大田原神社・摂社前の狐の石像と狛犬 *(禁)無断転載 |
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2019年冬季休暇の神社と狛犬巡り |
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大田原市・大田原神社 奥の細道参照 |
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冷雨が体を濡らす陽気もあり年末の境内に参拝の人影は見られません。手前の社務所でお札を戴く人が時折訪れる静かな境内は狛犬を見るには絶好の日和です。ただ、傘を差しながらカメラのピントを合わせシャッターを押すのは大変不自由です。2019.12.30 |
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初詣の用意が整った長い参道の先の本殿に向かいます。遠目からも狛犬の姿が望まれます。この静かな美しい境内にはこの狛犬を含めて4対の狛犬と迫力を感じる狐の石像などが奉納されていました。旅の始まりは嬉しい驚きから始まりました。因みに写真の本殿に最も近い狛犬は参道にある二つ目の狛犬です。2019.12.30 |
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雨空が覆う薄暗い境内の樹木の傍らに迫力に満ちた表情の大型の狛犬が現れました。 高い台座の上から見下ろすように咆哮する姿は力が漲る石像です。右に置かれた阿像と思われます。 大きな台座の周りを見渡してのですが年号と奉納した氏子の方の名前は残っていましたが石工名は見当たりませんでした。明治の狛犬ではないかと推測しましたが、昭和15年の文字を見て驚いてしまいました。 薄暗い境内の上に逆光で下手くその私には上手く写す腕がありません。 *20212年1月4日参拝した八幡宮( 大田原市福原1125)で見た狛犬とこの狛犬は同じ石工の人の彫った石像ではないかと推測しています。2019.12.30 |
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阿像の後方から吽像方向を写しました。四肢に力を貯め込んだ後姿からは今にも飛び掛からんばかりの力感が感じられます。。昭和15年の奉納の文字が見えます。2019.12.30 |
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左に置かれた吽像の表情も尋常ではない迫力に満ちた表現に感じました。薄暗い境内の中でその姿は怪しげにさえ見えてきました。2019.12.30 |
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大田原神社二つ目の狛犬・大正9年 |
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二つ目の狛犬は若干小型に見えます。右に置かれた阿像と思われる大正9年の狛犬、流石当時の石工らしく全体のバランスに違和感を感じさせない極めて美しい造形に見えます。2019.12.30 | |||||||||||||||||||||
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左に置かれた吽像も落ち着いた表情と違和感を感じさせない出来の良い石像です。境内の明るい場所に置かれているせいか穏やかな気分で見る事が出来ました。2019.12.30 | |||||||||||||||||||||
大田原神社本殿の鎮守の杜の右側に4つの摂社があります。左から三峰神社、龍城稲荷神社、大田原護国神社、雷神風神水神の4つが祀られています。その入り口には石灯籠や狐の石像に狛犬までもが奉納されていました。 2019.12.30 |
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摂社の内、龍城稲荷神社に奉納された石像と思われるかなり大型の狐像です。 爬虫類を思わせる生々しい姿の狐像に驚かされました。長い口を開けていたと推測される右に置かれた像は上の口が欠けてしまったようです。迫力のある狐像(もしかすると狼かもしれませんが)は大きな印象を残してくれました。 狐像の後ろには左右2対の狛犬の姿が見えます。2019.12.30
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左に置かれた狐像は口をしっかりと結んでいた事もあり原型を留めているように見えます。花びらのように大きく開いた耳、腹筋を思わせる腹部の筋、全体の姿など私には今まで見た狐の像の中でも出色の造形に思えて感動しました。2019.12.30 | |||||||||||||||||||||
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阿像の後ろから阿像を写しています、尻尾の形も定型的な形のようですが那須の北側や福島県側では余り目にする事のない意匠です。2019.12.30 | |||||||||||||||||||||
左に折れた吽像と思われる狛犬、無難にまとめた石像にみえます。主張する事無く静かに佇む狛犬も、神域の中では得難い創造物です。 2019.12.30
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大田原神社・四つ目の狛犬 |
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摂社の入口と思われる場所に置かれた若干小型の狛犬、阿像と思われます。丸い眼球が優しい表情を産み出しているようです。所謂玉取り意匠です、玉には模様などは彫られていません。2019.12.30 | |||||||||||||||||||||
阿像から吽像を写しました、緑の苔が年代を示しているようです。台座に石工や年号を見つける事が出来ませんでしたが、昭和の狛犬に見えます。 | |||||||||||||||||||||
左に置かれた吽像は子取りと言われる意匠のようです。見る楽しみを加味した意匠からも昭和の狛犬に見えます。 |
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石像が集まる摂社入口から左手に本殿を望んでいます。本殿の右奥には大田原伏見稲荷が祀られています。 | |||||||||||||||||||||
大田原伏見稲荷神社 |
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