どこでも富士山、何時でも富士山・冬 ②伊東から熱海 ①へ   

熱海梅園・梅の開花 2023.1.31 ()無断転載
富士山のページ
2023年 何処でも富士山何時での富士山冬 
2019年 どこでも富士山 
2017年 何処でも富士山・御殿場山神社の狛犬 
2016年 富士山と小田原市の 狛犬 ・ 
2014年 紅葉の富士山 
2009年 富士浅間神社 三つ峠 天下茶屋

帰宅の朝、朝食後伊東の街を散策してお土産物を買うことにしました。ホテルから伊東駅までは送迎のバスで送ってもらいました。未だ早いせいか駅前通りにも人影はみられません。下調べで選んだ”紅屋”を目指して商店街の風情を楽しみながら散策を続けました。

2023.01.31

⇦”何時でも富士山・何処でも富士山”と”熱海梅園”

富士山と熱海梅園のスライドをご覧いただけます。

往路は首都高速⇒東名厚木IC⇒厚木小田原道路・小田原⇒御殿場⇒芦ノ湖⇒十国峠⇒熱海⇒伊東。復路は伊東⇒熱海梅園⇒厚木小田原道路⇒厚木IC⇒首都高速。小田原市、御殿場市、伊東市、熱海市が今回の旅の主な場所になります。

2023.01.31

伊東の街歩き

10:07・紅谷さんは商店街ですぐ見つけることが出来ました。地元の人が書いたサイトの中で見つけた”紅花”と言う和菓子が店頭に陳列されていて一安心。

紅谷住所:伊東市中央町4−6

2023.01.31

私の印象では殆どの伊東の商店は地元の人々が日常的に買う事で成り立っているお店なので、一見の私達でも品質・価格に付いて安心して買う事が出来そうです。この紅谷さんも、観光客がメインではなくそのような店だと感じました。

個人的に食べるために”紅花”を買いました。

2023.01.31

紅花と栗饅頭を買いました。

2023.01.31

地元の方が書いたブログの通りこの”紅花”は私には初めての白餡との(との)組み合わせの栗饅頭で抜群の美味しさでした。栗を程よい甘さの白餡でくるんだ大変美味しいお菓子でした。

2023.01.31

商店街には観光客用だと思われる愛嬌のあるお湯かけ七福神が見られます。幾つかの石像にお湯を掛け一部の温泉は口に含んでみました。伊東の町は観光にすり寄る事が少なく普段の生活が見られる見甲斐のある町並みです。少し裏に入ると昭和の町が見られて大いに楽しませて貰いました。

近くの干物屋さんで幾つかの干物を買いました。これで今回の旅のお土産は揃った様です。

2023.01.31

10:49・商店街を抜けて海の方向に進んでいくと伊東市の中心部を流れる松川に出ました。松川に掛かる”いでゆ橋”を渡ります。橋の上から海を眺めていると川岸に咲くサクラが満開でした。多分この季節に咲くのはカワズサクラではないかと思います。

2023.01.31

今年初めて目にするサクラは既に春の訪れを告げてくれているようです。やはり伊豆は少し季節が早く進んでいるのかもしれません。

2023.01.31

松川の右岸に続く遊歩道を上流に向かって歩く事にしました。上流部にある音無神社を参拝したいと思っています。

2023.01.31

10:55・のんびり野鳥の群れが流れを泳いでいきます。小さな流れが松川に水を落としていました。街の厳しい冬の様子とは如何にも異なる穏やかな風景が広がっていました。

2023.01.31

墨東奇譚の永井荷風(明治12年・1879年~昭和34年・1959年)とほゞ同じ時代の木下杢太郎はその名を目にした記憶があるだけで著作に付いては何も知りません。この地の人であることも初めて知りました。

2023.01.31

木下杢太郎の描いた絵がプリントされて川岸に看板として飾られていました。

どこか懐かしい伊東の商店街から街の一部の散策を楽しむ事が出来ました。ホテルに止めた駐車場に戻り、渋滞が激しくなる前に家に戻る事にしました。

2023.01.31

蕎麦処 多賀

13:34・帰路多賀神社に参拝する予定があるので近くにある”蕎麦処 多賀”で昼食をとることにしました。昨日のJAふじ伊豆 御殿場 そば処 に続いてのお蕎麦屋さんでの昼食になります。

神社参拝後古民家風の店の周りの駐車場に車を止めて綺麗な庭の店の中に入りました。昼過ぎなら少し空くだろうと言う目論見通り殆ど待たずに畳敷きの店に案内されました。

蕎麦処 多賀住所・熱海市上多賀798

2023.01.31

それ程待つことなく蕎麦が出てきました。昨日の御殿場 そば処 より若干贅沢な感じの蕎麦が出てきました。

個人的な感じでは旅先での蕎麦としては十分美味しい味だと思いました。

2023.01.31

かき揚げを一つ頼んで二人で食べました。この地で採れたと思われる小海老が極めて美味しかった事が印象に残りました。

2023.01.31

箸袋にもこのお店の拘りが見て取れます。

2023.01.31

美味しい昼食を満喫して次の目的地熱海梅園に向かいます。趣のある古民家風のお店を再度振り返りました。

2023.01.31

熱海梅園

途中幾つかの熱海市の神社を参拝しながら(別稿で掲載申し上げます)広い駐車場のある梅園に到着。昨日箱根越えの折に梅園の前を通り過ぎたので迷うことなく到着しました。入園料¥300,駐車場¥600。

熱海梅園住所:静岡県熱海市梅園町8。

2023.01.31

14:42・入口に紅梅が植えられた梅園の出入口、流石この時間のせいか列に並ぶことも無く入園が叶いました。

2023.01.31

14:46・それでも入園してみると、平日の遅い時間にしてはかなりの人達が咲き出した梅の花の下を散策している姿が目に入りました。まだ寒波が厳しい折、未だ屋外で花の姿を見るのは難しい事からこれ程の人が訪れているのではと推測しました。私も今年の厳しい冬とコロナに飽きが来て花の便りに引き寄せられた一人なのです。

入り口の白梅が頭上を覆います。花の下を通るなど久し振りの気がしてきます。満開には暫しの時間が掛かる最も美しい花の姿が見られそうです。

2023.01.31

14:46・緩やかな坂道を登りながらきょろきょろと花を見つけては引き寄せられてしまいます。

2023.01.31

14:46・白い水泡を作る小流れが梅の花の咲く道になにがしかの風情を与えてくれているようです。天候と暖かい熱海の気候のせいか今日は水を見ても寒さを感じません。

2023.01.31

案内板が現れました。推測するにA点から入門して小流れを渡り現在地にいるようです。これから画面の左方向に向かって歩いてみる事にしました。

2023.01.31

14:47・黄色いロウバイの花が彩を添えていました。いったいにかなり人の手が入った庭園のようですが勢いよく四方に枝を伸ばして咲く黄色い花は辺りに違った空間を生み出してくれているようです。

2023.01.31

14:47・紅梅が色濃い花弁を開き出しています。小流れを右に見ながら続く道を辿っていきます。

2023.01.31

14:48・入れ替わりに少し樹高の高い白梅が姿を見せてくれました。

2023.01.31

14:49・足元には黄色のスイセンが咲き出していました。今年の厳しい寒波の続く街の冬景色では花の姿を見る事がありませんでした。何か別世界に身を置く気分です。

2023.01.31

14:53・滝の流れる洞窟が現れてきました。説明板によれば梅見の瀧と呼ぶようです。一見して作り物である事が知れますが道を辿ってみる事にしました。

2023.01.31

14:54・まさに裏見の滝の様相を作り出しています。薄暗い隧道に開けた岩の隙間から落ちる水が目の前を通り過ぎていきました。

2023.01.31

14:54・5~6mの短い隧道を抜けた広場から通り過ぎてきた滝を写しました。この水が梅園の中を流れる川の源のようです。最も滝の上には水を供給すると思われる場所が見えました。

2023.01.31

15:02・この滝の辺りが梅園の高い場所らしく見晴らしが中々良い場所でした。ベンチに座り手持ちのポットからお茶を飲みました。

2023.01.31

15:02・紅梅の傍に立って花を見上げてみました。やはりまさに満開の少し手前の濃い花弁が魅力的な風情を見せてくれました。

2023.01.31

15:03・紅梅の強い色に惹かれて花弁をズームで写してみましたが腕が悪く上手く写せませんでした。2023.01.31

15:10・小流れの左岸の道を下りながら入り口に戻る事にします。帰りは眼下に梅園の風景を眺めながらの散策になります。空に見える小山の姿も風景に大きな広がりを与えてくれています。

2023.01.31

15:14・足元に白いクリスマスローズの一群が花を開かせていました。私の大好きな花の一つ、県境の村では広い群落を作って時が来れば透き通るような白い花弁で辺りを埋め尽くしてくれます。

多分今は雪の下でじっと春を待っている事でしょう。

2023.01.31

15:13・曲がりくねった道のカーブを過ぎる毎に、異なる梅園の風景が現れ新たな感動を与えてくれます。その為にどうしても立ち止まる回数が増えます。

2023.01.31

15::13・この坂からは小山の斜面が背景に現れて梅園の景色に奥行きをもたらし呉れているようです。

2023.01.31

15:13・頭上の艶やかな紅梅の花弁を見上げています。

2023.01.31

15:13・この辺りが梅園のもっとも高い場所かもしれません。梅園がほぼ一望できます。これから坂道をゆっくり下りながら梅の花の風景を楽しみながら出口に向かうことにしました。

2023.01.31

15:22・坂道が終わり出口近くの平らな場所に出てきました。普段の生活からは想像もできない咲き誇る梅の中に続く道を散策することが出来ました。

今回の旅の最後に良い思い出が出来ました。

2023.01.31

15:45・熱海の市街地を抜けて海岸沿いの135号線を小田原に向かって車を走らせていると道路脇に大きな梅の木が花を咲かせて見送ってくれていました。

出発前の、箱根越えでの雪道の心配は無用の事だった高天気に恵まれた二日間でした。野菜類の購入、伊東市でのお土産類の購入も思っていたより大きな満足を得ることが出来ました。最後の熱海の梅園でも一足早い春を満喫することが出来た実り多い箱根越えの旅でした。

2023.01.31

03/05/2023
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Copyright (C) Oct. 10,2007 Oozora.All Right Reserved. 03/05/2023 更新   ()転載