宇都宮市今里町・羽黒山神社狛犬 2022.09.06 (禁)無断転載 |
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御殿場市と小山町の神社と狛犬・掲載リスト |
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日光戦場ヶ原散策の往路の立ち寄り神社 |
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①宇都宮市・徳次郎知賀都神社⇒②日光市森友瀧尾神社 | |||
①今市瀧尾神社 | |||
日光戦場ヶ原散策の帰路の立ち寄り神社 |
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①塩谷町船生・岩戸別神社⇒②塩谷町玉生・親孝子神社⇒芭蕉・一宿の地跡 | |||
街への帰路の立ち寄り神社 |
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宇都宮市今里町・羽黒山神社 | |||
宇都宮市芦沼町・八龍神社 追加掲載・矢吹町・住吉神社 | |||
日新製菓直売店 |
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日新製菓直売店:日光山荘宇都宮市下小倉町1312。 長い夏季休暇が終わり暮らす街へ戻る日がやってきました。その帰路、県境の村からも暮らす街からも遠い場所なので中々わざわざ尋ねる事が出来ない幾つかの神社に立ち寄ることにしました。 最初に尋ねる宇都宮市今里町・羽黒山神社 を探して道を失いうろうろしていると電柱に日新製菓工場直売所の看板が数回目に入りました。時間もあるので立ち寄ってみました。 2022.09.06 |
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大きな工場の敷地内にある直売所は直ぐ見つかりました。かなり安価な壊れた煎餅が売られていました。どれにしようかと迷っていると今なら10袋入って¥1,000の品があるとの社員の方のアドバイスでそれを買うことにしました。 丁度煎餅が食べたかったので大きな段ボールを開けるといろいろな煎餅の大袋がぎっしり詰まっていました。見ると駐車場には那須ナンバーの車が止まっていて同じ段ボールとその半分の大きさの段ボールを買っていました。人気の商品のようです。 食べた味は申し分のない美味しい味でした。街に戻って知り合いに上げたり自分たちで食べたりしましたが保存も聞くので長く楽しんでいます。2022.09.06 |
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羽黒山神社住所: 栃木県宇都宮市今里町1444。カーナビを信じて道を進んでいくと鬼怒川に掛かる橋を左岸から右岸に渡り東北道の下を潜りました。いささか不安になりましたがカーナビを信じて進むと右に羽黒山入り口の標識が見えました。 車のすれ違いが難しい細い山道を進んでいきます。この山道が思っていたよりかなり長く果たして行きつくかと不安を感じる頃駐車場に出ました。更に奥にも行けそうなので恐々と登っていくと赤い木製の鳥居の前に小広い駐車スペースがありました、5台ほどの地元ナンバーの車が止まっていました。これで一安心です、車を停めてゆっくりと参拝させてもらうことにしました。 狭く長い山道の登りで、出羽三山に勧請し創建されたと言う説があることに尤もだとうなずけます。芭蕉も訪れた出羽の羽黒山の長い参道の事を懐かしく思い出しました。尤も出羽の羽黒山は歩きで長い石段を登ることになりますが、私は時間もないので二度訪れて全て途中で引き返しました。 2022.09.06 |
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長い登り路が駐車場に近づくと道路脇にヒガンバナが咲いていました。未だ日光や会津でも見なかった秋の代表的な花がこの地で見られるとは驚きです。個人的には今年初めて目にした彼岸花です。 2022.09.06 |
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赤い木製の鳥居を潜り参道へと向かいました。長い石段の参道が本殿と思しき山の上へと続いていました。
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山道の石段の脇には奉納された幟が両側に隙間なく並んでいました。石段が始まる大きな杉の木の先に狛犬の姿見えます。 2022.09.06 |
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羽黒山神社一つ目の狛犬 |
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石段の参道を登りだして僅かで大きな見応えのある狛犬が置かれていました。坂の途中に置かれているのでかなり下から見上げる位置にあります。細部を見るのはかなり困難を感じました。 右に置かれた口を開いた阿像は、大きな丸い目が彫り込まれた生き生きとした姿の狛犬だと感じました。傾斜の付いた坂なので周りを回りながら細部を詳細に見ることが難しいのが残念です。 頭の上に見えるせいかもしれませんが若干大き目の狛犬に見えました。 2022.09.06 |
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右の阿像の後ろに回り何とか背中を入れてシャッターを押しました。細部を見ることは叶いませんがやはり躍動感を感じさせる良い作りに見えました。 2022.09.06 |
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左の吽像も丸い大きな目が彫り込まれています。年代等を探したのですが坂道であることから中々台座の細部を見ることが出来ずに奉納の期日や石工名が分かりませんでした。付属物が彫り込まれていないことから、大正や明治の狛犬ではないかと推測しています。
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更に石段を登り一番目の狛犬と入口の赤い木製の鳥居を写しました。山道の両側には杉木立が並んでいるので日の光は殆ど届きません。 2022.09.06 |
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石段が右に曲がると本殿らしき建物が見えてきました。 2022.09.06 |
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羽黒山神社二つ目の狛犬 |
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石段を登りきると本殿のある平らな場所に出ました。石段の終わりの本殿の入口に二つ目の狛犬が奉納されていました。 山の上の事なので広いスペースを取るの難しい事もあるのか参道の両側の狭い場所に置かれていました。右に置かれたこの狛犬は阿像と思われます。ほぼ通常のサイズに見えます。 ずんぐりした体形の穏やかな表情の狛犬に見えます。 2022.09.06 |
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左に置かれた吽像から右の阿像を写していますが上手い位置に立てないので二つの狛犬をはっきりと写すことが出来ませんでした。 後姿からも全体にバランスの取れた手慣れた石工の人の仕事に見えました。 2022.09.06 |
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左の置かれた吽像と思われる石像。紙垂(しで)を付けた輪飾りが狛犬の姿を生き生きと見せてくれていました。 一番目の狛犬にも紙垂がとれたと思える輪飾りが飾られていました。随分行き届いた手入れだと思いました。 2022.09.06 |
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石段を上った境内からも二番目の狛犬を写してみました。太めの体形の面白い石像の様子が分かります。残念ながら見忘れたのか見えなかったのか年代や石工名は不明です。 2022.09.06 |
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手の込んだ宮彫りに飾られた本殿で参拝をさせてもらいました。
2022.09.06 綺麗な神社の境内の散策で心が落ち着きました、県境の帰路の運転にも良い影響が残りそうです。杉木立に囲まれた石段を下ります。稲倉魂命(うがのみたまのみこと)を祀る羽黒山神社は、多くの信者から長年にわたって崇敬されています。創建については諸説ありますが、康平年中(1058年から1065年)に、藤原宗円が宇都宮城の築城に際し、祈祷修法中に出羽三山との関連を意識し勧請されたものとされています。 |
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境内には私達だけです、鈴を鳴らして楽しかった夏休みが無事に終わり街に帰る事ができるお礼を申し述べました。 2022.09.06 |
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本殿の軒下を飾る宮彫りの中で私の興味を引く狛犬の木造、右の阿像と思われます。多くの宮彫りと同じく見応えのある彫りだとじっくりと見させてもらいました。 2022.09.06 |
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左の阿像、宮彫りの一部が写っていますが、当時は腕の確かな木彫の職人は各地にいた事が分かります。 2022.09.06 |
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本殿の左には天満宮が祀られています。 2022.09.06 |
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本殿の祀られた平らな境内に3番目の新しいタイプの狛犬が奉納されていました。 2022.09.06 |
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山の斜面には秋海棠群落が広がっていました。境内林の作る日陰の下で大きな緑の葉と可憐な桃色の花が山深いこの地の印象に似合っているようです。 2022.09.06
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駐車場の入り口に綺麗な展望台が見えます。今は誰も居ない静かな展望台に行ってみました。 2022.09.06 |
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羽黒山南面パノラマの案内板が見えます。左から東北新幹線、筑波山、東北自動車道と書かれていました。 2022.09.06 |
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広大に広がる緑の関東平野の雲の下に筑波山がほぼ正面に見えました。羽黒山入り口は東北自動車道の下を潜って僅かの距離にありましのでかなり近くに見えます。 東北新幹線の高架橋連なりも望まれます。神社を訪ねて思いもしない風景に出会いました。 2022.09.06 |
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神社近くの道に羽黒山神社の案内板がありました。案内図の下の方ね書かれた道から登ったのではないかと思います。すれ違いがかなり難しい場所が幾つかあるので心配をしましたが、往復ともに車とすれ違う事が無かったので一安心です。 2022.09.06 |
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神社の駐車場で地元の方にすれ違いが難し場所がかなり多い登ってきた道に懲りて違う道があるのか尋ねてみました。 反対側にも道があると教えてくれましたが次の目的地から離れてしまうので同じ道を下って入り口まで戻ってきました。 2022.09.06 |
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長い夏休みが終わり暮らす街に戻る途中日光に隣接する神社を訪ねてみました。最初に尋ねた宇都宮市今里町・羽黒山神社では山の中に鎮座する神社へ続く狭く長い参道を恐々と登り何とか境内の駐車場に車を止める事ができました。参拝を終わり神社の展望台を尋ねる広大な緑の関東平野の風景が眼前に大きく広がっていました。思いもしない展望に出会い夏休みの締めくくりの旅は思い出に残るものとなりました。 2022.09.06 |
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10/29/2022
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