鎌倉散策・円覚寺初詣 @ Aへ
円覚寺案内図

例年、年末から年始までは県境の村に滞在して初詣も村の近くの神社に参拝をしていました。昨年からすっかり状況が変わり今年はどうするかを迷いました。第一に混雑、第二に満足感、そして直ぐに鎌倉が良いだろうと思いいたりました。普段の日でも混雑する鎌倉、鎌倉在住の親類の人も少し日にちをずらすことを勧めてくれたので1月5日に円覚寺から出来れば建長寺に参拝しようと決めました。

下記の円覚寺初詣のデータは、入口でもらった説明文等を参考にしましたが沢山の見所があるため場所の特定が違っている場合もあることをご理解ください。

2026.01.05

円覚寺入山券
電車で鎌倉の初詣

8:50・大船駅到着、何時もながらの駅のホームでの優雅な大船観音の優しいお出迎え。このお姿を見ると鎌倉に来た実感が湧いてくるようです。

2026.01.05

10:30・前回の建長寺参拝の折には門前の混雑に驚き通り越して建長寺に向かいましたが今回は家人の足の具合を考えまず円覚寺で今年の初詣の参拝をすることにしました。

入口の総門で受付を終わり上記掲載マップの載った案内図を貰い境内へと向かいます。今日は未だ朝が早いせいか前回ほどの人混みが見られないのはうれしい事です。

尚文章中の@A等の番号は上記円覚寺案内図中の番号を表しております。殆どの上記マップ掲載場所にリンクが張られているのでクリックしていただくと該当ページがご覧いただけます。

 

2026.01.05

10:33・C山門、かなり大きな門が参道に立ちふさがるようにそそり立って見えます。巨大な門をくぐり境内の先へと進みます。

2026.01.05

10:34・ B仏殿・石段の先に見える薄緑の屋根の仏殿に向かいます。人混みが思ったより少ないのは大きな幸運です。

2026.01.05

10:35・仏殿の中に入ると黄金色に輝く光背の前に座像がまつられていました。説明板には”宝冠釈迦如来座像”と記載されている目が覚めるような光り輝く仏像です。

 

2026.01.05

10:36・見上げる天井には説明板に書かれた”白龍図”が描かれていました。

10:38・白竜図を見上げてから少し先に進むと二つの像が置かれていました。右が”無学祖元(むがくそげん)禅師座像”、左が”達磨太子座像”、共に鎌倉時代末期の作風と書かれていました。

2026.01.05

10:40・選仏場・B仏殿後の参詣を終わり参道に出ると反対側に美しい草ぶき屋根のお堂が見えます。手を合わせてお参りをさせていただきました。

円覚寺の説明に依れば、元禄12年(1699年)修行僧の座禅道場として建立されたと書かれていました。

2026.01.05

 

2026.01.05

薄暗いお堂の中に入ると正面に重々しい感じを醸し出している南北朝時代作の”薬師如来像”がまつられていました。

2026.01.05

10:43・選仏場でのお参りを終えて冬の光が静かに差込む参道に戻りました。参道の脇に植えられた梅の花が蕾を開きだしていました。辺りに春の訪れを知らせてくれているようです。

2026.01.05

10:46・心地よい参道は終わりが見えないほど山間を縫うように続きます。

2026.01.05

 

10:46・妙香池(みょうこうち)・参道の脇に風情のある枯れ池がありました。お堂に仏像、枯れ池まで続き参道歩きは見飽きることがありません。妙香池は普段は水が有るようですが冬のせいか水源のせいか水が枯れていました。

2026.01.05

妙香池は随分古い時代から有ったことが説明文には書かれています。折があれば水のある時に再訪したいと思いました。

2026.01.05

10:48・D開基廟・瓦屋根の美しい山門、案内板に”開基廟(かいきびょう)・当山を開かれた方の正式な墓所”と書かれていました。入口が閉じられて居る意味が察せられます。

閉じられた開基廟の山門の前から美しい屋根のお堂に手を合わせました。

2026.01.05

10:49・参道の行き止まりのような場所に小さな洞窟が見えます。案内板に白鹿洞(びゃくろくどう)の名前と一編の物語が書かれていました。

2026.01.05

10:49・白鹿洞(びゃくろくどう)と記された石柱が建つ後方の岩肌に鎌倉ではしばしばみられる小さな祠が見えます。説明版に書かれた説法を聞こうと白鹿が群れを成したとの言い伝えの場所と思われます。

2026.01.05

10:49・黄梅院】小さな祠の白鹿洞(びゃくろくどう)の先に石段が見えます。登ると山門脇の案内板に黄梅院と書かれていました。風情のある山の中の境内の先にお堂が見えます。多分、これが円覚寺最奥のお堂ではないかと推測されたのでお参りをさせていただく事にしました。

2026.01.05

10:50・趣のある境内には野の花かと思われる花木の姿が見えます。如何にも見世物という気配の無い静かな花に気をひかれましたがまずお参りをと”聖観世音”との扁額の掛かるお堂の前に進みました。

2026.01.05

10:50

お堂の中に祀られた小さな観世音の立像に手を合わせてお参りをさせていただきます。禅宗のお寺のせいか円覚寺の境内の佇まいが騒がしさが感じられない静けさに満ちた場所に思えて今年の初詣は大満足です。

折り返してからの帰路が大変楽しみです。

2026.01.05

10:51・如何にも手入れをしたという気配を感じさせない草木の中に続く参道を山門に向かいます。初詣の行程の心地よい参道歩きを楽しんでい居る間にその半分は終わってしまいました。

折り返し点からの帰路は境内のあれこれをよりしっかり心にとどめることにしなくてはなりません。

2026.01.05

10:52・あたかも野に咲く花のように静かに咲く数輪のスイセンの花が迎えてくれました。何故か冷気の満ちる冬空の下に咲く純白のスイセンを見ていて、昨年お別れをしてきた村のスイセンの花は今頃どうしているかと心が騒ぎます。

2026.01.05

10:53・2株ほどのスイセンの花に心を打たれながら出口に向かうとトサミズキの黄色の花が咲きだしていました。過度の選定を避けたように自然の姿で小さな花が咲いていました。

又田舎の庭に植えたトサミズキを思い出してしまいました。時折雪の降る冬の山里でどうしているかと少し心が傷みます。

2026.01.05

昨年建長寺を訪ねた折は、門前の混雑に驚き素通りしてしまった円覚寺での初詣は思いもしない感動の旅でした。自然の息吹を強く感じさせてくれる静かな佇まいの中のお堂を辿る散策は久しぶりに心打つ思い出の初詣になりました。未だ、3度の鎌倉への旅ですが、私の好みに合うのは静かな北鎌倉かもしれないと思っているところです。電車での旅の楽しさを教えてくれた鎌倉、個人的に好きな混雑の少ない寺院や風景、地元の方の暮らしの場所などを親戚の人に聞きながら探そうと思っています。村での暮らしを失った喪失感をなだめてくれる場所との出会いを円覚寺のお堂でもお願いしてきました。Aに続く

2026.01.05

 

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