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⇐”10月の村の花”のスライド画像です
那須茶臼岳の姥ケ平の紅葉が見頃ではないかと推測して、天気予報では雨との事ですが県境の村にやって来ました。12日は生憎の一日中の雨と霧となりましたが、それはそれで素晴らしい姥ケ平の紅葉に見惚れました。
県境の村では花の季節が過ぎて真っ赤な実があちらこちらで見られます。贅沢は言えません、次回村に来る頃は雪が木々を覆っている事でしょう。 2020.10.13 |
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紫色に輝くムラサキシキブの実が大量に枝から下がっていました。ひいき目である事は分かっていても、標高の高い寒冷の地のこのあたりで見られる赤い実も紫の実も透明感と光沢があるように感じています。
畑仕事やペンキ塗りに気を取られてムラサキシキブの事をすっかり忘れるところでした。2020.10.13 |
街の植木屋さんで買った当時のひ弱な面影はありません。壮大に茂り大きな塊となっています。紫の実の輝きは流石高原の実だと見惚れています。2020.10.13 |
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夜の闇の中でも嗅ぎ分けられる芳香が庭一面に漂っています。庭の一等地に、始末の悪い程に育った金木犀に罪はありませんが時折途方にくれます。時には選定は行いますがあっという間に元の木阿弥です。
こうなる事とは予想もつかなかった昔に、よせば良いの更に1本の小さな金木犀を植えてしまいました。今ではこの小さな木も私の背丈を優に超えて大きな樹形を作っています。2020.10.13 |
極めて地味な花が芳香の元になっています。花が散った後には大量のオレンジ色の花の残骸が地面に散らばっています。いつの間にか冬が来ますが、現金なもので雪の中でも泰然と緑の葉を茂らせてくれるキンモクセイを大いに頼りにしています。2020.10.13 |
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格別大きな実を付けるわけではありませんが個人的に大好きな秋の紅葉する木の一つです。独特のコルク質の羽根を枝に付けた姿も好みですが、ニシキギの名前の”錦”のような紅葉がどこからでも目に入ります。
羽根を付けたような枝の形状からこの辺りでは”カミソリ”の木と呼ばれています。ニシキギの名前は余りポピュラーではないようですが、別称のカミソリの木は形状を上手く表しています。2020.10.13 |
ニシキギの紅葉は始まったばかりのようです。最も美しく紅葉する姿が見れそうもない事はまことに残念です。 2020.10.13 |
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庭石の脇に植えた大輪のサクラゲンカイツツジの紫の花弁が咲いていました。2020.10.13 |
サイトで調べたところキリギリスの仲間の”クサキリ”ではないかと思われる(正確ではありませんが)綺麗な薄緑の昆虫が赤く紅葉したサィラゲンカイツツジの上に止まっていました。
大好きな咲き方のサクラゲンカイが花を咲かせてくれただけでも大きな喜びですが、美しい昆虫まで見せてくれました。
カメラを近づけても逃げる気配もありませんでした。2020.10.13 |
9月23日に花を咲かせて迎えてくれてから既に2週間以上が立っていますが、更に花と蕾の数が増えていました。2020.10.13 |
サクラゲンカイツツジは他にも2本植えてありますが、そちらはほぼ紅葉した葉が見られるだけです。この小さな株のサクラゲンカイツツジは詳細に観察すると、紅葉した半分に多くの花と蕾が見られます。残り半分の緑の葉の繁る方には蕾が数個見られるだけです。
この紅葉した葉の蕾はこれからも次々と冬が近いこの村で花を開かせるのでしょうか。雪の降る高原の村で元気な姿で春を迎えて貰いたいと念じました。2020.06.23 |
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少し茎を伸ばす時期が早いと思われますが、何時も見られる場所からかなり離れた石の脇にカンワラビが茎を伸ばしていました。花粉が風に乗って飛んで根付いたのかもしれません。個人的には寒い冬に緑の茎を伸ばしてくれる大好きな野草の一つです。
元気に雪の降る寒いこの村でもあちらこちらに種を飛ばして増やしてもらいたいものです。2020.10.13 |
ツワブキ |
築山の上の石灯籠の下に斑入りのツワブキがヒッソリと一つの塊を作っていました。私の好みに合う野の花の佇まいを感じさせる植物です、一代目は枯らしてしまいこれは2代目になります。どうも一代目の斑入りの斑がより大きくその数もより多かったように記憶しています。その内にと待ってはいるのですが中々望みが叶いません。2020.10.13 |
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秋から冬に待ち焦がれるツルリンドウが赤い実を付けていました。このツルリンドウの赤い実は(下段の白い花の実です)1m程の高さのサツキの木に絡まって蔓を伸ばしていました。嬉しい事に1本の長い蔓には10個程の赤い実が下がっていました。この辺りは日当たりが良いので早めに花が咲いたのではないかと思います。
他にもツリンドウはかなり見られるので今年の冬にはかなりの赤い実が見られそうです。大きな楽しみが出来ました。2020.10.13 |
この可憐な白い花がツルリンドウの花ですです、この花は約2ケ月程前の8月24日に撮影しています。此処に掲載された赤い実はこの花が成長・変化したものになります。2020.08.24 |
この艶やかな赤い実が雪の降る冬になると更に輝きを増して行きます。厳しい冬の寒さの中で健気に実を成らせる姿は私に細やかなエネルギーを与えてくれるようです。嬉しい事に木陰や石の脇などにも幾つかのツルリンドウが見られるのでこれから冬への大きな楽しみの一つです。
果たして本当かどうかは不明ですが、私がツルリンドウを
目にするのは山の上やこの村のような寒冷地が多いようです。街では目にした記憶がありません。それも艶やかな厳冬期の実の輝きを更に意識させるのかもしれません。2020.10.13 |
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山野草が多く見られる山沿いの一角にグロテスクな種が見られます。可憐・優雅の言葉がぴったりのヤマシャクヤクの種です。今年も花を見る事が叶いませんでした。
来年はこの種から芽が出て増える事を願っています。この文章を着ながら何か大切な忘れ物が有ったと思い出しました。種を土に埋める事を忘れてしまいました。果たして次回の折りまで地表に幾つ残っているかと俄かに不安を覚えます。2020.10.13
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これは2010年に目にしたヤマシャクヤクです。そうだとすると10年以上前になります、随分目にしていない間にも可憐なヤマシャクヤクは子孫を増やしてくれているようです。赤いヤマシャクヤクは枯れてしまった事を承知していますがせめてこの白いヤマシャクヤクだけでも何時の日か再開が叶う事を念じました。2010.5.12 |
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裏山に咲いていたマムシグサが鳥か動物に種が運ばれてきたようです。名前が恐ろし気で花の姿も何処か不気味な色合いなので8月24日に県境の村に来て白い種が出来居ている事を見て直ぐに切り取りました。地面に放置された白い種が枯れずに約2ケ月後の10月13日にこのオレンジ色に実っていました(多分通常は真っ赤になると思います)。今回は地面に放置せずに生ごみ用の入れ物に入れて分解する事にしました。
名前の通りの凄まじい生命力に感嘆しました。2020.10.13 |
ヒマラヤトラノオ |
村の近くの沢に紅葉の進み具合を見に来ましたが、那須岳姥ケ平とは大違いで未だ紅葉の気配が見られませんでした。その帰り道の道端に咲いていた野草が目に留まりました。
赤紫の大きなトラノオに似た花房です。家に帰ってからサイトで調べましたがはっきりと確定が出来ませんでした。
ヒマラヤトラノオが最も近かったので一応その名にしましたが花弁の形が少し違うような気がしています。他にはオオケダテ(大毛蓼)が似ています。名前が判明次第訂正いたしたいと思います。2020.10.13 |
花房が大きなものは25cm~30cm程もあります。野の花にしては少しまとまりが有りすぎる様な気もしています。2020.10.13 |
エゾリンドウ(蝦夷竜胆) |
少し車で道を登ってみると草原の斜面にエゾリンドウの群落を見つけました。那須岳姥ケ平では見られなかったので興味深く見る事にします。周りの草丈とほぼ同じ高さのエゾリンドウは雑草の中に埋もれていました。2020.10.13 |
エゾリンドウは花が半開きのような地味な咲き方が多いようです。この花も花弁の中は見えません、それはそれで野の花らしく奥ゆかしい雰囲気です。2020.10.13 |
群落の一番上の日当たりの良い場所の株は太陽の光を存分に浴びて花弁をハッキリと開かせていました。優雅な紫の花弁の塊を暫く眺める事にします。花の色は見る者の心を静めてくれるような気がしています。2020 |
県境の村は秋の盛りです、花の季節が終わり赤い実の季節に移って行きます。紅葉は未だ標高1,000メートル前後のの場所が盛利のようです、村の紅葉には未だ2週間は要するでしょう。2020.10.13
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10/20/2020
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