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朝日稲荷神社狛犬阿像・昭和7年(1932)・石工和田代吉 |
稲荷神社の鳥居も破損したりしているものが見られます。全体に素晴らしい神社なのですが理由は不明ですが破損が進んでいるように見えます。
稲荷神社の入り口の右側に置かれた中々見応えのある狛犬です。阿像と思われます。活き活きとした目や牙が特徴的な顔が印象的です。 2017.1.3 |
右側の阿像から吽像を見ています。台座に彫られた石工の名前です。今まで見た事がない名前です。地元の人かもしれませんが当時は随分腕の良い石工が町々にいたのだと思いました。 |
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朝日稲荷神社狛犬吽像・昭和7年(1932)・石工和田代吉
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左に置かれた吽像、子供が彫られていました。こちらも活き活きとした表情が好ましい狛犬です。これでも80年以上風雪に耐えていたことになります。
2017.1.3。 |
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稲荷神社の隣、4号線側に広場が広がっています。大きな石碑の前に一対の狛犬が見えます。台座に日露戦役岩石傷痍軍人会の文字が彫られている事から、石碑は傷痍軍人の慰霊碑のようなものではないかと思われます。
右側の狛犬です。牙を見せて口を開いていることから阿蔵ではないかと推測しています。
2017.1.3 |
日露戦役岩石傷痍軍人会の狛犬・吽像 |
昭和12年の年号と、石工鈴木勝治の名前が彫られていました。側頭部に牡丹が彫られています。尚、この石工の人は須賀川市市内・江持の羽黒神社の狛犬を彫った人と同じだと思われます。 |
日露戦役岩石傷痍軍人会の狛犬が置かれた広場です。中心に石碑がみえます、両側を守るように狛犬が置かれています。 |
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朝日稲荷神社 |
狛犬の右手の朝日稲荷神社の看板に導かれて境内に入ってみました。素晴らしい神社の佇まいです。神楽殿が目に入りました。
拝殿を見て驚いてしまいました。大変立派なな建物ですが屋根の一部が落ちかかっています。これだけの社がどういう理由か大変勿体ない事です。朽ちかけていく社の脇にエドヒガンの大木がありました。春になるとさぞかしこの一帯を桜の花が覆うのでしょう。 |
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須賀川市・旭宮神社 前回旭宮神社 スライド |
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旭宮神社住所:須賀川市旭町5ー5。一回目の折に小松布孝の恵比寿像を見落としていたので今回は立ち寄ることにしました。
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須賀川市・旭宮神社恵比寿像・明治45年(1912年)・石工小松布孝(小松寅吉) |
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旭宮神社の狛犬
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拝殿の入り口に置かれたかなり古そうな狛犬です。年代や作者を見つける事は出来ませんでした。日暮れ前に県境の村に戻るためには先を急ぐ必要がありそうです。もう少し寅吉の恵比寿像を見て居たかったのですが次の神社に向かうことにしました。2017.1.3
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