土手のジョギング20・土手の野の花❹ ①へ ②へ ③へ
菜の花の土手 彼岸花の土手のジョギング① 
草薮の中に一本の蛍草(露草)を見つけました 県境の村の花と木土手の野の花一覧
  野の花 バックアップsagyou2     野の花オリジナル
ジョギングする土手の野の花スライド
土手に密やかに咲く可憐な野の花の画像をニコンのイメージ・スペース・土手に咲く野の花のスライドでご覧いただけます。現在作業中の為野草の名前等が違っている場合もある事をお許しください。2020.06.15

画像をクリックしてください
 

天気予報で今年一番の熱さで熱中症に注意するようにとの事で早めに家をでました。駐車場に曲がる時にあれと目を疑いました富士山が空に浮かんでいました。
9時17分、大慌てで出発の準備をして土手を登るまでの15分程の間にあれが果たして富士山かと思える程かすんでしまいました。カメラのシャッターを数回押している間に雲が山の姿を消し去ってしまいました。果たして富士山だったのかと今では自信が持てません。幻でもとにかく富士山に出会った事で何か力を貰ったようです。朝の内は風も吹いて土手の上は快適です、久し振りに6km先の橋まで往復しようとやる気が湧いてきました。2020.06.15

朝が早かった事や学校が始まったこともあり土手の辺りは殆ど人影が見えません。キアゲハがアカツメクサに止まって蜜を吸っていました。2020.06.15

野の草花を愛でながら土手の散策・2020年6月15日
ハルシャギク
折り返し点の6km先の土手の上から見下げる河原のかなり広い範囲がオレンジ色に染められています。多分外来植物のハルシャギクではないかと思いました。その強い繁殖力から駆除されているようですがいつの間にか違う場所で繁殖しています。

確認の為に土手を下りて河原まで行って見ました。その強烈な色彩が極めて刺激的な花です。細長い葉っぱが特徴でよく似たキバナコスモスと違う様に感じました。2020.06.15

河原の一部がオレンジ色に染まっています。帰路の6kmは新しい野の花を探しながら暫く河原をジョギングする事にしました。俄かに熱さが増してきたようです、ペット・ボトルの水を補給する事にしました。2020.06.15
ハルシャギクを見るために土手を下りました。途中草むらを注意しながら下りていくと可憐なネジバナが咲いていました。駐車場から8km程の折り返し点まで来てみようと思った一つの訳が成就したことになります。折り返し点の橋の欄干にタッチしてから水を補給しました。2020.06.15
ケキツネノボタン(毛狐の牡丹 ) 

河原の水溜りの続く一帯に黄色の花が点々と姿を見せてくれました。土手では数多くの黄色の花が見られますが、かなり目立つ花です。ケキツネノボタンというキンポウゲ科の野草らしく、鮮やかな黄色の花が草の中でも一際目立っています。金平糖のような実が付いていました。2020玉が付いています。06.15

 

コマツヨイグサ(小待宵草)

一旦土手に戻ると刈りこまれた草地にオレンジ色の花が群生していました。陽の光を浴びてしぼんでいる様子などからコマツヨイグサではないかと推測しています。ただ、前回見たコマツヨイグサは黄色だったのでこのような色があるのか、名前も確かではありません。2020.06.15

 

花弁が眠っているように中途半端に閉じられています。2020.06.15
タマカヤツリグサ(メリケンタマガヤツリ)

道の脇に水溜りの湿地帯が続きます。ケキツネノボタン(毛狐の牡丹 )と鮮やかな緑のタマガヤツリと推測した確りした茎と葉を茂らせた野草がかなり咲いていました。殆どの水溜りにはメリケンタマガヤツリが見られました。長さ20~30cm程の艶やかな細い葉と、直径2~3cm程の玉状の花か実と思われる塊が奇妙なバランスを保っています。鬱陶しさを感じさせない個人的には好ましい野草の姿です。

*この時点ではタマガヤツリと推定していましたが、現在ではジョギングをする近くの草刈りが頻繁に行われる見通しの良い広場で多くのカヤツリソウの群落を見つけてこれはメリケンタマガヤツリと推定しています。

土手のジョギング20・土手の野の花❸で見たカヤツリグサはこれではないように思えます。2020.06.15

 
合歓の木

河原の庭園状の公園らしい場所に合歓の木の赤い花が咲いているのが見えます。昨年秋の19号台風の水害の後始末の最中かも知れません。2020.06.15

木の下に入って沢山の赤い花を見上げてみました。かなりの花が既に盛りを過ぎているようです。新鮮な花を見つけてシャッターを押しました。

天気予報の通り日陰が欲しい盛夏のような暑さです。復路は後6km程は残っていると思われますが、土手の上に日陰はありません。2020.06.15

ツクバネウツギ
釣鐘状の純白のが太陽の光を浴びて一際目立ちます。この木も名前の特定に迷っています。一応ウツギとしましたがネズミモチにも見えます、間違いが分かり次第訂正したいと思います。水門で河原の道が塞がれるので一旦土手に戻る事にします。2020.06.15
今が満開の時を迎えたようで大量の純白の小さな花を咲かせていました。2020.06.15
ツユクサ(蛍草)

未だ夏には間があるのですが。薄暗い草藪の中にツユクサが一本だけ花を付けていました。一夏が過ぎただけですが、長いコロナ騒動を通り過ぎる時間が長く感じるせいなのか何か懐かしい邂逅です。2020.06.15

6月4日、河原の川岸で見かけて草丈が余りも高く詳細が見られず花の名前が分からなかった花・アレチスゲガサを再度訪れてみました。仔細に辺りを見渡すとその花が10本程見る事が出来ました。

少し花を取っての頃咲きのオオカワジシャの群生する川岸までやって来ました。2020.06.15

左がオオカワジシャですが明らかに異なる花でした。胸のつかえが下りたようです、この花をアレチスゲガサを推定する事が出来ました。2020.06.15
カラタチの実
目立たない白い花が咲いていたのを覚えていましたが、強大な棘と実をならしていました。これ程の棘であったかとしみじみと見惚れる程の金属的な棘でした。2020.06.15
4月7日のジョギングの折に撮ったカラタチの花の咲き始めです。花より団子ならぬ花より棘が目立つ花木です。2ヶ月の雨風や強い陽の光を力に変えて美しい実を成らせていました。2020.04.07

日差しはますます強くなり土手に人影は見えません。橋の下の日陰で一休み、2回目のペット・ボトルの水も空になりました。ここからは馴染みの無い土手下に降りて水を補給の後木陰を選んでジョギングを続けました。

土手の下の河原で花を探してほっつき歩いたにしても、往復16km程の行程ですが駐車場に戻ってきたときは13時41分になっていました。9時17分出発してから4時間30分も過ぎていました。2020.06.15

09/17/2020
 
                 
土手のジョギング⑳ー№4 №1へ №2へ ③へ
Copyright (C) Oct. 10,2007 Oozora.All Right Reserved.
本日カウント数-
昨日カウント数-