2021年4月の村の花①草花編 ②樹木編

街に帰る朝、高原の春の花を大量に切り取りました ()・無断使用転載

⇐”4月の村の花①草花編”のスライド画像です

(4月の村の花木②樹木編)

暖かい今年の春は、冷気の満ちる高原の村にもやってきていました。既にかなりの花々が咲き出しています。花々が最も美しい姿の咲き始めの時期にあたったようです。高原の村では日が落ちると未だストーブが手放せません。 2021.05.19

八重イチリンソウが更にそのテリトリーを広げて真っ白な花を旺盛に咲かせていました。2020.10.13

陽の光を一杯に浴びて、ストーブが必要な冷気の立ち込める夜の闇が明けると旺盛に小さな白い花びらを開かせています。2021.05.19

嫌になる程ではありませんが、一面に小さな白い花を咲かせながら更にその範囲を広げています。かって此処にはエイザンスミレが咲いていたのですがその姿は見えません。2021.05.19

辺りに芳香をまき散らしながら白い水仙が咲き出していました。何時も感じる事なのですが白い花弁が何故か透明感を帯びているように見えます。この心証は多分高原の冷気が育むのではと一人納得しています。2021.05.19

冷気の満ちる高原の村でも早春の枯野の広がる中でも花を咲かせる水仙は冬が去り行く事を知らせてくれます。今年の暖かい春は、他の花の開花も歩調を合わせたようで、早咲きのスイセンも沢山の花の中の一つでした。2021.05.19
ヤマシャクヤク高原の村の野地に咲く自然の八重の水仙、何時も雑草と一緒に草刈り機で刈り取る為に中々花を付ける事ができません。雑草が未だ伸びない今、野の花らしくない豪華な花を咲かせていました。2021.05.19

高原の冷気が合うのか正に雑草の如く旺盛にテリトリーを広げ大量の花を咲かせてくれます。洋種の花としてはその静かに咲く風情が個人的の好みにあうので、増えるに任せて放置しています。隣接して咲いていた桜草はいつの間にか飲みこまれてしまいました。2021.05.19

個人的な趣味として一重の花弁が好みなので、園芸店で時折一重の珍しいクリスマスローズを求めて植えては居るのですが、季節が合わないのか変色するのかいつの間にか最初と違う花弁を開かせています。

これは紫色の花だと思いますが少し季節が遅れて色が変わってしまったようです。白とこの紫が最も旺盛にテリトリーを広げています。2021.05.19

中でも最初に植えた白い花は極めて強靭で冬は雪の下で過ごし、早春には大きな純白の花弁を開かせてくれます。2021.05.19
これは珍しい色だと買い込んで植えたのですが、季節が遅かったのか色が少し違っているようです。2021.05.19
これも珍しい色だと買い込んだものですが、少し色が変色しているかもしれません。中々、最も美しい花の時にピッタリ合わせて見る事が叶わないのが残念です。2021.05.19
街の友人にも上げるのでかなり大量のクリスマスローズを切り取りました。2021.05.19

今までクリスマスローズは水揚げが悪いので持ち帰る事が稀でした。今回、ネットで湯上げをすると水揚げができると書かれているのを参考に、熱湯に茎の下端部を1分ほど付けてみました。確かに水が上がっているようです。

2021.05.19

梅の木の下で鮮やかな色合いのアメリカコマクサが蕾を開させようとしていました。開花前の最も美しい花弁に目を近づけて見ます、一年ぶりの再会です。2021.05.19

雪に埋もれてよくぞ耐えたと心の中で褒めてあげました。2021.05.19

山モミジの大木の木陰の石の前にオキナグサがひっそりとまさに花を開かせようとしていました。正に時が来てただ咲く姿は私の好みにピッタリです。2021.05.19

冷気の強い朝の間は花びらを閉じて陽の光を待っているようです。2020.06.23

イカリソウもやっと咲き出したようで恐る恐る花弁を開かせていました。やはり高原の冷気は多くの花には厳しい試練でしょう。2021.05.19

今は黄色のイカリソウしか目に入りませんが、白とピンクがあるのでいずれそれらも咲くでしょうが、上手くその時に訪れる事ができるか分かりません。2021.05.19

ニラバナがあちらこちらに群落を造って咲いていました。他の花と同じくまさに咲き始めの最も美しい時に出会ったようです。ブルーのニラバナが3本の梅の木の周囲にかなり群落を造っています。2021.05.19

沈丁花の木の下の白のニラバナ、シュウメイギクに取り囲まれて窮屈そうに咲いていました。秋に咲くシュウメイギクはかなり旺盛な花なので時折間引いています。2020.08.24
小さなプラステイックの池に植えた水芭蕉、今ではかなりの株に成長しています。既に池は破損していますが、多少は湿地帯の湿度を保っているのか7~8個程の花が開きだしていました。2021.05.19

中でも最も姿の綺麗な水芭蕉を写してみました。県境の村も湿り気が少ないようで花の様子にもそれが見て取れます。通常の天候なら瑞々しい花弁を見せてくれるのですが・・・

 

ヤマシャクヤク大きな紅葉の幹の脇にイチリンソウが群落を作っています。ヤエイチリンソウ程大量に花を付けるわけでもなくヒッソリと咲いています。見過ごす程の密かな野の花の咲き方に魅了されてます。2021.05.19
ヤマシャクヤク目を近づけてイチリンソウの清楚な白い花をしみじみと眺めて見ます。細部に至るまで緩みを感じさせない美しい白い花は、やはり静かにただ咲いていました。2021.05.19

格別植えた記憶も無いのですがムスカリが幾つかの群落を造って咲き出していました。やはり高原の冷気のせいか、私の思い込みか、透明感のある紫の花はありきたりのムスカリにもどこか気高さを感じます。2021.05.19

梅の木の下の群落を写しました。特異な姿で群落を作る青い花房は風景に適度な多様な美しさを醸し出しているようです。2021.05.19

かなりの数のシャクヤクの赤い茎が元気に育っています。残念ながら中々花の季節に合わせて高原の村を訪れる事が出来ません。今年は特にコロナの影響で多分芍薬を見る事は叶わないでしょう

肥料だけを根に撒いてやりました。全て一重の可憐な芍薬です。2021.05.19

高原の村の花木・4月の樹木編は近日中に掲載申し上げます。
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