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広い境内の本殿と対する位置に赤い鳥居の南入口が見えます。赤い大鳥居を目指して歩いていくと見応えのある狛犬が参道の脇に置かれていました。 赤い大鳥居の南入口を護る位置に置かれているように感じました。
2022.07.12 |
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赤い大鳥居・南口参道の狛犬 |
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右に置かれた狛犬は口をしっかりむすんだ吽像と思われます。一般的な狛犬の配置と阿吽像の位置が逆に置かれているようです。柔らかな曲線で彫られた石像は極めて見応えのある狛犬に見えました。 全体の彫の意匠も私には大変珍しく楽しく鑑賞させてもらいました。丸みを帯びた曲線で作られた台座にも精緻な彫が施されています。石工の人の腕の冴えを感じました。 2022.07.12 |
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左に置かれた吽像も柔らかな曲線で彫られた見応えのある石像でした。台座にも牡丹と思われる花が彫り込まれていました。 台座の周りをまわって奉納年や石工名を探しましたが見つけることはできませんでした。私の推定では今回この劔神社で見た5対の狛犬の中では最も古い時代のものではないかと思いました。 2022.07.12 |
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劒天神宮の狛犬・昭和39年(1964年) |
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南入口の大きな朱塗りの大鳥居から本殿に向かって幾つかの摂社を参拝することにしました。 最初の劔天神宮の鳥居を潜り参拝をさせていただきました。 2022.07.12 |
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劔天神宮の入口には天神様ではお馴染みの撫で牛が置かれていました。多くの人の願いを込めた手で撫でられた牛の体にはその痕跡が光沢として残っていました。 2022.07.12 |
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劔天満宮拝殿の前に置かれた阿像、やや小型の狛犬です。狛犬の意匠はしばしば各地の神社で目にするお馴染みの石像です。
2022.07.12 |
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左の吽像は若干風化が進んでいるようですが、それがかえって狛犬の印象に渋みを産み出しているようです。 2022.07.12 |
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台座に昭和39年(1964年)の文字が刻まれていました。各地で見慣れた形の狛犬が多く作られた時代と思われます。 2022.07.12 |
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庚申宮狛犬・昭和53年(1978年) |
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劔天満宮に隣接する庚申宮の鳥居を潜り参拝をすることにしました。 2022.07.12 |
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参道の両側に狛犬が置かれた小さな拝殿で参拝をしました。 2022.07.12 |
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庚申宮の御由来を面白く読ませてもらいました。極めて直截かつリアルな説明を大変興味深く読ませてもらいました。 各地の神社でしばしばみられる庚申供養塔や二三夜供養塔などの由来を知る参考になりそうです。 2022.07.12 |
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右の阿像、胸の膨らみを強調した意匠や特異な顔の表情等私には初めて目にする異相の狛犬です。興味深く周囲を回りながら鑑賞させてもらいました。 2022.07.12 |
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左の阿像も体格の良さが目につく重量感溢れる石像です。首の下には劔神社東入り口に置かれた狛犬に似た飾りが彫り込まれて幾分かの柔らかさが醸し出されているようです。 2022.07.12
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台座に思っていたより新しい昭和53年(1978年)の文字が刻まれていました。 2022.07.12 |
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忠魂社 昭和4年狛犬 |
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バスの出発時間が迫ってきました。集合場所への帰路の途中にある忠魂社を参拝してからバスに戻ることにしました。境内の西側の林の中に鎮座する神社で最後の参拝をさせてもらいました。 2022.07.12 |
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右に置かれた阿像、かなり見慣れた意匠の狛犬です。足下に模様が刻まれた玉が彫り込まれた玉取りの意匠でサイズは小型の石像。見慣れた狛犬としてはかなり手の込んだ彫りだと感じました。 2022.07.12 |
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左に置かれた吽像は子供が添えられた子取りの意匠です。阿像と同じく生き生きとした顔の表情や全体の彫がかなり手慣れた石工の人の作りのようだと感じました。 2022.07.12 |
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台座に昭和4年(1929年)建立の文字が刻まれていました。これが狛犬の作られた年代の可能性が高いと思われるので、しばしば目にする形ながらその彫の確かさと巧みさが納得できました。大汗をかきながらの参拝でバスには指定時間ギリギリに到着することができました。 2022.07.12 |
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神社を出発して小松空港に戻ることになります。神社を出発してすぐ織田信長の銅像がバスを見送ってくれていました。嬉しい思い出を残してくれたことに感謝しなくてはなりません。 2022.07.12 |
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07/26/2022
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