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国道118号線を甲子トンネルを目指して進むと雪割橋の下流にある”西郷瀞”の標識がありました。西郷瀞の上流にある雪割橋(紅葉の季節にそれ程多くの人が訪れて無い頃かなり頻繁に見ていたので)見飽きていたこともありこの時点では余り期待をしていませんでした。 それで、多分未だ見る人が少ない西郷瀞にまず立ち寄る事にしました 5~6台程の車が止められる駐車スペースの前に美しく紅葉した木が見えます。2019.11.12 |
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駐車スペースの直ぐ下の阿武隈川に降りて見ました。台風19号の濁流はその名残も感じさせません、澄んだ水がさらさらと流れていました。 桜も紅葉も、”迷ったら北に向かいそして高所を目指す”という私なりのなんとも杜撰なモットーがありますが、やはりそれは今回も当たっていたようです。強い冷気が透明度の高い紅葉と風景を見せてくれているようです。 紅葉だけでは単調です、高い青空の下で澄んだ水が流れて動きを産み出しています。そしてそこに山の気配が混ざり合い複雑な美しい風景が広がっています。2019.11.12 |
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川岸の道を歩いて更に下流に下ってみました。丁度紅葉の見ごろだったようです。2019.11.12 |
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40m程川岸の道を下流に歩いていると堰堤が見えました。確かに記憶に残っている堰堤でした。 川岸の遊歩道から堰堤の下まで降りて見ました。自然の滝ではありませんがやはり水の流れ落ちる風景は何がしかの感動を与えてくれます。2019.11.12
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堰堤の岩場に赤く色づいた落ち葉が積もっていました。その上を歩きます。阿武隈川の流れに小さな流木が浮かんでいます。流れに乗って流れて行きました。いづれ太平洋まで下るのかもしれません。今年の夏、この阿武隈川の河口を見ただけに、この流木が辿る長い旅路に思いを馳せました。2019.11.12 |
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堰堤の下の岩肌に黄金色の葉を付けた木が見えます。思わず息を飲むような印象的な色合いです。2019.11.12
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西郷瀞の紅葉の様子から上流部の雪割橋周辺の風景も間違いなく見頃であることを確信しました。後は人込みだけの心配ですが、ともかく行ける所まで行って見る事にしました。 堰堤を見返りながら岸を登り遊歩道に出ました。2019.11.12 |
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冷気が紅葉の色に透明感を産み出すという私の迷信はまんざらでもないと思いました。何気なく並んだ木々の列の中の道を辿り駐車場に向かいます。 僅かに上流の雪割橋に向かいました。2019.11.12 |
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雪割橋の橋際にはかなりの車が止まって居ました。まず熊の滑り台を見ようと橋を渡り細い舗装路を右に進みます。すれ違いの難しい狭い道は昨日の八溝山林道で経験していたのでそれ程の怖さも感じずに道の行き止まで進むと公園と広い駐車場がありました。 何度も訪れている雪割橋の先にこのような公園がある事を全く知りませんでした。今度は長靴を履いて出発します。妻は、農作業の泥靴を履くのが恥ずかしいと嫌がっていましたが、何とか言い聞かせて遊歩道を熊のすべり台入り口まで戻ります。数人の紅葉見物の人と出会いましたが長靴を履いているのは私達だけでした。ところがそれが、以降の紅葉見物に大いに役立ったのです。 公園に熊の滑り台の案内板が有りました。公園の周囲の阿武隈川に掛かる雪割橋の下流で本流に合流する鳥首沢には幾つかの滝があるのですが、まず最も訪れたかった熊の滑り台に向かいます。2019.11.12 |
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熊のすべり台のある鳥首沢の対岸の山肌が木間越しに見えます。熊のすべり台の滝までの往復では4名ほどの人に出会っただけでした。 何とも贅沢な紅葉の続く遊歩道です。2019.11.12 |
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眼下に熊のすべり台が流れる鳥首沢が見えます。対岸の赤い紅葉が一際目立っています。2019.11.12 | ||||
台風19号で土砂が崩れたのか道が少し欠落していました。紅葉する枝が差しかける傘から差し込む木漏れ日が柔らかい影を作っていました。 今日の紅葉見物は大当たりの気配が強くなりました。そうであってくれと、これから訪れる滑滝の”熊のすべり台”との遭遇が吉と出る事を祈りながら道を進みました。2019.11.12 |
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熊のすべり台標識が見えてきました。標識の先の遊歩道は明るい秋の日差しが地面を照らしていました。私達は木漏れ日の道を左、鳥首沢を目指して下ります。2019.11.12
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熊のすべり台への道の始まりは赤く色づいた木々の間を抜けて行きます。どのような景色が見られるかワクワクしてきます。2019.11.12 | ||||
よく整備された階段を下って行くと足下に水が流れる熊のすべり台と呼ばれる滑滝が見えてきました。思ったより美しい滝のようです。何にもましてベンチや柵などの人工物が滝の周囲に見当たらないで良かったと思いました。 出来る限り自然の状態の滝に出会えるようです。2019.11.12 |
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05/30/2020 | ||||
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