どこでも富士山・・・いつでも富士山①  ②へ
富士吉田市・新倉浅間公園・五重の塔と富士山 ()無断転載

何時でも富士山・どこでも富士山スライド
土手に密やかに咲く可憐な野の花の画像をニコンのイメージ・スペース・何時でも富士山のスライドでご覧いただけます。2020.11.09
スライドショー・一覧表

富士山のページ
2020年 どこでも富士山何時でも富士山 
2019年 どこでも富士山 
2017年 何処でも富士山・御殿場山神社の狛犬 
2016年 富士山と小田原市の 狛犬 ・ 
2014年 紅葉の富士山 
2009年 富士浅間神社 三つ峠 天下茶屋

2020年11月9日、所用が出来て御殿場に出掛ける日です。それなら、この際初めての”ゴーツー・トラベル”を利用して山梨県の石和温泉に一泊してみようと早起きして車に乗り込みました。

道々、土地の人々の暮らしを見守普段着の姿で聳える富士山に出会える大きな楽しみが待っている事を期待しながらの出発です。

東名高速に向かう早朝、空には厚い雲が浮かんでいました。今日の空模様では富士山の姿を望むことは叶わないかもしれません。大きな楽しみが旅のスタート時点で思いやられることになりました。2020.11.09

朝ドレファーミ

富士五湖方面に出掛ける時は、殆どの場合一旦東名から厚木・小田原道路を経由して小田原市のJAの直売所”朝ドレファーミ”に立ち寄り、新鮮な野菜や果物をを買う事にしています。お客がほぼ地元の方である事が価格が適正で味の良い事の証に感じられます。”朝ドレファーミ”住所: 神奈川県小田原市成田650−1

今日は開店の20分前に着きましたが既に地元の方の行列が出来ていました。私達も行列に並んで開店を待つことにします。直売所の直ぐ西側を酒匂川が相模湾に流れ込んでいます。何処か温暖な土地の気配が漂います。

2020.11.09

 

県境の村の近くにあるJA直売所”り野菜庵”とは少し異なる温暖な地域の野菜や果物が買える事も嬉しい事の一つです。今回はこの地らしいミカンがかなり安価で買う事が出来ました。

加えて柿の季節らしく大量の富有柿を買う事が出来たのも幸運です。冷気の強い県境の村の辺りでは甘柿は殆ど採れません。かなり大量のお気に入りの野菜を買い込むことが出来て旅のスタートは吉と出ました。2020.11.09

御殿場に向かうルートは箱根越えもあるのですが、今日は先を急ぐので下の道を御殿場を目指します。やはり富士山の方向は雲が厚く固湧き上っています。せめて晴れているだけでも良しとしなければなりません。何時も立ち寄る御殿場の”JA御殿場そば処”で早めの昼食をとる事にします。2020.11.09
御殿場の”JA御殿場そば処”

昔と違ってこのお蕎麦屋さんも昼食時には大変混むので開店の11時にあわせて途中何処にも立ち寄らずにやって来ました。未だ昼食時間の前なので店内は空いていました。2020.11.09

地元小山町産のキウイフルーツをサービス出してくれました。大変甘いキウイフルーツで、酸っぱいものが苦手の私には大変美味しい味でした。

妻は何時もの通りの熱い天ぷらそばを頼んでいます。私はどうも天婦羅がだし汁で崩れてしまうのが苦手です。
2020.11.09

私の頼んだ天婦羅せいろ蕎麦です。このお蕎麦屋さんは多分、経験を積んだ主婦の人達が作っていると思うのですが私にはそれも楽しみの一つです。

個人的に能書きの多いいそばを食べるのは余り好みではありません。多分機械で打たれたと思われるこの蕎麦は地元の特徴が感じられる美味しい味です。

パンフレットによれば”御殿場みくりや蕎麦”と名付けられているようで、多分つなぎに山芋や自然場が使われているようですが私には通常の小麦粉のつなぎとの違いとその味を判別が出来ませんでした。昼時にはかなりの混雑なのが分かります。2020.11.09

山中湖

1時間ほどで御殿場での所用を終わらせて東富士五湖有料道路で山中湖ICに向かいます。石和温泉への途中山中諏訪神社に立ち寄り参拝をする事にしました。

此処まで来たので神社の先にある山中湖の長池親水公園に立ち寄る事にしました。駐車場から対岸に見える広大なすそ野を広げる富士山は頂上が厚い雲に覆われていました。山中諏訪神社参拝は別ページに掲載申し上げます。2020.11.09

 

 新倉富士浅間神社
明るい内に石和温泉へと思っていたのですが、どうもそれが無理である事が時々差し込む日の光の傾きから察しられます。幾つかの訪ねる予定を端折って富士吉田市の新倉富士浅間神社に向かう事にしました。神社駐車場への細い道に度肝ぬかれながら何とかやってきました。新倉富士浅間神社(あらくらふじせんげん) 住所:山梨県富士吉田市浅間2丁目4−12020.11.09
 

駐車場から続く石段を少し登って浅間神社で参拝をしてから更に石段を登る事にしました。2020.11.09

 

静かな境内で参拝をさせて貰ってから狛犬を探したのですが見当たりませんでした。かなりの人達が境内から続く上り道に向かっています。2020.11.09
石像の狛犬を見つかりませんでしたが、拝殿の柱に見応えのある木鼻狛犬の木彫が飾られていました。右に飾られた木鼻狛犬、象も添えられていました。2020.11.09
向かって左の木鼻狛犬、もしかすると石像の狛犬も奉納されているのかもしれませんが今回は諦めて五重の塔を目指して坂を登る事にしました。2020.11.09
拝殿の後方にしばしば写真で目にする五重の塔への登り道が見えます。かなりの人がその道を登って行きました。登り口に、”咲くや姫石段(396段)”の案内石柱が建っていました。目を上げると綺麗な石段が真っ直ぐに伸びていました。2020.11.09
五重の塔への石段の登り口から下を覗くと頂上が雲に隠れた富士山と富士吉田市の街並みが見えました。私の好きな暮らしの中に聳える富士山の姿に接することが出来ました。2020.11.09
案内板の一部を拡大しました。新倉浅間神社境内の外側・後方に広がる公園の中に五重の塔・忠霊塔が建っているようです。私達は案内図左の広い駐車場から新倉浅間神社で参拝を済ませ、398段の”咲くや姫石段”を登る事にします。2020.11.09

石段の周りの木々は紅葉の盛りです。一直線に登る石段の左脇には緩やかに登る坂道があります。私達は時間がないので石段を登りました。2020.11.09

これが桜と一緒に写った写真でお馴染みの新倉山浅間公園の五重の塔です。かなり新しい五重の塔のようです。2020.11.09

見晴らし台の辺りにはかなりの人が立っているので、少し離れた場所から富士山を見ました。”如何にも富士山”の取り合わせですが五重の塔と富士山を並べて写しました。

どうも、頂上を覆っていた雲が少し薄れて僅かですがその一部が見えるようです。2020.11.09

 
人混みを避けて五重の塔から右に道を進んでみます。境内から望んだ富士山と同じ姿が傾いた日の光の中に浮かんでいました。2020.11.09
”咲くや姫石段(396段)”と呼ばれる登りからは時折富士山が姿を現してくれます。ここでは紅葉する木々の間からの富士山です。2020.11.09
ほぼ公園の一番上まで登りましがそれでも数人の人が景色を眺めていました。日がかなり傾いてきたので、駐車場に戻る事にします。

屋根を掛けて守れらた明治天皇の銅像が坂の途中に建っています。2020.11.09

石段を下りてから後ろを振りかえると紅葉の帯が続いていました。個人的な感想としては、矢張り痺れるような寒気の中でひっそりとたたずむ北国の鮮やかな野生の紅葉の色彩を思い出してしまいます。

既に午後4時、幾つかの予定が残っていましたが、それは次回に回して石和温泉に向かう事にしました。2020.11.09

みさか道137号線・富士見橋
石和温泉へ向かう二つルートのどちらにするかを大いに迷いました。富士五湖道路経由で大月から中央高速にするか137号線・みさか道でトンネルを抜けて御坂峠を越えるか・・・。以前からみさか道を通りたいと思っていたことと、もしかすると途中の富士見橋で夕暮れの富士山を見られるかもしれないと期待をしながら一般道を進む事にしました。2020.11.09

新御坂トンネルの手前の小さな二つのトンネルを抜けると嬉しい事に進行方向左に側道が設けられている富士見橋が有りました。おまけに小さな展望台まで整備されていました。仕事帰りの人が立ち寄ったらしく展望台から富士山を眺めている姿が見えます、私達が近づくと階段を下りて席を譲ってくれました。目の前を時折車が走りすぎる暮らしの中から見る私の好きな富士山の夕景色です。

雲が流れて富士山が頂上を見せてくれました。既に午後4時40分、落日が近づいています。頂上から流れる雲がはっきりと見えました。大きな雲の帯を太陽の光が照らし出してくれていました。2020.11.09

辺りには誰もいません、私達だけの富士山が暮れ行く空に余すことなく全貌を見せてくれました。雲は刻々とその流れを変えてくれます。2020.11.09
この方向からの富士山には今まで馴染みがないので極めて新鮮な感動を与えてくれる風景を堪能しています。2020.11.09
富士吉田の町並みが暮れ行く富士山の裾野に姿を見せてくれていました。私の好きな暮らしの中の富士山の姿が目一杯に広がっています。2020.11.09
富士山に見惚れているうちにあっという間に辺りが薄暗くなってきました。目の前のみさか道を車が通り過ぎていきました。私達の少し後ろに一台の仕事帰りらしい車が止まっていました。私達も先に進む事にしました。2020.11.09
新御坂トンネルを抜けました。もう富士山の姿は見えませんが辺りは紅葉した木々が彩る長閑な風景が広がっています。後は坂道を下り石和温泉を目指すだけです。目的の宿に着い時には既に夕闇に温泉街が包まれていました。晩秋の短い一日は終わりです。2020.11.09
12/03/2020
 
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