雪の日光&鬼怒川 ①華厳の滝 ②鬼怒川
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厳冬期の華厳の滝 2023.2.20 (禁)無断転載 |
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3月までが期限のステイナビの特典を使って温泉巡りをと思いつきました。かなり面倒な手続きと聞いていたので敬遠していたのですが、終わると分かって手続きをしてみました。手間の掛かる申し込みでしたが、今回ステイナビを利用して鬼怒川温泉に出かけてみることにします。 それなら厳冬期の氷結する華厳の滝等の日光の氷瀑を見ようと思い立ち東北道を使って日光市にやってきました。通常日光を尋ねる目的は山に登ったり花を見たりで、記憶もおぼろな子供時代の修学旅行で華厳の滝を訪れた以外何時も素通りしていました。 厳冬期なら空いているだろうと華厳の滝⇒龍頭の滝⇒湯滝と続く中禅寺湖周辺の散策に俄然興味が湧いてきます。 日光市に近づいてくると眼前に男体山を初めてとした日光連山が姿を見せてくれます、左から男体山、太郎山、大真名子山、女峰山と思われる。天気予報によれば今日は快晴の一日が続くようで美しい風景が堪能できるのではと雪の残る日光連山を目にして期待が高まります。 2023.02.20 |
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画像をクリックして、二つの動画を含めた”冬の華厳の滝”のスライドをご覧ください。 |
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いろは坂を登りきると中禅寺湖の周辺に車で行ける幾つかの滝が見られます。今回は華厳の滝から始まり、龍頭の滝、湯滝と3つの滝を訪れてみました。いろは坂も中禅寺湖に沿った120号線も道路に雪が見られません。辺りの風景を眺めながら楽しいドライブでした。 2023.02.20 |
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スマイル館住所:栃木県日光市森友923−3。 個人的に、地元の方々が訪れる農産物直売所は私の最も興味深い場所になります。今回も、前回訪ねた日光市内の農協直売所・スマイル館で地元の人達が育てた農産物を買いたいと大いに期待しながら再度訪れてみました。 2023.02.20 |
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個人的な好みとして観光用の農産物には興味が ありませんが、地元の方々の日々の食べ物こそが私の心を惹きつけるお土産です。その地の土の力で育った農産物こそまさに風土が凝縮されていると旅の大きな楽しみの一つと期待しています。 今回は巨大な大根に驚かされました(高原の村の人からは大根は細目が美味しいと聞いていますが、私の腕より太い大根に引き寄せられました)。大きな梨が3個¥1,000で売られていました。せめてものささやかな贅沢にと瑞々しい美味しそうな姿に魅かれて買い込みました。 2023.02.20 |
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柔らかそうなホウレンソ、美味しそうなレンコンなどを籠に入れながら店内を歩いていると私を小躍りさせる品を見つけました。私の大好きなヤツガシラが無造作に棚に置かれていました。 家人を呼んで二人で相談して10個程を籠に入れて今回の旅の幸先が良い事を実感した次第です。¥200前後の値段と言い姿と言い正にこの地で生まれた得難い食べ物です。街では滅多に目にしない食べ物なので10個程買い込みました(それでも泊まるホテルに着いてよくよく考えれば知り合いのお土産にぴったりだと思い、翌日再度立ち寄り更に10個買い込みました)。 2023.02.20 |
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明智平 |
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案じていたいろは坂には雪が全く見られず快適に中禅寺湖を目指して進む事が出来ました。途中、今まで車を止めた事の無い明智平の県営無料駐車場に車を止めてみました。 眼下にいろは坂の下り方向の坂道が見えます。 2023.02.20 |
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空を見上げると男体山の大きな姿が眼前に広がっています。2022年8月に八合目で引き返した事を懐かしく思い出しました。 2023.02.20 |
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華厳の滝 |
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いろは坂をあっけなく登りきると左に中禅寺湖が望まれます。右に曲がると華厳の滝駐車場、駐車スペースも残っていました。車を止めてエレベーター乗り場に歩きます。 2023.02.20 |
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エレベーターが近くなると眼下に華厳の滝が見えてきますが、残念ながらそれ程広範囲に結氷して居ない様子が見て取れました。それでも周囲に雪が残る珍しい姿は十分私を楽しませてくれます。 2023.02.20 |
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一人¥570のエレベーターの利用切符を買いました。切符売り場も閑散としてしているので待たずに切符を購入してエレベーターに向かいました。荒々しい華厳滝とは正反対のあたかもホテルのエレベーターのような綺麗な乗り物に乗るとあっという間に展望台に到着です。 2023.02.20 |
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エレベーター乗り口の回廊はビルの中のように綺麗な作りで驚かされます。 2023.02.20 |
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エレベーターを降りて展望台に出ると眼前に流れ落ちる華厳の滝の姿が広がっています。残念ながら表面が氷結することなく水が流れ落ちていました。 2023.02.20 |
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華厳の滝が流れる周囲の崖から流れ落ちる水が集まり大きな流れを作って流れ下っていきます。 2023.02.20 |
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それ程広くもない展望台を移動しながらカメラのシャッターを押してみました。厳冬期にしては極めて穏やかな天候のお陰で落ち着いた気分で落下する滝の流れを眺めることが出来ます。 2023.02.20 |
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一段下の展望台に移動してカメラのシャッターを押しました。厳冬期の為か訪れる人の数がまばらの展望台を自由に移動してシャッターを押すことが出来ました。 2023.02.20 |
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混雑しない展望台で存分に華厳の滝の冬景色を堪能することが出来ました。今夜泊まるホテルには明るい内に到着したいので次の龍頭の滝に向かうことにします。 2023.02.20 |
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エレベーターで入口に戻り駐車場へと戻ることにします。道の途中から再度華厳の滝を眺めて、未だ去りがたい気持ちに踏ん切りを付けることが出来ました。 2023.02.20 |
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中禅寺湖の風景を眺めるべく駐車場に車を置いて赤い鳥居を目指して歩きます。家人は車で待つというので大急ぎで往復することにしました。 2023.02.20 |
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大鳥居の脇に立つ明治天皇の歌碑の傍から湖岸におりて対岸を眺めました。 今年の春、中禅寺湖千手ケ浜のオオヤマザクラを鑑賞した後に訪れた美しいアカヤシオが満開の半月山の姿を探してみました。右端の辺りかもしれませんが判然としませんでした。 大急ぎで道を戻ります、暖かな天候で汗をかいてしまいました。 2023.02.20 |
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紅葉の頃の龍頭の滝の美しい姿は見た事がありますが冬の姿は初めての経験です。駐車場に車を停めて遊歩道に出ると雪が解けて石段の上に氷が張っていました。 手摺にしっかり手を掛けて慎重に石段を登ります。もっとも美しい姿を見せてくれる場所に立ってみました。やはりこの天候のせいか川筋には若干の雪が残っていますが大量の水が流れ下っていました。 2023.02.20 |
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下りはより慎重に足を運びながら滝の様子を覗き込んでみましたが水流が勢いよく流れ下っていました。 2023.02.20 |
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茶屋の入口まで下ってから通路から二股に分かれる様子を写しました残る雪が冬の姿を見せてくれます。龍頭の滝の流れを見て、これから尋ねる湯滝も氷結する姿は見れない予感がしてきました。 2023.02.20 |
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湯滝 |
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湯滝の駐車場は通行止めで、滝まで歩くにしてはかなり雪が深そうなので湯滝を上から眺めることにしました。 湯川は戦場ヶ原の湿地帯を流れ、龍頭の滝を経て中禅寺湖に流れ込みます。そしてそこから更に流れて華厳の滝に落ち込む湯川の始まりがこの湯滝になります。 湯滝に水を流す湯の湖は一面の雪に覆われていました。 2023.02.20 |
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湯滝には湯の湖を経て温泉が流れ込むので氷結は難しいのではと推測していましたがやはり岩肌を水が流れ下っていました。 それでも周囲が雪に覆われているので十分冬景色を楽しませてくれました。 2023.02.20 |
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瀧に沿った道も雪で覆われているので下ることを諦めて下を覗き込むと何となく湯川の流れが見えました。 心配した雪もいろは坂や周囲の道路には見られず初期の目的を達することが出来ました。湯滝で今日の旅は終わります。帰路幾つかの場所に立ち寄りながらホテルに向かうことにします。 2023.02.20 |
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15時19分、金精峠から続く120号線をいろは坂を目指して緩やかに下ります。 大きく広がる青空の中に大きな男体山が姿を見せてくれました。 2023.02.20 |
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日光連山との別れの場所にやってきました。最後に私が登った太郎山と女峰山が流麗な姿を見せて別れを告げてくれました。 2023.02.20 |
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120号線の進行方向の反対側・右側には戦場ヶ原の雪原が望まれます。今年の夏の散策を懐かしく思い出させてくれる風景です。正面の山が数年前に登った日光白根山ではないかと暫し懐かしく眺めてみました。 2023.02.20 |
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旅の一日目の日光の滝巡りは無事終わりました。いろは坂を下り日光市内を抜けて今夜の宿のある鬼怒川温泉に向かいます。もっとも案じた雪が見らないので帰路は中禅寺湖畔のドライブを楽しみながら下ることにします。2023.02.20 |
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03/12/2023
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