土手のジョギング№23・9月の土手の野の花1     
菜の花の土手 彼岸花の土手のジョギング① 

土手のジョギング №23①・秋の七草のクズ (葛)の花 ()無断転載

 県境の村の花と木土手の野の花一覧 
ジョギングする土手の野の花スライド
土手に密やかに咲く可憐な野の花の画像をニコンのイメージ・スペース・土手に咲く野の花のスライドでご覧いただけます。現在作業中の為野草の名前等が違っている場合もある事をお許しください。2020.09.07
スライドショー・一覧表

12時23分:2週間ぶりの土手のジョギング、工事が始まったようで土手への登り道が数か月間通行が不可能な様子です。仕方なく若干何時もと違う道を通る事にしました。この道は人家が近く私には旧来の中土手の道程楽しくありません。次回からは出発点が少し遠くなっても中土手を通る事にしようと決めました。

台風の影響で今にも雨が降り出しそうな気配、お目当てのスカイツリーは雲の中に隠れていました。2020.09.07

強力な台風10号が何とか通り過ぎた翌日、天候は不安定で強い風が時折吹く天候ですがジョギングに出かける事にしました。風が吹けばそれだけ涼しいと思ったからです。

8月末からの10日程の夏季休暇で土手のジョギングを2週間休んだことも、台風の影響が案じられる中出かけてみようと決断した原因の一つです。約5kmの折り返し点・3番目の橋の下のトンネルにタッチをしてから土手を登り首都高速の橋の下に向かいました。河原までは水が上がっていませんが、それでも後少しで冠水するほどの水位でした。2020.0909.07

折り返し点の河原で野の花を探しているとモンシロチョウが3羽もつれあいながら飛んできて花に止まりました。素早い動きにカメラが間に合いません、ままよとシャッターを押した処何とかその姿が画面に写っていました。2020.09.07

1時2分:折り返しの出発点に戻ろうとすると突然墨が流れたように空が黒ずみ落雷が遠くで光ります。大粒の雨がたたきつける様に振り出しました。諦めて首都高速のトンネルの中で雨宿りです。2020.09.07

1時7分:時折小振りになるので出発しようかと身構えると又大粒の雨、20分程その繰り返しです。やっと今度こそと思える程雨が弱まります。外に出ると又少し雨粒が大きくなりましたが雨で濡れる事はそれ程苦ではないと覚悟を決め土手のジョギングを開始しました。時間の経過と共に雨は上がりましたが、その見返りに強風が蘇ったような天候です。2020.09.07
カヤツリグサ

折り返し点の橋の下の河原にカヤツリグサが群生していました。今までタマガヤツリグサに興味を惹かれて普通のカヤツリグサはあまり関心を持つことがありません。2020.09.07

今回は雑草の中で群落を作るカヤツリグサに出会って再度写真を撮りました。私が今まで目にしてきたカヤツリグサは草刈りがされた綺麗な原っぱでツンと先端を伸ばした姿だけでした。このような野生の姿は見逃していたのかもしれません。2020.09.07

アメリカタカサブロウ(亜米利加高三郎)
見過ごすほどに小さな白い花を付けた群落が目に入りました。肉眼よりカメラの目の方が的確に其の姿をとらえているようです。記憶が確かなら3~4mm程度の極小の白い花です。2020.09.07

蕾も見える事から今が盛りなのかもしれません。この奇妙な名前はサイトに書かれた植物の専門的な人たちの画像からの推定です。違っているかもしれないと危惧しています。2020.09.07

ツルマメ (蔓豆)

他の草に絡まるものもあれば、互いが外れないようにとしっかりと捩じり上げたりしながら弦を伸ばしています。絡み合った弦を外すのは容易でない事が見てとれます。小さな紫の花を咲かせています。2020.09.07

 

紫の花は極めて小さいものです。多くの野の花は実物より拡大された画像がより不思議でより美しく見えるようです。高貴な紫の花がこのような複雑な花びらである事は目視では正確には見えないと思います。2020.09.07

ノアズキ(野小豆)
ツルに複雑な黄色の花を付けたノアズキ、野の花の例にもれず実物より拡大された画像がより美しく見えそうです。2020.09.07
花弁の複雑な意匠には驚きです。人間の楽しみの為に改良が繰り替えされた園芸種と異なり生きる為に進化した花の形や色は見る者に大きなインパクトを与えてくれるように感じます。2020.09.07
キクイモ (菊芋)

土手の草むらの中に一際目立つ鮮やかな黄色の花が見えます。これまでも何度か目にしたことのあるキクイモの花です。出来る事ならばいずれその芋を見てみたいものです。2020.09.07

キツネノマゴ(狐の孫)

細長い穂の間に可憐な薄紫の花を咲かせています。野の花にしては優雅な姿で目に優しい印象を受けました。2020.09.07

花の咲き方に加えて葉の形もかなり洗練された姿を醸し出しているように感じました。野の花でも極めて野生的な姿の花もあればこのようにまとまりを見せる姿の花もあります。2020.09.07
ガガイモ(蘿摩)

凡そ一月前の8月3日の土手のジョギングの折りに目にしたガガイモ、今が盛りのようでかなり群落を広げて綺麗な星形の花を沢山咲かせていました。

未だ蕾もかなり残っているので満開の時はあと半月ほど先なのかもしれません。2020.09.07

多くの昆虫が花の開花に合わせて集まっていました。公園の花が人間の手助けで生きているとしたら、野の花は昆虫類が大きな手助けをしてくれて共存の実を上げている証が目の前で見られます。声援を送りたくなりました。2020.09.07

アイノコセンダングサ(合いの子栴檀草)

ハキダメギクコセンダングサも推測しましたが、白い花弁が見られる事からアイノコセンダングサではないかと推定しました。2020.09.0

 

台風10号の影響で時折土手の上では強風が吹きます。アイノコセンダングサは細い茎を90度ほど曲げてその強風に耐えています。しかし野の花の生命力には驚かされます、ボッキリと折れるのではと案じる私の前で身を目一杯曲げて風をやり過ごしています。2020.09.07
クサギ(臭木)

木立ちの続く薄暗い湖岸の道に奇妙な花びらを付けた樹高2m程の木が数本見られます。家に戻ってからサイトで調べるとクサギではないかと推定しましたが、果たして正解かどうかは分かりません。2020.09.07

マユミに蕾の状態の花は似ていますが大きさと言い雰囲気と言いこれほどおおざっぱではないようにみえます。かなり大きな花です。2020.09.07
高さは1m~2m程の小灌木の類です。この辺りには数本のクサギが見られました。花の盛りは少し過ぎたようです。2020.09.07
クズ (葛)

秋の七草の一つ、葛の花がかなりのテリトリーを広げて花を咲かせていました。この辺りは自然の湿地帯を保つ目的であろうと思われますが、本来の自然の姿が色濃く残っています。自然の花を楽しみにしている私に心が躍る場所です。

やはり紫の花は個人的な好みに合うようで、少し薄暗い道の脇の草藪という風景の中でも思わず惹きつけられます。2020.09.07

今の暮らしでは野の花を目にする事が難しくなっています。通りがかりの家々のプランターにはホーム・センターで売られている花が並んではいますが、野草の生きるスペースはありません。

土手のジョギングのお陰で独特の特徴を持つ野の花に出会う付録が付いてきました。一年を経てどれ程の野の花の姿を堪能できるのかとその結果を楽しみしています。2020.09.07

 
一月ほど前に満開のセンニンソウ(仙人草)が木の生い茂る湿地帯の中で満開で咲いていました。薄暗いこの道では純白の綺麗な花を付けて弦を伸ばすセンニンソウが一際目立ちます。野の花の生命力と適応力は場所によって花の季節にかなりの幅が生まれる事がしばしばあります。園芸用なら精々1週間から10日程の幅でしょうが、この例にも見れるように野の花は一月又それ以上の幅がある事が実例で示されます。2020.09.07
10/10/2020
             
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Copyright (C) Oct. 10,2007 Oozora.All Right Reserved. 10/10/2020 更新   ()転載