狛犬を訪ねてNo.18のB・那須&那須塩原の狛犬@ A C 
 

那須塩原市・千松神社・昭和10年(1935年 )狛犬阿像

 

1月3日、朝起きると昨夜来の雪が庭一面を埋めていました。車の屋根にも雪の小山が出来ていました。

4日の朝街に戻る計画を変更して、これから那須の社を訪ねながら帰宅する事にしました。今年、既に風呂のボイラーを壊しているので説明書を見ながら慎重に水抜きをすることにしました。機能が進歩した分水抜き作業もかなり面倒で、1時間近くかけて慎重な作業を行いました。次回訪問時にパンクしていない事を祈り県境の村を出発しました。

2018.01.03

那須の狛犬・掲載リスト(同名神社が複数あります) スライド&マップ改定 01/11/2019
乃木神社 妙要寺 太夫塚神社 豊原神社 黒磯神社
那須登山口・山の神 湯本温泉・温泉神社 那須岳ミネザクラと狛犬 那須町境の明神・玉津島神社 上の宮温泉神社(遊行柳
建武山温泉神社 小島疱瘡神社 霞岡温泉神社(伊王野温泉神社 黒田原神社 大島温泉神社
加茂神社 千松神社      
 
狛犬を訪ねて那須の狛犬マップ 

 
那須塩原市・加茂神社
加茂神社住所:那須塩原市越堀116。

浄泉寺境内に鳥居があります、もしかすると境内社なのかもしれません。

カーナビ通りに走ってくると道路に面して加茂神社の一の鳥居がありました。鳥居の間を潜って駐車場に車を止めさせて貰いお寺と神社の両方にお参りをさせて貰いました。2018.01.03

浄泉寺境内の右手に不動堂があります。その左横に加茂神社の二の鳥居が見えます。2018.01.03

加茂神社・昭和15年(1940年)狛犬

右に置かれた阿像と思われます。開いた口から大きな牙が覗いています。経年による摩耗もあるのかもしれませんが、彫りの線に若干力強さが感じられないかもしれません。2018.01.03

阿像から吽像を写しました。台座には昭和15年の文字と”石工”と名前が彫れていますが判読することが出来ませんでした。

昭和12年の文字も見られますが、一応石工と一緒に書かれた昭和15年の奉納と推測しました。 2018.01.03

左に置かれた吽像、やはり全体に経年による摩耗が進んでいるせいなのか、石像の全体の印象が少しぼやけています。2018.01.03

 

 

阿吽像の間から続く斜面に石段が伸びていました。そこに越堀の大杉の標識が見えました。

石段を登って行くと拝殿、辺りは竹の生い茂る斜面が広がっていました。お参りを済ませてから踏跡を辿ると大きな杉の木がありました。

 
これが越堀の大杉のようです。辺りは竹で取り囲まれています、この一画はあたかも杉の木の王国のように見えます。
拝殿から狛犬を見下ろしています。境内は薄く雪に覆われていました。2012.31
 
那須塩原市・千松神社
千松神社(千本松)住所:栃木県那須塩原市千本松799。千本松牧場の奥の第2駐車場の前にありました。

千本松牧場の第2駐車場の前に鳥居が見えました。第一駐車場にはかなりの車が止まっていましたが、奥の第2駐車場はガラガラです。

かえって広い駐車場の何処にあるか分からず、係りの人に訪ねるとすぐ目の前にある事が分かりました。狛犬は2対奉納されています。入り口の狛犬の年代は分かったのですが、拝殿前の狛犬はそれを見つける事が出来ませんでした。2018.01.03

 

説明によれば昭和28年(1953年)に笠間稲荷より分霊されたと書かれていました。入り口の変わった形の狛犬は台座に昭和10年(1935年)に奉納されたように刻まれていました。

このような事には極めて浅聞なので由来等に踏み込むと、それへのこだわりが石像を見る楽しさの邪魔をしそうなのでこの説明を深く詮索しない事にしました。辺りが少し薄暗くなってきました、夕闇が近いようです。2018.01.03

千松神社狛犬・昭和10年(1935年)

鳥居の傍に置かれている特異な形の狛犬です。これは右に置かれた阿像と思われます。余り知識がないのではっきりしませんが、今までこの近辺で見てきた狛犬の形と少し異質な意匠に見えます。

見慣れないためか薄暗さが強くなった境内に置かれた姿に怖さを感じました。辺りは寒々とした風景が広がっています。

第2駐車場は車を止める人も少ないのか、手持ち無沙汰の女性監視員の人が丁寧に説明をしてくれました。2018.01.03

 

吽像から阿像を写しました。不謹慎な事ですが、顔の雰囲気がどこかゴジラに似ているなと思いました。2018.01.03

左に置かれた吽像と思われます。頭上に角のような突起が見えます。更に異様な風貌です。

台座には昭和10年に奉納されたと彫られています。神社の由来には昭和24年に創建されたように書かれています、そして狛犬はもっと古そうにも見えます。どこか他所にあったものかもしれないとも思えます。2018.01.03

 
千松神社・拝殿前の狛犬

拝殿の前にもう一対の狛犬が奉納されています。夕闇が更に深まってきて台座の文字が見つかりません。年代や石工などを特定する事が出来ませんでした。

右に置かれた阿像と思われる狛犬、経年による風化のせいか表情がはっきりと見えませんでした。

2018.01.03

薄く雪の残る境内にぽつんとたつ阿像の後ろから吽像を望んでいます。寒々とした景色です。2018.01.03
 

左に置かれた吽像と思われます。阿像と同じく経年による風化の為か顔の表情がはっきりとしない印象です。

せまる暗闇に追われるように千松神社を後にしました。東北道那須塩原インターはここから僅かです。2018.01.03

 

東北道に乗ったところ東京方面に向かう道は車の列が途切れず続いています。結局スムースに走れる区間は僅かで、渋滞に巻き込まれてうんざりする事になりました。

雪の多かった今年の高原の村の年末は、庭の植木の周りに肥料を入れる事も出来ず、春に備えた畑仕事も出来ませんでした。ほぼ、神社を回り狛犬を見る事で過ごすことになりましたがそれはそれで楽しい休暇であったと思っています。2018.01.03

 
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