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白河市・白山姫神社の狛犬阿像・大正?年 石工 麻(?)之助 |
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9月24日の夜街を出て県境の村にやってきました。夜風がヒンヤリとしています。今回は、10月1日から禁漁になるので今年最後のイワナ釣りを楽しむ目的があります。余り遠くの狛犬を訪ねる時間がないのでお目当ての野菜の買い出しのついでに回れる社を訪ねる事にしました。グーグル・マップで神社を調べて幾つかをリスト・アップしました。
25日は開店と同時に入れるよう早起きして、白河農協の”り菜庵”でかなりの野菜と果物を買い込みました。最大の楽しみを終わらせてから近くの狛犬を訪ねる事にします。2017.12.04
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狛犬を訪ねてNo.16のAB・白河市の狛犬マップ 2017.09.25〜26 |
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”狛犬を訪ねてNo.16のAB・白河市の狛犬マップ”は2017.0925〜26に回った社の地図です。
狛犬が居なかった社も含まれていますが、どこの社もそれぞれに優しく迎えてくれました。マップ上段のを押すと一覧表、を押すと地図が拡大できます。は別ページに掲載済の神社です。 2017.12.04
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藤兵衛稲荷神社住所:白河市羅漢 |
非常に狭い山際の道をおっかなびっくりで進んでいきました。対向車が来たらかなり難儀をするかもしれません。
右に東北線の線路が見えます。社は素晴らしい環境の岩山の聳える斜面にありました。車は広場に止めさせて貰いました。
自転車で訪れた地元の人がお参りを終わって立ち去っていきました。グーグル・マップには藤兵衛稲荷と書かれていますが、鳥居の前には羅漢山築城稲荷神社と書かれた石柱が立っています。グーグル・マップで調べる方が多いと思いその表示を使用しました。2017.12.04
グーグル・マップでは狛犬が居そうな雰囲気でしたが、出来の良い狐の石像が2対奉納されていました。入り口の鳥居の狛犬は”昭和6年”と”石工 大山英太郎”の文字が見られれます。大きな台座に乗った見事な石像を見ながら鳥居を潜り社殿に続く石段を登ります。
二つ目の狛犬が見えます。その後ろは更に石段が岩山の手前の社まで続いています。2017.12.04
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大正6年(1917年)の狐石像 |
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右に置かれた狐でかなり大きめです。大きな台座に載って玉を足下に収めています。
石工の名前と寄進した人々と思われる数人の人の名前が見えます。
大正6年、まさに100年の命を保った綺麗な石像です。2017.12.04
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左に置かれた狐は震災で落ちたのか台座の下に置かれています。
優しい目をした狐です。狛犬が狐に変わっただけで見慣れた造形です。2017.05.25
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展望が開けた草原を登ってお参りをしました。見下ろすとなだらかな草原とその先に線路らしきものが見えます。
鳥居を潜り目の道路を、左に進んでみます。果たしt車が通れるかを見ようと思います。2017.12.04
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ここには何度か訪れており、てっきり聯芳寺の一部かと思っていました(聯芳寺の駐車場に狛犬は置かれています)。グーグル・マップでで見ると三柱神社と書かれていました。
芭蕉の句碑・小松寅吉の作った墓・桜等を見に何度か訪れています。何度か訪れた社が、確かに三柱神社かを確認に立ち寄りました。 |
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三柱神社住所:白河市向寺。私に馴染みの神社が確かに三柱神社でした。 |
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年代の彫り込みは見つけられませんでしたが、昭和の初めの狛犬と推測されます。無難な出来に見えます。狛犬の目が大きくクリっとしていて愛嬌のある好みの顔付です。2017.12.04
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宗祇戻し |
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白山姫神社を探して旧石川街道を歩いていると宗祇戻しに出ました。奥の細道の曽良の旅日記にも登場する場所です。
この場所から少し歩くと通りに小さな石の社が見えました。美しい瓦と壁の家の前にありました。グーグル・マップで確認した通りに狭い路地の先に鳥居と狛犬が見えました。 |
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白山姫神社住所:白河市旭町1丁目。グーグル・マップで探していると白河市内のこの辺りには幾つかの小さな神社がありました。その中でもこの白山姫神社はマップのストリート・ビューで狛犬が確認できました、大変楽しみにしていました。
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左が通りから30m程路地の先にある神社の鳥居を見ています。二つの家に挟まれた路地の幅は2m程でしょうか、果たして入っていいものかと思うほど狭い路です。他人の家の中の道で何処か別に入り口があるのかも思える雰囲気です。立ち入り禁止などの看板や柵もないので恐る恐る道を進みます。
境内から鳥居の先の入り口の通り方面を見ています。入り口はこの道以外ないようです。 |
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白山姫神社の狛犬阿像・大正?年 石工 麻(?)之助 |
こじんまりした境内ですが綺麗に整っています。何にも増して、境内の右側の家の海鼠壁とでもいうのでしょうか、美しい壁が社の雰囲気を素晴らしいものにしています。
台座に彫られた年号と石工の名前が正確に判読できませんでしたが、大よそ100年近くこの社を守ってきたことになります。大正は読めるのですが数字の部分が読めません、石工 と麻(確かではありません)之助が断定できませんでした。
狛犬の彫りも時代が古いので細部に行き届いた仕上げを感じます。大きさは普通のサイズに思われます。
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こちらは左に置かれた吽像のようです。中々の腕の石工の人のように思いました。全体のバランスがとても良く、細部が大変綺麗な彫りながら目立たせる事を抑えた職人らしい雰囲気を感じます。 |
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狛犬の乗る台座も単に四角形ではなく面取りをしてカーブが付いているなど丁寧な仕事ぶりがうかがえます。大正の文字が判読できますが、年号が見えません。
石工の名前も一番上がハッキリ見えませんでした。
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境内で参拝を済ませてから通りに戻りました。
この美しい壁のお宅は一つの家らしく白河市の標識が玄関に貼ってありました。隙間から中を覗いてみましたが確かに風格を感じる建物でした。 |
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10/09/2018 |
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