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●白河市の狛犬スライド ボタンでスピード、BGM等が任意に変更・設定できます。 |
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目指すお墓の場所が分からず斜面右手に見える大きな墓かと思い上まで登って見ましたが違っていました。上から眺めています。仕事をしている方が居たので聞いたのですが分かりません。古い墓なら本堂近くではないかと教えていただいたので下まで下りてみました。写真右上の木々の右が本堂ですが、その木の下に目指す墓がありました。2015.06.29 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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本殿の前に狛犬が2組奉納されていますが、一つはあたらしい狛犬です。本殿寄りの一対はかなり古く慶応2年の年号と、石工・双石村、伊右衛門の銘が彫られていました。下調べした狛犬が見当たりません。一応池に掛る太鼓橋を渡り入口の鳥居まで歩いてみました。 家人が社務所に居た人に尋ねると、私達が尋ねようとする神社は、この大きな鹿島神社と異なるもう一つの鹿島神社だと教えてくれました。わざわざプリントした地図を添えて説明をしてくれたそうです(狛犬巡りの人が多いようです)。街では同名の神社が二つもある事等考えられません、無理も無い間違いだったようです。それでもこの城下町の人々の親切心に接して心が癒された気分です。どこかのんびりとしていて、下世話な言い方をすれば商売っ気が非常に少ない事が、忙しない街の暮らしになれた私には嬉しい場所になります。 |
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口を開いた凛々しい阿像はシンプルな作りですが表情に品が感じられます。白河の鹿島神社の本殿を守る狛犬ならそれなり石工を選んだと思われます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
吽像は子供の狛犬が見る人と目が合うように作られていて活き活きとした造形を感じました。太鼓橋を越えて入口の鳥居まで歩いてみました。2015.06.29 |
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鹿島神社参道・三対の狛犬・大高長八・狛犬・文政11年(1828年) |
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太鼓橋から鳥居までの間に三対の狛犬が見られます。ユニークな姿の吽像です。余りにも珍妙なので一見猿かと思いました。知識がないので分かりません。阿像を撮影する事を忘れてしまいました。2015.10.27に鹿島神社を訪れて台座を調べたところ、石工の名前と年号を見つけました。 大高長八・狛犬・文政11年(1828年)の狛犬です。長期政権の将軍・徳川家斉の時代にあたります。寛政の改革を主導した松平定信は、この狛犬が奉納された1年後の文政12年(1829年)、江戸にて逝去している為に、多分この狛犬を目にすることはなかったでしょう(もし目にしていたら楽しい物語になるのですが)。白河の石工参照 |
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野田平業狛犬・昭和5年(1930年)・32歳作品 |
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野田平業と言う人は白河市横町にいた石工と福島県の説明にありました。今でも白河石の石切り場がある土地ですから、当時市内に多くの石工が居た事は当然な事でしょう。この名前が彫られた狛犬はかなり多く存在するようです。神社入り口の鳥居近くの狛犬です。毛並みが美しい意匠です。少し立った姿勢の為に見上げるような感じになります。確か銘などが記されていなかったと思います。初めての狛犬を巡る旅なので様子が分かりません。2015.06.29 |
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こちらが吽像です。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ワクワクしながら本殿の階段を登りだすと異様な姿の狛犬が睨んでいます。右手の阿像の狛犬です。地震で破損し補修が終わったと言うプレートが取り付けられていました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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本殿左の吽像です。こちらのほうが地震の被害が少なかったように見えます。 どのような姿なのかイメージが浮かびませんが、圧倒的な迫力です。 |
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吽像の狛犬の顔の部分です。心の中を見通すかのような目付きに見えます。笑っているような口元、迫力のある像です。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
後ろ姿です。靡いているような毛が、燃える炎のように激しい情景を浮かび上がらせています。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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野田平業・昭和3年(1928年) 白河の石工・野田平業30歳の作品です |
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鬱蒼と杉並木が続く参道がぽっかりと口を開けています。鳥居と狛犬が置かれています。幸いな事に今回の地震でも大きな被害は無かったように見えます。白河市横町の石工野田平業について | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
吽像の狛犬のシルエットが大変美しいと思いました。違和感を感じません。細部の彫の線もスムースな感じがします。心地よく対面が出来る狛犬です。2015.06.29 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
口を開けた吽像の狛犬を正面から見ています。親しみを感じる姿に見えます。白河市横町の石工野田平業について | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
吽像の狛犬です。一部の石の部分に苔が付いています。ふっくらとした姿です。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
吽像の狛犬を正面から見ています。細部の作りに緩みが見られません。白河市横町の石工野田平業について | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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杉並木の続く爽やかな参道を緩やかに登って行きました。本堂までの道は行き止まりを左に登ります。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
神社本殿の横に縁起が書かれていました。かなり由緒のある神社のようです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
本殿を後にして車に戻ります。数時間の狛犬巡りでしたが十分驚きと感動を得る事が出来ました。県境の村からそれ程遠くない場所にまだまだ多くの楽しみが埋もれている事が分かり、今後の訪問が待ち遠しくなりました。2015.06.29 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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02/06/2022 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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