土手のジョギング・夏・土手の風景と野の花・ @2023年8月7日&14日 A Bへ
土手のジョギング・夏の土手の自然・ミゾソバの花

今年の猛暑の中での土手のジョギングの折には今まで以上の注意をしなくてはと持参のペット・ボトルの氷水を今までの1本から2本に増やしました。

一本は通常通りのウエストバックに、他の1本はボトルが落ちないようにシャツの下を縛って大きなポケットにしてボトルを落とし込み体を冷やしながら運びました。

これが結構快適で、その後色々考え100ショップでボトルのホルダーを買ってそれに紐を付けて首から下げてみたところ、ボトルをシャツの下に入れると丁度心臓の辺りを冷やしてくれます。この工夫が極めて快適で猛暑を何とか乗り切る事が出来ます。それにしても、ウエスト・バックの氷水は凡そ片道5kmの折り返しでも氷が一部残っていますが、心臓を冷やす氷水は全て溶けてしまっていました。それだけ体温を冷やしてくれるありがたい氷水です。

復路は心臓を冷やしてくれた水をウエストバックに入れて、空のボトルをシャツの下に入れます。帰路の残りの5kmは往路で体が熱さに馴染んているので氷の解けたボトルの水を飲みながら十分猛暑にたえる事ができます。出来る限り朝早めに出発する事とこの思い付きのお陰で今年の猛暑も土手のジョギングを存分に楽しむ事が出来そうです。

2023.08.25

既に野の花の季節は終わり、照りつける厳しい太陽の光が体を焼き付けるように我が身を包みます。それでも、辺りに目をやると、焼けつくような猛暑が覆う厳しい自然の中でもその営みを続ける野の花や昆虫が私の目を惹きつけます。

人の手を借りることなく営々と生きる為の日々を全力で過ごす野の花や昆虫の姿は一際私に大きな感動を与えてくれます。一時土手を降りて川岸を歩くと、又異なる自然の営みを目にすることが出来ます。

中型の蝶・ツマグロヒョウモンが川岸に咲く野の花に止まっていました。

蝶や蜘蛛、野草の名前が違っている場合もああることをお許しください。
2023.08.07

土手の野の花とその風景 アルバムページ
サクラソウ自生地の野の花 のアルバム画像をご覧ください。

土手のジョギングとサクラソウ自生地 アルバム・ページ

2023.04.24

サクラソウと野の花 ”土手のジョギング・サクラソウと野の花@”掲載の画像は左記アルバムよりご覧ください。尚、上記の土手のジョギングとサクラソウ自生地と併せて掲載申し上げました。

2023.04.24

土手の野の花一覧をご参照ください。文中の植物の名前が違っている場合もあります。

2023.04.24

2023年8月7日・土手の自然

土手に登ると嬉しい事に大きく広がる空一面に雲が流れて行きます。強烈な日差しを遮ってくれる天空に広がる巨大な日傘です。

ただこの雲の流れるスピードはのろのろ足を運ぶ私には追いつくことができません。ほぼ自転車の速さで流れて行くのが残念です。

つまり残念ながら何時も雲の傘が覆ってくれる訳ではないのです。

2023.08.07

それでも見渡す限りの雲の塊のオブジェは往復10kmのジョギングを飽きさせることなく私を元気づけてくれます。広大な土手にいる事の喜びを感じさせてくれます。

2023.08.07

往路、進行方向にはスカイツリーが独特の姿で私を励ましてくれています。スカイツリーの高さがマッチ棒程に感じる大きな蜘蛛が空一杯に広がっています。広大な空の下で黒い雲と白い雲が互いにせめぎあっていました。

2023.08.07

復路は幸運なことに雲の日傘に身を覆われる快適なジョギングを楽しみながらの道中となりました。通常の街の暮らしでは感じられない広大な風景にぽつんと身を置く満足感に包まれながら出発点に戻ります。

街に広がる同じ空を覆う雲でも、土手ではほぼ自然の風景に見えます。折り返し点から10分ほどの間はゆっくり足を運びながら水を飲んで休息をとりながらのジョギングです。

今日は蜘蛛が日陰を作ってくれるせいか土手を降りて川岸の道を辿りたくなりました。

2023.08.07

小さな5枚の花弁を付けた野の花が川岸の雑草の中に咲いています。帰化植物のアレチハナガサと思われます。

2023.08.07

地面に張り付くように頑健そうな白い花がかなり広いテリトリーを確保しながら咲いていました。この花の名前も不明です。

2023.08.07

上記の白い花にツマグロヒョウモンが飛んできて花に止まっていました。

2023.08.07

更に川沿いに進んだ場所にある水門の流れ出しには、鴨の類と思われる野鳥が餌を探して群れを作りながら水面に浮かんでいました。

折り返し地点からのジョギングの休息の散策にしては珍しい自然の営みを見る事が出来る土手下の贅沢な時間を存分に楽しみました。

2023.08.07

タマカヤツリグサが雑草の中に埋もれるように懸命にそのテリトリーを確保していました。土手に登り出発点まで戻るジョギングを再開することにします。

2023.08.07

ナガコガネグモ(長黄金蜘蛛)と思われる大きなクモが土手際の雑草に頑丈な巣を張っていました。私がカメラを向けながら近づくと体をゆすってクモの網を揺らして威嚇してきます。

如何にも他の昆虫を餌にするにふさわしい獰猛な姿を見せてくれました。

2023.08.07

 

2023年8月14日

今日の土手の天気は雨でも降りそうな空模様です。猛暑が続く近頃にいささかげんなりしていたので、絶好の日和になりそうです。

土手への緩やかな登り道の脇に広がる雑草の茂る腹の脇にヘクソカズラ (屁糞蔓)が白い釣鐘状のしっかりした花を咲かせています。

2023.08.14

アカツメクサにモンキチョウ(紋黄蝶)が蜜を吸うのか止まっていました。この季節はモンキチョウが盛んに活動する季節なのか、ジョギングの途中で何度か足を止めてシャッターを押す事になりました。

2023.08.14

土手に登るとアレチハナガサの花が咲き出していました。二匹のモンキチョウがアレチハナガサの花房の上で近づいたり離れたりを繰り返しています。

2023.08.14

独特の花房を作り乍らアレチハナガサも薄桃色の可憐な花は見分ける事が容易です。

2023.08.14

アレチハナガサの他の群落の花の上でもモンキチョウが止まっていました。これ程多くのモンキチョウをアレチハナガサのの花の上でも目にするのは珍しい経験です。

2023.08.14

5kmの折り返し点からの戻り道の土手から後ろを振り返ってみました。左に見えるス尖ったカイツリーの辺りの空には雲が広がっていました。

2023.08.14

戻り道を進むほどに時折小雨が落ちてきました。絶好のジョギング日和に恵まれました。ジョギングが終わってから隣接する桜草自生地で野の花を見る事にしました。

2023.08.14

8月14日・桜草自生地の野の花

前回8月7日の土手のジョギングから一週間後の8月14日、土手のジョギングが終わってからサクラソウ自生地に立ち寄ってみました。

既にサクラソウの季節が過ぎた自生地はほぼ自然の姿に戻っています。背丈を超す雑草が広い自生地を隙間なく覆っていました。

辛うじて残る遊歩道の脇に野の花が時折姿を見せてくれました。白い野菊のような花には嬉しい事に”カントウヨメナ”の標識が置かれていました。

2023.08.14

私にはカントウヨメナと類似の花との区別がつけられません。親切な説明版のお陰で初めてこの花の名前を知りました。

2023.08.14

シロバナサクラタデ (白花桜蓼)と思われる可憐な小さな花が雑草に紛れてかなり沢山その姿をみせてくれました。

2023.08.14

目を花びらに近づけて何とかその姿を見る事が出来る小さな花びらです。

2023.08.14

目立たない緑の色合いの雑草に覆われた遊歩道の脇に咲く黄色のキンミズヒキ(金水引)が一際目立ちます。圧倒される雑草の原の圧力の中で見る黄色い花の姿にほっとした気分になりました。

2023.08.14

地味な色の雑草の中に咲く野の花は、色に染められた花弁が一際鮮やかに見えてきます。周りが野の花で覆われる春の季節の風景の中ではそれ程目を惹く事はありません。

2023.08.14

隙間が無いほど繁茂する雑草の間に、微動だにしない大きなナガコガネグモ(長黄金蜘蛛)が静かに張り巡らした巣の中に獲物を待ち構えるように静かに身を置いていました。

刺激しないように静かにカメラを向けてシャッターを押しました。カメラの時間設定が間違ってしまい8月15日と表示されていますが正しくは14日です。

 

2023.08.14

雑草に視界を塞がれた遊歩道を歩いて駐車場へと向かいます。草丈が30cm程の可憐な花が目に入りました。雑草が途切れた場所に可憐なミゾソバ(溝蕎麦)と思われる群落が出迎えてくれて少しほっとしました。

一見して茎にとげとげらしきものが見える事から、 ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)ではとも思いました。ただそうだとすると少し花が大型だなと名前の特定に迷いが生じました。家に戻り調べると湿地に育つミゾゾバの可能性が高いのではないかと推定しました。

2023.08.14

この猛暑の季節では、春は野の花で溢れるサクラソウ自生地でも艶やかな花びらを見る事はできないようです。春がくるまでこの原は自然に帰るようです。

2023.08.14

猛暑の続くこの季節に野の花を見つける事は難しいように感じました。彼岸花の咲く頃まで暫くの間は体調に注意しながら猛暑の中のジョギングを続ける以外楽しみは無いかもしれないようです。2023.08.14

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10/04/2023 改定
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