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石川町・石都都古和気神社・昭和5年(1930年) 小林和平 |
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2021年の大晦日、もう新たに手彫りの狛犬は無いだろうと少し寂しい気がしていたところ、何と未だ見ていないかなり大きな狛犬がある事が分かりました。見たい気持ちが抑えがたく2021年の最後の31日、その狛犬が奉納されている道々に鎮座する神社を参拝しながら出かける事にしました。既に午後2時、急がないと夕暮れが迫ってきます。
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2022年冬休みの狛犬巡りT |
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| 狛犬を訪ねてNo.44@白河市の狛犬マップ 白河市の狛犬 白河神社⇒胡桃下稲荷神社⇒五龍地神社 狛犬を訪ねてNo.44A白河市の狛犬マップ 白河市の狛犬 表郷・天神々社⇒羽黒神社 狛犬を訪ねてNo.44B石川郡の狛犬マップ 石川町・初詣の狛犬 王子八幡神社⇒石都都古和気神社⇒両所 神社 狛犬を訪ねてNo.44C石川郡の狛犬マップ 石川町・初詣の狛犬 福恵稲荷神社⇒若宮八幡神社⇒法性寺⇒重殿明神社 |
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2022年冬休みの狛犬巡りU |
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| 狛犬を訪ねてNo.45@那須の狛犬マップ 大田原市の狛犬 市野沢温泉神社⇒大田原市小滝の神社⇒荻野目諏訪神社 狛犬を訪ねてNo.45A那須の狛犬マップ 大田原市の狛犬 湯殿神社⇒大神神社 狛犬を訪ねてNo.45B那須の狛犬マップ 大田原市の狛犬 八幡宮⇒玄性寺 |
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駄目で元々と車を止めて小屋の中に入ると大袋に大量のリングが入って¥3,000で売られていました。 |
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リンゴはかなり良質ですが、家に帰って数を数えると30個程でした。価格は冷静に考えればこの近辺の標準的な価格です。ただ、街のスーパーで売られているような中身が柔らかい実ではなくしっかりと歯ごたえがあったので大変美味しく食べられました。 |
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果樹園には未だかなりのリンゴが残っているので理由を聞くと野鳥の為のリンゴだとの事、初詣の旅の出だしを飾ってくれる良い話だと心が温かくなりました。 |
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石川町王子平・王子八幡神社 一回目 |
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王子八幡神社住所:石川郡石川町王子平384。石川街道が石川町に掛かると進行方向左側の小山の麓に王子八幡神の鳥居と狛犬が見えてきました。南湖神社での初詣は諦めたのでここで参拝をしようと田圃の間の道を神社を目指して進みました。 |
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車を止める場所がないので道路の脇に出来るだけ寄せて止めさせて貰いました。 久し振りに小林和平の狛犬との再会です。穏やかな正月の日差しが正面から差し込む参道の師団の先に社が見えます。 |
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一段ごとに目に見えて高度が上がる心地良い石段を登り社までやって来ました。正月も3日となり既に氏子の方々は初詣が済んでいるのでしょう。誰一人いない静かな境内で心を静めて参拝をさせていただきました。 |
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一枚板の扁額が奉納されていました。私の推測では、この地域はもっと南に位置する地域を同じく林業も盛んなのではないかと思っています。 |
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真っすぐ伸びる石段の先に鳥居と狛犬が望まれます。真冬とは思えない穏やかな日和の下で初詣が出来た事は幸運です。 |
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王子八幡神社・小林和平狛犬 |
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小林和平の地元でもありこの造形から、和平の狛犬であることは間違いがないと思っています。
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光線の具合で左の吽像から右の阿像を写しています。強い力を見せてくれる膨れ上がった尻尾の彫りを見ても流石に小林和平と思いました。 |
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拝殿の前の境内からは広がる田圃の後に氏子の人々の暮らす人家が見えます。左が石川町、右が白河市方面になります。 |
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神社入り口の手水場の水が年末から続く寒波に凍り付いています。参拝の人のお賽銭も氷の中で固まっていました。 |
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石川町・石都都古和気神社(いわつつこわけ)1回目 |
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石都都古和気神社住所:石川郡石川町下泉296。これから訪ねる神社に向かってカーナビに従って進んでいると石川町の中心部に入り左に以前参拝した石都都古和気神社が見えました。前回見られなかった綺麗なトイレを備えた広い駐車場が出来ていたので車を停めて参拝をすることにしました。 |
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道路に面した入り口から参道の石段を写しています。広い駐車場がこの参道の右にあります。30m程先に小林和平の狛犬が、画像では確認が難しいのですが、肉眼でははっきり見る事が出来ます。 |
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御由来に書かれた幾つかの面白い岩の姿を見ながら参道を緩やかに登って拝殿までやってきました。参拝の人が途切れないので最後の石段の下から社を写しました。この後石段を登り参拝をさせて貰いました。 |
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石都都古和気神社の御由来を興味深く読ませてもらいました。初期の信仰は縄文時代に始まると書かれている事に成程と思いました。ヤマト創設に至るまでもそしてその後も東国の文化の高かったことを知るにつれて考えが変わったので成程と思いました。 |
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丁度参拝の人が居なくなったので大急ぎでカメラのシャッターを押しました。
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左に置かれた吽像は子取りの意匠です。和平の子取りの狛犬は何処か優し気に見えます。和やかな団欒を思わせる石像に見えます。 |
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高遠はたしか信州、泉州は大阪、当時は職人衆が腕を頼りに全国を旅して仕事をした居たのでしょうか。 |
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北須川に掛かる橋を左岸に渡り御仮屋で参拝をすることにします。 |
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石都々古和気神社・御仮屋狛犬・昭和14年(1939年)石工 大竹俊吉 小林和平 |
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右に置かれた阿像は玉取りの意匠です。台座がかなり高く見げがるような位置に置かれている為に威圧されそうな表情です。それもあってか、参道の狛犬より若干大きな石像に見えました。 |
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急がないと予定がこなせないかもしれません。今後は途中で止まることなく進む事にしました。 |
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両所 神社住所:石川郡石川町中田内出。14号線から左に分かれて140号線に入ります。目指す両所神社は道路脇に鎮座していて難なく辿り着く事が出来ました。駐車場らしきスペースが見つからないので出来るだけ道路の端に車を止めて急いで参拝をさせて貰う事にしました。 |
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小山の斜面に静かに鎮座する神社はこじんまりと纏まっています。入口の赤い木の鳥居の脇に小型の狛犬が奉納されていました。 |
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斜面にあるスペースに鎮座する社で参拝をさせて貰いました。如何にも地元の人々が護ってきた神社と言う佇まいの境内で心落ち着く参拝をさせて貰いました。 |
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右に置かれた阿像、狛犬はかなり小型で一般的な石像の半分ほどのサイズですが、石工の人の腕の冴えが分かる狛犬です。彫りの精度が産み出す躍動感溢れる狛犬の表情や全体のバランスがとれた見応えのある狛犬に出会えました。
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左に置かれた吽像、斜面の僅かなスペースに置かれているので台座等の文字を見つける事が出来ませんでした。石像の彫りに慣れた石工の人の作った狛犬らしく、違和感を感じさせない石像に思いました。 |
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| 02/06/2022 | ||||||
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