須賀川市・天満神社・昭和3年(1928年)狛犬・石工 村越清次郎 |
|||||||
|
|||||||
|
|||||||
地域の人々の信仰のあつい神社に見える美しい社が参道の先に見えます。社務所のある神社です。小高くなった境内から振り返ると蓮池が目に入ります。お参りをさせて貰いました。 |
|||||||
鏡石鹿島神社狛犬・石工 鈴木武男 |
|||||||
綺麗な社の前の確りした作りの台座の上に少し大きめの狛犬が奉納されていました。石工の名前はありましたが年代を見つける事が出来ませんでした。 石工の多いい白河と須賀川に挟まれた鏡石町のこの神社に奉納されて居たのは白河市双石高田(地名)の石工の作った石像でした。 こちらは右に置かれた阿像を思われます。表情が中々活き活きとしているように見えます。素人の推測ですが昭和20~30年代の作りではないかと思いました。状態は大変綺麗です。 今朝も境内を丁寧に清掃する人が居ました。多分社務所の方だと思います。挨拶をしてお参りをさせて貰いましたが、大変行き届いた清掃がされているので狛犬の状態も良いのかもしれません。2018.03.05 |
|||||||
阿像の後ろから吽像を写しています。石工の名前と奉納した人の名前の彫られた石板は何という名前の石かしりませんが文字がはっきり見えます。 阿吽像に挟まれた空間には見えない防護壁を感じます。 |
|||||||
左に置かれた狛犬、吽像に見えます。玉にも切れな飾りが彫られていて腕を冴えを見せています。 中々の狛犬に見えます。2018.03.05 |
|||||||
拝殿の奥には氏子の人々が奉納した小さな石の社が沢山並んでいます。 左にはかなり大きく整った社に祀られた稲荷神社があります。お参りをさせて貰いました。2018.03.05
|
|||||||
|
|||||||
神社の西側は車の出入り口があるようです。砂利道を歩いて社に出ます。参拝の後狛犬を探しますがその気配もありません。拝殿へ続く長い石段が下に見えるので下ってみました。杉木立の長い参道を進むと鳥居が見えてきます。その先には嬉しい事に狛犬が置かれていました。2018.03.05 | |||||||
須賀川市・天満神社・昭和3年(1928年)狛犬・石工 村越清次郎 |
|||||||
須賀川市田中の村越清次郎という石工の人の名前は私には初めて目にする気がします。須賀川市の石工の人達の平均的技量の高さを示しているようです。 阿像と思われる右に奉納された狛犬の牙を剥く顔の表情や体の動きに祖語は見られないと思います。 動きを感じさせる中々の狛犬に出会いました。しばしば目にする昭和天皇の即位された記念に奉納された狛犬でした。2018.03.05 |
|||||||
阿像から吽像を写しています。後の彫りもやはりしっかりと彫ってあることが分かります。”田中”は当時の須賀川町田中の意味だと思われます。2018.03.05 *2021年8月30日、村越清次郎の狛犬を小野町・夏井諏訪神社で見る事になりました。 |
|||||||
左に置かれた吽像、結んだ口から牙が見えます。私の誤解かもしれませんが、須賀川ではこの牙を出した狛犬を何度か見た気がしています。2018.03.05 | |||||||
長し石段を登って行ったん社殿に戻る事にします。見つける事が出来ないと諦めかけていた天満神社を見つける事が出来た上に、中々出来の良い狛犬に廻れあえて幸運です。拝殿でお礼をしました。 このように静かで清冽な気配の石段を上る事は楽しみだけを感じます。拝殿の横には氏子の人の願いとお礼の小さな石の社が沢山奉納されていました。2018.03.05 次の神社に向かうことにします。 |
|||||||
07/20/2018 | |||||||
Copyright (C) Oct. 10,2007 Oozora.All Right Reserved. |
|||||||
|