白河市・八雲神社狛犬・明治28年 (1896年)小松寅吉(布孝) 推定*禁・無断転載 |
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2019.01.01・狛犬を訪ねて№25・①白河市の狛犬を訪ねての神社参拝順路 |
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石段を登って参拝をさせて貰います。2019.01.01 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
社の前から下を見下ろしています。狛犬と鳥居の先に雪で覆われた白い田圃が見えます。集落は少し右側にかたまっていました。2019.01.01 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
白河市大和田・八幡神社狛犬・石工 大高三二・昭和24年(1949年) |
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右に置かれた狛犬は口が開き気味です、阿像と思われます。 格別彫りが精緻とは見えませんがほのぼのとした印象を与えてくれる狛犬です。新しい年の初めに出会う狛犬には最適です。 台座に刻まれた大高三二という石工は白河の神社では時折目にする人です。この狛犬のサイズは若干小さ目のようです。2019.01.01 |
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阿像から吽像を写しています。背中もあっさりとした彫りです。2019.01.01 |
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左に置かれた吽像、所謂子取りという意匠で子供が彫られているようですが経年の摩耗のせいかハッキリと見えません。丸い目が穏やかな表情を生み出しています。2019.01.01 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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白河市・八雲神社狛犬・明治28年 (1896年)小松寅吉(布孝) 推定 |
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右に置かれた阿像、台座も大きく狛犬のサイズも大きめです。このような意匠の寅吉の狛犬の中ではかなり豊かな表情に彫られているように感じます。(石灯籠の小松布孝の文字を見ていたのでほぼ間違いなく寅吉の狛犬だと思いました) 動き出しそうな姿は寅吉の狛犬を見て何時も感じる事ですが、この狛犬はより動的な印象を受けました。 2019.01.01 |
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左の吽像から阿像を写しました。彫りもそうですが、吽像のこの少し横向きの表情が私には寅吉の狛犬だと思わせます。 探したのですがこの狛犬には寅吉の名前は見つけられず年号だけが彫られていました。ただ、この彫りや意匠・姿態などは十分に寅吉の狛犬と推定できる印象ですが、この前に立つ大きな石灯籠に小松布孝の名前が彫られている事も推定の根拠となりそうです。2019.01.01 |
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左に置かれた吽像、子供が2頭甘えているようです。それを知らぬげに少し拗ねたような横向きの姿が、私にはとても動きのある寅吉独特の吽像だと感じています。 2019.01.01 |
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打倒された石像 |
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車を止めた場所まで戻ってきました。火の見櫓の先には夕方の近い事を知らせる気配が漂っています。那須山は既に雲に覆われていました。この社は集落の中の人家の横に入り口があります。訪れる折には、生活の邪魔にならないような細心の心遣いが求められるような気がします。 今回は、全く想像もしない幸運に恵まれました。私にはその幸運を示してくれた、氏子の方の親切が強く心に残ります。しばしば狛犬巡りの場所でこのような親切な心に接する事が、狛犬に巡り合うことと同じかそれ以上の思い出を私の心に刻んでくれます。それはそれはとても大きくそして豊かな楽しみなのです。2019.01.01 |
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