紅葉の那須巡り①日の出平から姥ケ平1地図  

2014年・紅葉の那須・日の出平から姥ケ平①日の出平登り②下り姥ケ平 を参照ください

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2020年晩夏の三本槍岳の野の花  2020年10月12日紅葉する雨の姥ケ平  
2019年姥平の紅葉 観音沼の紅葉 朝日岳登山道に咲くイワシャジン
台風18号の朝日岳朝日に輝く朝日岳 2014年・紅葉の那須・日の出平から姥ケ平①日の出平登り②下り姥ケ平
残雪の朝日岳1896メートルと那須岳1915メートル 濃霧の那須・朝日岳のイワシャジン
赤面山から三本槍岳1916m往復 朝日岳1896から三本槍岳1916mの紅葉 

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2014年9月29日以来何度か那須・姥が平の紅葉を見たいと思いながら、天候や仕事の都合でその思いは叶うことが有りませんでした。2019年も台風の影響などで延び延びになってしまったのですが、多分紅葉の盛期は過ぎたとしても、少しは噴煙を噴き上げるあの雄大な那須岳を背景にした最後の紅葉は見られるのでは僅かの可能性に賭けて10月20日の夜から県境の村に出かけて見ました。

21日の早朝、登り出してから峯の茶屋までの登山道で会った人に聞くと朝日岳から三本槍岳の紅葉も終わりの季節だったという話を聞いて朝日岳か三本槍岳までとの最初の計画に迷いが出ました。復路、姥が平から峰の茶屋まで戻ってくると沢山の人が朝日岳を目指して登っていきます。

県境の村で待つ妻とは明日観音沼の紅葉を見に行くことにしているのですが、天候も下り坂です。思い切って朝日岳は諦めて峯の茶屋から大急ぎで下る事にしました。県境の村に戻り、観音沼の紅葉見物を午後からする事にしました。

激しい色彩が那須岳の斜面を染め上げる季節は過ぎて、静かな紅葉を楽しむことが出来ました。そしてそれに代わって飛び切りの静寂の中で、心行くまで姥が平の今年最後の紅葉の中を歩けるという幸運に出会いました。

那須・姥が平観音沼の紅葉⇒猿楽台地蕎畑の草紅葉塔のへつり小野観音と紅葉巡りを楽しんだ一日です。2019.10.21

那須の紅葉巡りマップ

①掲載分・峯の茶屋駐車場6:00⇒峯の茶屋避難小屋6:39⇒7:00姥が坂(姥が平下山口)⇒②掲載分・姥が平7:28⇒ひょうたん池7:31(朝食)⇒姥が平7:56⇒姥が坂8:22⇒峰の茶屋避難小屋8:45⇒峯の茶屋駐車場9:07

マップ中印が那須姥が平関係の場所です。
*画像は2台のカメラで撮影していますが、内臓の時計が数分程違っていますので時間は正確ではありません。又、往路は撮影でかなり立ち止まりましたのでかなり時間が掛かっています。2019.10.21

 

6:00、峯の茶屋出発、紅葉が終わりに近い今頃としては信じがたい事ですが、駐車場は満杯に近い状態です。朝食を簡単に済ませて出発します。

時々霧が流れて視界が遮られます、特に往路はかなり霧が濃く、カメラの自動設定でしか写せない下手な私には朝日岳の紅葉を上手く写せませんでした。2019.10.21

登山道入り口の鳥居を潜ります。

鳥居の後ろの狛犬の間を抜けて登りの階段に掛かります。

鳥居から30m程登ると山の神の神社のような場所の前を通ります。
6:08、駐車場辺りの標高が紅葉の盛りのようです。今回は朝日岳や姥が平の紅葉は終わりに近いと淡い期待を諦める事にします。2019.10.21
6:09、樹林帯が続く登山道の切れ目から後を振り返ると山の斜面を霧が昇ってきます。2019.10.21
6:10、前方の樹林帯の切れ目の間から那須岳の得意な姿の岩峰がが姿を表します。最初に目指す姥が平は那須岳の裏側になります。2019.10.21

6:19、写真を撮りながらゆっくりと階段状の登山道を登ります。那須岳の山腹に刻まれたこの階段状の登りが終わると樹林帯が切れて見晴らしが一気に広がります。

登る登山道の右手に紅葉に彩られた美しい朝日岳の岩肌が現れます。何時見ても均整のとれた美しい山容は見惚れてしまいます。2019.10.21

6:19、登山道の左には秀麗な紅葉の朝日岳、右には草紅葉の斜面の先に異様な姿の那須岳が霧の中に浮かんでいます。

最初の目的地姥が平はこの那須岳の向こう側にあります。2019.10.21

6:24、山麓から大量の霧が立ち上り秀麗な朝日岳の姿を包み込んでしまいます。登りながら霧の流れた合間にシャッターを押しました。2019.10.21

6:32、登って来た登山道を振り返ってみると那須岳から伸びる斜面に陽が昇っていました。明暗が作り出す幻想的なシルエットにシャッターを押しました。山腹を横切る登山道に登山者の姿が黒い点となって写っています。2019.10.21

6:34、霧が覆う稜線の右に峯の茶屋避難小屋が見えます。緩やかな登りが続きます。2019.10.21
6:39 峯の茶屋の避難小屋を通り過ぎます。振り返ると、通り過ぎて来た霧の中に沈み込んだ峰の茶屋避難小屋が見えます。私は牛ヶ首に向かい那須岳の斜面に続く巻道を進みます。2019.10.21
6:47、那須岳の山腹を横断する登山道から素晴らしい景色を見ながらのんびりと歩きます。霧は中々晴れません。2019.10.21

誰も居ない登山道の此処まで歩いて訪れた者だけに、自然の作り出す圧倒的な景色をプレゼントされることになります。

流れる霧と雲海は脈絡なく動き時折遠くの山脈や辺りの紅葉をじらすように見せてくれます。その変化自在な動的な動きは私を驚かせずにおきません。2019.10.21

6:49、これから訪れる無間地獄の噴煙がたなびいています。2019.10.21

眼下の美しい景色を眺めながらのんびりと登山道を歩いています。未だ時間が早い事もあり姥が平に下る人は見当たりません。静かな山道です。雲海の上に会津駒ケ岳と思われる頂きが美しいシルエットを見せてくれます。

緑の山腹に広がるガレ場の上部に姥が平のひょうたん池が見えます。池の周囲に盛期ほどではありませんがそれでも紅葉が見えます。2019.10.21

6:57、霧の晴れ間に眼下の景色が目に飛び込んできます。左の白っぽい場所が姥が平、その右にひょうたん池が見えます。

2019.10.21

6:58、恐ろし気な”無間地獄”と名付けられた那須岳の噴煙が相変わらず煙を噴き上げています。
6:59、”無間地獄”と名付けられた噴煙まで緩やかに登山道は下って行きます。そこからは牛が首までは緩やかに上り返す事になります。2019.10.21

7:00、噴煙は風向きのよって上に登ったり斜面に沿って上下左右にたなびきます。今は緩やかに空に向かって立ち上って行きます。2019.10.21

 

7:02、牛ヶ首の少し手前の姥が平への下り道への分岐点・姥が坂に着きました。後方には無間地獄よりかなり小さな噴煙が見えます。2019.10.21

7:02、最初の目的地姥が平に下ります。案内板には約0.6kmと書かれていました。

白く見える場所が広場状になっています。その右に小さな点になって見えるのがひょうたん池です。2019.10.21

那須の紅葉巡りの①は朝日岳の岩肌を覆う紅葉を愛でながら那須岳の稜線を歩きます。姥が平への登山道から景色は、歩いたことに対する自然の素晴らしいプレゼントです。遠く雲海に浮かぶ会津駒ケ岳の姿は崇高な姿です。

噴煙の下を通り姥が平まで下る事にします。2019.10.21

紅葉の那須巡り①・姥が平の紅葉1

10/17/2020
   
那須の紅葉巡り①
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紅葉で彩られた朝日岳の岩肌