳と越後駒ケ岳の場所を紙に書き込んであげました。2016.07.25 |
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2台の車で一緒に、会津駒ケ岳方面への分かれ道まで送ってから私は村へと戻ります。途中駒止めの滝を案内したら良い思い出が出来たと大喜びでした。
それから峠を越えて何時もの渓流にイワナ釣りに出かけましたが、たまたま道で出会った地元の人に熊を見たという話を聞いてすっかり恐れをなしてしまいました。一回大きなヤマメが掛かったのですが、糸が切れて取り逃がしただけでした。まだ明るいうちに渓流をあがりました。
今回の那須朝日岳は、霧が立ち込めて景色は殆ど見られませんでした。ジョギングの代わりなので一向にそれでも楽しかったのですが、岩の尾根でイワシャジンの群落に出合ったことは想像以上の感動でした。来年も是非訪れてみたいと思いました。2016.07.25
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