東白川郡の狛犬巡りその1・塙町@ A B
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棚倉町二柱神社の狛犬・大正10年(1921年) *(禁)無断転載 |
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2019年・那須の紅葉巡りの旅に合わせた狛犬巡り |
2019年11月10日、ボイラーの水抜き等の冬支度の為に県境の村を訪ねました。リンゴなどの果物や野菜の買い物もありますが、紅葉の帯が山麓まで降りて来た様子に県境の村の近くの秋の景色を訪ねて見る事にしました。併せてその道程の途中の静かな神社を訪ね、その土地の佇いを見る事を楽しみながらの旅でした。
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県境の村を訪ねる大きな目的の一つが農産物直売場を巡る事にあります。そこでは新鮮で取り立ての美味しい果物や野菜が暮らす街の半分程の価格で買うことが出来るのです。そして、少し大げさですが、農産物の数々が細やかではありますがその土地の風土を感じさせてくれるの気がしています。
店を選ぶ基準の一番は地元の買い物客の多さにあります。一見の観光客より、頻繁に訪れる地元の人の目を信じているのです、そしてその選択の基準は今のところ間違っていないようです。今回も地元の方が多い事を基準にして回って見ました。 2019.11.11
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田舎すだち住所:東白川郡棚倉町大字棚倉宮前19−1。289号線を水戸方向に向かっているとケーズ電気・ダイユーエイト等が集まる左奥に農産物直売場がありました。 2019.11.11
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中規模程度尾スペースに野菜・果物・加工食品と多種類の食材が陳列されていました。地元のお客さんが中心で値下げ品なども売られているので、品質・価格等は信頼が出来るお店に感じました。白河の”り菜庵”で大量に買い込んだ為にそれ程買う必要もありませんでしたが、見慣れた長芋ではない”大和芋”が信じがたい¥200と言う値段だったので買い込みました。ヤツガシラも安価だったので買いました。
多分、品揃いや陳列に中々のセンスが感じられたので農協等の系列ではなく個人のお店ではないかと推測しました。 2019.11.11
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東西しらかわ農業協同組合” みりょく満点物語” |
 みりょく満点物語住所:東白川郡棚倉町大字大字下山本左近田15。289号線沿いにある大きな施設なので直ぐ分かります。全てが揃っているので観光客や通りがかりの人が多いように感じました。
既に沢山の野菜や果物を買い込んだので目新しいものは見当たりませんでした、矢祭町産”はやとうり”¥130があったので買いました。一応買い物が一段落したので神社を訪ねる事にします。 2019.11.11 |
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狭い道の奥に神社の鳥居が見えてきました。鬱蒼とした鎮守の森の薄暗い神域は、まさに私の思う理想的な佇まいです。木々が生み出す静寂・冷気・暗がり、心を穏やかにしてくれる美しい場所がそこにありました。期待しながらも、それが外れる時の心の準備をしながら鳥居を潜ります。
境内に静かに狛犬が佇んでいました。 2019.11.11 |
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鳥居を潜り数段の石段を登ります、小山の高みに静かに鎮座する神域が見渡せる場所にやって来ました。
鎮守の杜が空を覆っています、まるで自然の天蓋のように感じました。日差しを遮られた狛犬は苔が全体を覆っています。 |
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 本殿の左の二柱神社の大杉、幹の太さも高さも神域に相応しい姿です。道路にもこの杉の標識が見えました。
錆で見にくい説明板によると、目通り幹回り:8m、根回り15.5m、15.5m、、枝張り:15m、高さ36m。二柱神社の祭神はイザナギノミコトとイザナミノミコトの二神で、伝承によれば久慈川(水の神、海の神からかもしれません)を遡って来た先人が守護神として祀ったと言われたと書かれています。鉢杉とも呼ばれていると書かれていました。 2019.11.11 |
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棚倉町二柱神社・狛犬・大正10年(1921年) |
右に置かれた狛犬、口の開き具合から吽像ではないかと思われます。阿吽像の位置が一般的な意匠と逆に置かれているようです。
県境の村や白河市、所謂中通り地方とは趣を異にする石像に出会いました。躍動姿が第一印象として真っ先に思い浮かびました。台座にも四隅に玉を彫りこんだ造りに、見ず知らずのこの石工の人柄を感じてしまいました。 2019.11.11 |
右に置かれた吽像から阿像を写しています。表面が柔らかい苔で覆われ、それがあたかも毛皮のように感じてしまいました。
最初に尋ねた神社の美しい境内で、その存在さえ分からなかった狛犬に出会えました。石工の人柄を感じさせる見応えのある石像に出会えた幸運を本殿で感謝しました。
2019.11.11
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大正10年(1921年)、約100年前の狛犬になります。石工名は見つける事が出来ませんでした。 |
左に置かれていますが口の開き具合から阿像と思われます。彩色が施されている事もあってか生き物らしい動きを感じさせる石像です。 2019.11.11
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本殿前の石段から美しい境内を写しました、石造物は程よい加減に苔の緑で覆われています。綺麗な状態で立っている石灯籠は明治43年(1910年)の文字が刻まれていました。今回の狛犬巡りの旅の出だしは、美しい神社と見応えある狛犬に巡り合うと言う思いもかけない幸運に恵まれました。近くの熊野神社に向かうことにします、グーグル・マップで狛犬の存在を確認しているので余裕のある道程になります。 2019.11.11 |
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熊野神社住所:東白川郡塙町大字上渋井熊野平64。グーグル・マップにはこの神社が表示されていませんがこの住所を入れて集落の中の道路を進むと道路の脇に神社がありました。車は道路脇の広いスペースに停めさせて貰いました。 2019.11.11
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この神社は鳥居などが破損しているように見えます。もしかするとあの大震災で倒れたのかもしれません。そうだとすると狛犬が残っている事は奇跡的かもしれないと思いました。道路から狛犬も社も見える明るい境内です。 2019.11.11
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熊野神社・狛犬・大正5年(1916年) |
普通のサイズの右に置かれた阿像。生き物の生々しい姿を見た気がします。県境の村からはかなりの距離を訪ねた甲斐があるというのものです。見慣れた狛犬とは明らかな異なる石像との遭遇を楽しんでいます。
100年以上この神社を護持して来た石像ですが状態はかなり良好です。玉取りの玉にも綺麗な模様が彫られています。 2019.11.11 |
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 台座には大正5年(1916年)の文字が見えます、残念ながら石工名は見つかりませんでした。左の吽像の背中部分も確りと彫りが施されています。 2019.11.11
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左に置かれた吽像、右の阿像程の動きは感じませんが(素人の印象はまるで異なる石工の作かと思える程です)、見上げる子供の姿との造形は中々の見ものです。 2019.11.11 |
修理中の拝殿でお参りをして次の神社に向かうことにします。境内の大木も伐採されたようで明るく見晴らしのよい場所です。
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見通しの良い境内から穏やかな丘陵とその下に広がる田圃の風景が望まれます。長閑で穏やかな日本の風景の中に暫く身を置いています。このような旅のお陰か心が解放されたようです。 |
塙町・上渋井のハス園 |
 熊野神社の前にハス園の標識が見えます。今の季節、まさか蓮の花が咲いている事も考えられません、それでも気儘な旅、心を動かされたらその気分に乗って訪ねて見る事にします。ほんの数分で丘陵の下に広がる蓮畑に付きました。枯れた睡蓮が群生している姿が見えました、季節にはさぞかしと思えるハス園でした。
2019.11.11
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八溝山の紅葉を訪ねながらその途次にある神社を訪ねる旅は、その出だしで美しい神社の境内に置かれた珍しい狛犬に出会うという幸運に恵まれました。加えてその土地の暮らしの一端や風土が感じられる農産物の直売所を訪ねて、色合いの違う幾つもの思い出が心に積みあがった旅でした。更に久慈川に沿って旅は南下することになります。 2019.11.11
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01/27/2020 |
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