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ジョギングする土手の野の花スライド土手に密やかに咲く可憐な野の花の画像をニコンのイメージ・スペース・土手に咲く野の花のスライドでご覧いただけます。現在作業中の為野草の名前等が違っている場合もある事をお許しください。 |
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大分前になりますが、観光用の彼岸花の田圃を見た事があります。全くの個人的な印象ですが如何にも見せるために植えたというてんこ盛りの彼岸花の感じがどうも好みに合いません、一度で十分の風景でした。 たまたまジョギングする土手での最初の秋、広大な青空の下、彼岸花が咲いているのを見て驚きました。 最もこの土手の彼岸花も、花の列が揃っている事から最初は植えたと思われます。ただ観光用の見世物のとしてではなく、楽しんでもえたらと言うアイデアからだと思いますが、広大な土手の風景のお陰で野の花の趣を感じさせてくれます。 好天の秋、見渡す限りの広大な空には雲が浮かんでいます、遥か彼方にはスカイツリーが望まれます。そこは江戸の物語の場所でもあります。そして、わざわざ彼岸花を見る人はほんの数人です、つまりこの土手の左右、往復5kmではほぼ出会わない可能性が高い事になります。年に数回の草刈り重機の刈り取りを運良く免れた彼岸花が、綺麗に刈り取られた雑草の原や未だ雑草の残る緑の中に花を開かせています。ただ季節が来たから自ら咲いた、植物本来に備わったその無垢な姿こそが私の心を打ちます。野の花の清冽な美を感じさせる彼岸花です。 今日は秋晴れの一日、遠くの山脈の上に沢山の雲のオブジェが風景に変化を与えてくれています。 |
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2020年9月28日の”土手のジョギング№23・9月の土手の野の花・彼岸花③” ④に続き、10月5日、6日、と今年最後の彼岸花を見に行きました。 |
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3回目の彼岸花の咲く土手 |
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土手の彼岸花の見終わった後桜草自生地に戻ってから今回の散策の大きな目的である川岸の彼岸花を見る為に画像の場所を訪れました。桜草自生地との境にロープが見えるのは若干無粋ですが、彼岸花は左側の川の斜面に咲いています。 薄暗い林の中を赤く染めて群生する姿が極めて自然で大変好ましく思っています。この彼岸花は植えられたものではなさそうな印象を受けます。生き物にも居心地の良い場所なのかアゲハ、モンキ蝶に出会い、最後には大きな蜘蛛の巣を掛けるナガコガネグモにも遭遇する事になりました。 |
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アゲハ蝶が彼岸花に止まっていました。カメラを近づけると素早く逃げるのでコンパクト・デジカメでとしては限界まで拡大して写しましたがピントが今一つでした。 |
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この薄暗い彼岸花の群生する水辺が小動物の適地なのかモンキチョウがしぶとく咲き残るアカツメクサに止まって蜜を吸っていました。薄暗い林の中には危険が満ちています。
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薄暗い林の木に張り巡らされた巣の中心に、微動だにしない大きなナガコガネグモ(長黄金蜘蛛)が見えました。カメラを構えて近づくと打って変わって信じがたい身軽さで身の丈に見合った大きな蜘蛛の巣に張り巡らした糸を伝わり逃げて行きました。 |
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桜草自生地の野の花 |
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土手へ続く道路の脇に白い花を付けた1m程の丈の野草が見えました。先端が丸い細長い葉もシッカリした野の花で、辺りもこれより大きな同類の野草が何本が見られました。 家に帰ってサイトで調べたのですが中々該当するものが見つからず、辛うじて、シロバナ シャジクソウ (白花車軸草)とシロバナカラスノエンドウ(カラスノエンドウの白花種)が似ているように見えました。特にシロバナカラスノエンドウは葉と花の形がかなり似通っているように見えます。ただ、花の色が真っ白ではなく若干紫が入っている事や、かなり珍しい種類である事などがこの野の花とは異なるかもしれません。
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葉っぱのと花弁の形はカラスノエンドウにかなり似ています。近日中にジョギングに行くので確かめてみたいと思います、間違いが判明次第訂正したいと思います。 |
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クサギ (臭木) の実 |
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川岸の薄暗い林の中、一本の木に奇妙な花が大量に咲いていました。見回すと辺りにも数本の同類の木が見られ、同じ赤い花をたくさん咲かせていました。 家に帰って花だと思ってサイトで調べたところこれは木の実で、花弁のように見えるのはガク(萼)と呼ばれるものだと書かれていました。9月7日にクサギノ花ではないかと思っている木で見られた実とはかなり違います。クサギにも種類があるのかもしれませんが、確かではありません。 |
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赤マンマなら何時でも写真は撮れると思いほんの数回シャッターを押しただけでした。殆どがピンボケででやっと見られる画像がこれ一枚です。 実際はこの画像よりかなり赤が目立ちます。 |
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小さな白い花が目に入りました。詳細はカメラで拡大した画像でないと見えない程の小さな花です。青じそに似た葉からエゴマではないかと推定しました。 |
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未だ蕾に花がかなり見られるエゴマの花です。これからの秋の深まりとともに花の数を増やす事でしょう。 |
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少し歩くと直ぐ目の前にこの小さな紫の花房の咲く蔓を見つけました。やはりナヨクサフジよりかなり小さな花房の優雅な花でした。家に戻り調べてみると春に咲くナヨクサフジに似た花で晩夏に咲くノハラクサフジである事が分かりました。 |
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防水の小型デジカメのマクロで写しています、紫の花弁が極めて優雅な姿です。紫の花は私の好みにぴったりの花のようです。 |
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薄暗い林の中に優雅な紫の花を付けた木が見えます。枝には未だ蕾も沢山見えるクコの花でした。名前は聞いていましたがクコの花は私には初めてです、サイトで調べて実物の名前を知りました。 |
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辺りを見回すと紫の花を付けたクコの木が大小数本見られました。薄暗い湿地の中が適地なのかもしれません |
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薄暗い林の枝にオレンジ色のカラスウリの実が数個ぶら下がっていました。秋が来たことを知らせてくれます。崩れたようなカラスウリの白い花弁をこの林の中で見たのは8月10日、約2ケ月前の事でした。 |
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シロバナサクラダテ(白花桜蓼) |
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野の花の常で、カメラを近づけるとその花弁の美しさが更に目立ちます。3度もサイトに掲載したくなるほどの長い花の季節と優雅な姿の野の花です。 |
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モッコクモッコクの実 |
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赤い実は鳥の餌になるのかもしれません。鳥に運ばれて何れどこかに子孫を残す事になるのではないでしょうか。 |
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| 10/23/2020 | ||||
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10/23/2020
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