紅梅咲く徳丸北野神社狛犬阿像・文久三年(癸亥・1863年) *(禁)転用・使用 |
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常盤台天祖神社の文久三年(癸亥・1863年)の狛犬阿像の後ろには大量のおみくじが下がっています。沢山の人に一時とは言え人世の指針を与えた事でしょう。2019.03.03 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
御由来を読むまでは文久3年の狛犬の台座に付いたかなり大きな穴は何だろうと思っていました。昭和20年(1945年)の空襲時の傷跡だと分かりました。良く狛犬本体が破損しなかったものです。2019.03.03 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
右に置かれた阿像と思われる江戸の狛犬、大きさとしてはやや小振りです。氏子の方々の手入れが良いせいか状態が極めて良好で摩耗や欠落が見られない素晴らしい文久3年の江戸の狛犬です。頭には擬宝珠が彫られています。2019.03.03 |
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左の吽像と思われる狛犬、彫りには力が感じられますが物静かな印象を受けます。付属物を排して(擬宝珠は神域に似合うとして)狛犬本体だけを彫った意匠がそう感じさせるようです。 もしかすると誰でも喜びそうな子供を彫るというのはもう少し後の時代なのかとも考えましたが、個人的にはスッキリした江戸の職人らしい姿の狛犬に出会えて楽しい一時を過ごす事が出来ました。2019.03.03
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常盤台天祖神社二つ目の狛犬 |
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右に置かれた吽像と思われる狛犬、玉らしきものを足元の収めているように見えます。残念ながら前面が少し破損しているようです。野天に晒される石像には避けがたい末路が待っています。2019.03.03 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
二つ目の狛犬の先の道路より更にもう一つの小型の狛犬が奉納されています。高い位置にあってハッキリとは見えませんが所謂招魂社タイプと言われる狛犬のように見えます。 天皇陛下御即位10年らしい文字が見えます。平成10年の新しい狛犬です。出だしから3つの狛犬を見る事が出来ました。冷たい雨も苦になりませんが、時折カメラのレンズに掛かる雨粒を拭かなくてはなりません。次の徳丸北野神社に向かいます。坂を登ったり下りたりと細い道のドライブが続きます。2019.03.03 |
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参道の石畳も冷たい雨で濡れて光っています。その中で参拝の人が途切れずに訪れています。2019.03.03 |
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拝殿横の雨に濡れた狛犬の背中に数枚の紅梅の花びらが張り付いていました。 コート無しでは少し厳しい寒い日和ですが紅梅は時が来たのでお構いなしに鮮やかな花びらを開かせていました。2019.03.03 |
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徳丸北野神社狛犬・文久三年(癸亥・1863年) |
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右に置かれた簡素な彫りの狛犬、阿像と思われます。彫りはあっさりとしていますが全体のバランスに違和感を感じない静かな姿の狛犬です。大きさは一般的なサイズです。 背中には雨水が流れ紅梅の花びらが数枚張り付いていました。前面は生垣が塞いでいるので狛犬は少し横から見る事になります。2019.03.03 |
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口の開き具合はそれ程右の狛犬と違いませんが若干狭いので吽像と思われます。左の狛犬から右の阿像を写しています。左の吽像も阿像と同じく前面の生垣が張り出しているので横から見る事になります。台座には文久三年の文字がハッキリと見えます、嬉しい事に江戸(所謂朱引き内の江戸府内かは分かりませんが)で見る江戸の狛犬です。2019.03.03 |
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左に置かれた吽像と思われる狛犬です。狛犬本体はかなりあっさりとした彫りですが台座にはツバキか牡丹の花(花の種類はハッキリ分かりませんが)が彫られているように見えます。2019.03.03 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
雨の中でも途切れすに参拝の人が訪れます。子供の姿が見られるのは天神社との関連のように見えます。境内にあるいくつかの摂社にもお参りをしていきます。 富士塚の一種に見える小さな石の社も祀られています。2019.03.03 |
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天神社縁の神社らしく、蕾が開きだした紅梅の木の下に牛の像が奉納されていました。2019.03.03 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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01/20/2020 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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