茨城県大子町・袋田の滝
 
 

冬休みを過ごした県境の高原の村からの帰路、秋に尋ねた塙町に立ち寄る事にしたので更に南下して袋田の滝を訪れる事にしました。余り訪れた事の無い茨城県なので、合わせて笠間稲荷と筑波山もと計画して高原の村を出ました。

奥久慈温泉で一泊の後、農産物直売所を回って目的のヤツガシラを買うことが叶いました。袋田の滝は隧道とエレベーターまで備えた便利な観光地でした。結局笠間稲荷で雨に降られて筑波山は諦める事になりました。2020.01.07

 
大子町でヤツガシラを買う
塙・道の駅

帰路、東白川郡・塙町に立ち寄ろうと思ったのは昨年秋の八溝山紅葉見物の折りに立ち寄った"塙道の駅"で買った巨大なヤツガシラの美味しさが忘れられなかったのです。2020.01.07

残念ながら既にヤツガシラは店内に無く、長さが17cmもある見慣れぬ大きな里芋(唐芋と書かれていました)¥200が売っていたので6個程買い込みました。家で食べて見るとヤツガシラに近い美味しい里芋でした。

今回は白河市の”り菜庵”でかなり沢山の買い得品のリンゴを買い込んだのでリンゴは不要です。他の野菜も一緒に買ったので八頭だけを探しています。久慈川流域のこの辺りはリンゴやコンニャク等が特産物のようですが、サトイモ、サツマイモ等のイモ類も豊富なようです。特にヤツガシラは白河市の”り菜庵”では余り目にしないので大変楽しみにしています。2020.01.07

大子味ランド・駅前店

住所:茨城県久慈郡大子町大子835-6。大子駅から数分の場所にありました。地元の人が二人ほど買い物に訪れていたので、多分価格・品質が納得できる店だと、希望が湧いてきました。2020.01.07

探し求めて訪ねた塙町の道の駅では無かったヤツガシラが8袋程売られていました。

塙町で前回買った巨大なサイズではありませんが十分に大きなヤツガシラが街では考えられない¥250で売られていたのです。街で時たま目にするヤツガシラの2~3倍の大きさです。

旅の目的でもあるヤツガシラを見つけて興奮してしまいました。嬉しくなって友人への土産にもなると思い陳列されていたヤツガシラ8個を全て買わせてもらいました。大きな袋に入った乾燥芋の特価品があったのでそれも買い込みました。朝から大満足です。

因みにヤツガシラは幅が約16cm程あります、家で食したところ流石という味でした。2020.01.07

袋田の滝に向かう途中、先程の駅前の店と姉妹店になる”だいご味らんど・道の駅店 ”(住所 茨城県久慈郡大子町池田2830-1)にも立ち寄ってみました。こちらはトイレや他の売店などの設備が整った観光客用の店のように感じました。キュウリなどを少し買い込みました。2020.01.07

水郡線大子駅前

   
大子駅が大子味ランド・駅前店のすぐ近くなので立ち寄ってみました。綺麗な駅舎の前に蒸気機関車が綺麗な状態で保存されていました。2020.01.07
 
袋田の滝
袋田の滝無料第一駐車場から7~8分程も歩くでしょうか、対岸に隧道を通りエレベーターへとつながる見学路への入り口があります。一人¥300でチケットを購入しました。袋田の滝住所:茨城県久慈郡大子町大字袋田3−19。

結氷には寒さが足らない今頃は観光客が少ない季節のようで駐車場も問題なく止められました。滝までの道は隧道とエレベーターが完備した快適な行程です。隧道にも人影は見えません。 案内図の左側の長い赤い矢印方向に進み、エレベーターで最上段の観瀑台まで登り帰路は右側の渓流散策コースを戻りました。

袋田の滝は、大子町のサイトによれば高さ120メートル、幅73メートルの4段の滝になっているようです。なだらかな流れの久慈川の中流域にある穏やかな滝に見えます。日光などの高地にある叩きつけるように(最も私の知るのは芭蕉縁の裏見の滝竜頭の滝程度ですが)、谷川の清冽な水の落ちる滝とは趣が違って見えました。2020.01.07

 
訪れた滝一覧
日光裏見の滝 日光・竜頭の滝 安達太良山・白糸の滝 山形県朝日連峰・竜門滝
那須北温泉・駒止めの滝 那須駒止めの滝とツツジ 桧枝岐・モーカケの滝 袋田の滝
熊のすべり台 一休みの滝と夫婦滝 乙字ケ滝  

冬で水量が少ないせいがあるかもしれませんが、岩壁に沿って静かに水が流れていました。2020.01.07

二段目の棚から一段目の棚へと水が静かに流れ落ちています。2020.01.07
滝の落ち口が望まれます。

2020.01.07

見る位置によって滝の印象はさまざまに変化して見えるようです。

2020.01.07

隧道の中に”四度滝不動”が祀られています。袋田の滝が四段で出来ている事から別称”四度の滝”とも呼ばれることに由来しているのではと思いました。2020.01.07
エレベーターで最上段まで登ると滝の落ち口がはっきりと確認できるようになります。2020.01.07

展望台の最上段から数段の階段があります。最も高い位置からの眺めは滝の高さを認識させてくれます。2020.01.07

そろそろ駐車場に戻る事にします。最後に滝を覗き込みました。2020.01.07

エレベーターで下に下ります。帰りは右岸の隧道と反対側の左岸の鑑賞道路を戻る事にします。

右岸から左岸へと吊橋で渡りました。2020.01.07

鑑賞道路を緩やかに下っています。振り返ると袋田の滝から落ちる水が幾条もの白線となって見えました。2020.01.07

袋田の滝からの帰路、筑波山に立ちよる予定で、その途中の笠間稲荷で参拝をしました。

この後雨が降り出し、筑波山は諦めて街へと直行しました。12月29日から1月7日までの長い冬休みはやっと終わりとなりました。2020.01.07

02/16/2020
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茨木県大子町・袋田の滝